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このブログでは40代男性やサラリーマンにむけて、気になる本を紹介しています。
今回、紹介するの本は、『単身40男の歩き方』。
本書は独身の40代の77人のエピソードが具体的に紹介されています。
読み終わった感想ですが、著者の厳しい意見が多すぎる印象ですが、読む人によって印象が違うかもしれません。
本書は『メンタル』『恋愛と結婚』『仕事』『人間関係』『趣味とお金』『ファッション』『健康』の7つのジャンルの中から構成されていますが、そこから抜粋した気になるエピソードを紹介します。
興味があれば、本書を手に取ってみて下さい。
今回は40代独身男性の現実は、かくしも厳しく、しかし希望にあふれている。
目次
恋愛と結婚編
総合商社勤務の裕司さん(42歳)は『40代に入っても、ときどき女性から声かけられたり、食事に誘われることがあるけれど、30代後半女性ならではなの必死さを感じてしまい、なかなか好きになれない』とこぼしていた。しかし2年が過ぎて、自分に声をかけていた女性たちが次々と結婚し、幸せな家庭を気づいていることを知り、胸がザワザワ・・・。「僕が好きなならなかったのだから後悔はしていないけれど、何かモヤモヤしています」と悩みを打ち明けた。(P.76、一部抜粋)
本書のアドバイス:自分がモテる、自分に選択肢があると勘違いしていたこと。相手は結婚相手の候補の1人として声をかけただけである。
40代の恋愛は無理に選ぶ必要はないかもしれません。
人間関係編
総合病院に勤める理学療法士の尚樹さん(42歳)はリハビリルームの最年長。仕事上では21人の男女をまとめているが、2か月に1度の飲み会では逆に「後輩のように雑な扱いをされている」と笑っていた。尚樹さんは日ごろから、後輩に仕事の相談を持ちかけて頼ったり、ばかな姿をさらけ出していたいるため、「年齢や職歴を超えて20代女性からも気楽にツッコんでもらえる先輩になれた」とのこと。さらに話を聞くと尚樹さんはリハビリを担当した患者の誘いでダンススタジオに通いはじめ、そこで20代の男女と飲み友達になったという。尚樹さんは「僕が一番へただったから、年下の子たちにもいろいろ聞いて教えてもらうことで、仲良くなれました。一緒に飲みに行っても、とっちが年上とか関係ないのでおごらないでいいしラクですね」(一部抜粋、P162)
・本書のアドバイス:年下のグループの中で「教えを請う」「相談する」「バカになる」「見栄を張らない」姿勢で接していること
本当にできる人は弱い部分もみせる人が多い。
既婚・未婚問わずに長く付き合っていくには大切な考え方ですね。
趣味とお金編
玩具メーカーに勤める則人さん(44歳)は趣味がなく、映画を観るか、読書をしているだけすごく地味な休日を変えようと、私のもとを訪れた」そんな則人さんへのアドバイスは「映画と読書を一人ではなくグループで楽しむようにする」こと。やったことがないものや苦手なものをはじめる」ことの2つ。戸惑い、気の進まない様子に則人さんに「とにかくやってみれば休日が劇的に変わる」と言い聞かせてコンサルは終了した。その後、則人さんは映画同好会と読書会に参加。人見知りで馬核いかないと思っていたが、両方とも参加者の2~3人とすぐに仲良くなれました」さらに則人さんはトレッキングとマウンテンバイクを楽しむグループに参加。「ショップの店員さんに紹介してもらいました。ずっと苦手なインドア派だったので、思い切った挑戦でしたが、今までにないそう快感を得ている気がしますね。いい人ばかりなので楽しみになっています」と話してくれた。(P189-190)
・本書のアドバイス:先輩にあたる50代以上は、「どんなこともグループで楽しもうとする」ことスタンダート。この習慣を40代から身につける。新たな趣味を作る方法として、「やったことがないものや、苦手なもの始める」
実行力って、本当に大切ですね。
40代で先延ばしにすると後悔することにつながりやすい。
どうせ後悔するのであれば、やってみて後悔しましょう。
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まとめ
独身40代男というテーマとしては腫れもの扱いされるテーマであり、具体的な短編ストーリーが読みやすい本でした。
ただ定形的な独身40代男=社会的に不適応というイメージされやすい内容だったのが残念。
本書はネガティブな要素にくわえて解決策にふれているが、どうしても昭和世代の価値観を押し付けている一面を強く感じた一冊でした。
興味のある方は読んでみて感想を聞かせてください。
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ぐりっと(gritman)
- 41歳、1980年生まれ
- サラリーマン投資家
- 投資ブロガー
- 座右の銘:ポジティブと継続力で勝負する
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