20代・30代や投資初心者は、資産がどのように資産が増えていくか、または減っていくかイメージができない人が多いと思います。
そこで今回は2019年から2022年の総資産を円グラフにして比較してみました。
このグラフをみると年収520万円の普通サラリーマンの38歳から41歳にかけて資産推移がわかります。
それぞれ資産や環境は違いますが、あなたの投資の参考になれば嬉しいです。
2019年の総資産
資産の39%を日本株でした。
2017年後半からインデックス投資信託を開始しましたが、月1万円の積み立て期間であり全体の5%。
全体的に資産が少なく、心もとない運用成績でした。
この時は39歳。30代の資産(2人以上世帯)では平均が591万円、中央値400万円。


改善の余地がたくさんありますね。
2020年の総資産


2019年より約110万円ほど資産が増えました。
2020年1月は新型コロナウイルスの猛威が迫る前の総資産です。
この時はまだ日本株29%、現金35%と円に依存する投資スタイルでした。
2018年から始めたインデックス投資信託でしたが、2020年から急激に増えてきました。
そして3か月後、コロナウイルスによって資産が25%以上下落します。
下落相場の中で現金25%で株を追加購入しました。
下落相場こそ、資産を増やすチャンス。ただし精神力が必要。
2021年の総資産


2020年と比較して約180万円の資産が増えました。
1年かけて日本株を利益確定し、徐々に売却しました。
結果、総資産に対して日本株の比率が20%を切りました。
売却した日本株を投資信託や米国株へ移行をすすめました。
2021年、理想的なアセットロケーションに近づいてきました。



まだ日本株・円預金が多いですが、
少しずつ分散投資になってきました
2022年の総資産


2022年2月(修正版)の総資産です。(2022年のみ2月のデータを引用)
昨年と比較して250万円ほど増えました。
2019年に日本株は200万円を超えていましたが、3年間で75%を売却。
結果、総資産に対して日本株は全体5.2%まで減らしました。
4年かけてバランスの良い理想的なポートフォリオとなりました。
色々な社会情勢の変化はありますが、2022年も積み立てを行っていきます。
・新興国や高配当ETFを増やす。
・現金を維持する。
・投資信託を定期購入を継続する。
まとめ
4年間(38歳から41歳)の資産を比較してみました。
38歳から41歳にかけて毎年黒字になり、資産は着実に積み上げていきました。
また毎年、投資信託を増やしたり、日本株を減らすなどアセットロケーションを改善。
適切なリスク管理を行ったことで毎年黒字を維持しているというわけではありません。
これ以外に本業の収入が増えた事、コロナ禍における外出機会が減り、家で過ごすことが増えたことが大きいかもしれません。
過去の資産推移をまとめると「もっとこうすればよかった」、「こんな選択肢があった」とネガティブな意見を言う人がいます。
言いたいことはわかりますが、何も変わりません。
39歳のとき資産は増えていますが、気持ちの余裕はありませんでした。
人は過去は変えるできませんが、未来は変えることができます。
大事なのは今です。
長期投資目線で、今と未来を信じて一緒に前に進んでいきましょう。
応援よろしくお願いします。
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