【本要約】とどまることを知らない未婚化する日本‼~40歳未婚男性に告ぐ!危機感を抱いているならすぐに行動しないと後悔する理由!

40歳サラリーマン投資家ですが、私は既婚者であり子どもがいます。

今の世の中は、未婚・既婚など多様化した社会がすでに構築されています。

一方でほとんどの人が結婚願望があり、できれば結婚したいと考えている人も少なくないはずです。

そんな人が結婚を考えるうえで、参考になる本はないかと調べたら本書がみつけたのでYoutube動画を作りました。

今回の動画、ブログ記事が誰かの背中を押すことができたら非常にうれしいです。

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目次

紹介する本:未婚化する日本

本の紹介:『未婚化する日本』はどんな本?

本書は人口の減少の全ての原因は、婚姻数の半減であり、男女の結婚観や具体的な対策について説明した本です。

統計と重ね合わせた未婚化の実態について取り上げていきます。

さらに気になった人は、ぜひ本書を読んでみてください。

結婚にはタイムリミットがある

一般的な男性と女性はの初婚年齢は2020年では男性は31.0歳、女性は29.4歳。

男性の初婚年齢について

男性の場合、27歳がピーク、中央値として、男性の平均の初婚は31.2歳、35歳には全体の82%が結婚をして、39歳には初婚累計の91%が結婚します。

つまり初婚同士の結婚をはたした婚姻数が5割を超える年齢を結婚適齢期とすると、初婚男性の結婚適齢期は28歳から29歳のあいだあたりになり、29歳を超えたあたりでピークアウトしています。

平均結婚年齢は31.2歳とありますが、中高齢者の結婚が引き上げられている状態であり、高齢化社会にもたらす誤解によるものです。

35歳以降は、結婚することが困難となることがデータからも読みとれます。

女性の初婚年齢について

女性は26歳がピーク、中央値であり、女性の平均初婚年齢は29.6歳、この時点では初婚累計の71%に到達し、32歳には全体の80%が結婚をしており、35歳には初婚累計の90%が結婚します。

平均初婚年齢という罠

これまでの説明と平均初婚年齢という罠に気づいた人も多いと思います。

事実、初婚の中央値は2018年、2019年では男性27歳、女性26歳と変わっていません。

平均初婚年齢を押し上げているのは高齢者の結婚であり、中央値は変わっていません。

こんな人いませんか?【例:未婚女性30歳】

その女性は平均初婚年齢が29.6歳という言葉を信じて、30歳から婚活を始めたとします。

すると同年齢の女性のうち、すでに7割が結婚しています。

また婚活相手を選ぶ男性はすでに7割の女性が選んだ相手以外で、結婚相手を選ばないといけません。

未婚化を解消するための対策として、平均に惑わされず、結婚適齢期の存在をしっかり意識することです。

統計的にピーク年齢になる前の、男性は26歳、女性は25歳から婚活を始める方がよいと著者の天野さんは言っています。

ピークは男性27歳、女性26歳であり、2015年以降、変わっていないどころか、女性では26歳から25歳と若くなっています。

結婚適齢期に受け身のままほとんど動かずに出会いを待っているうちに、多くの30歳過ぎた未婚者がよく口にする『いい人』は婚活市場からいなくなります。

結婚市場のピークに合わせて動くことが、早い者が勝つ結婚市場の勝ち筋だと理解するべきです。

・結婚したいなら、結婚したい年齢より早く婚活を始めよう

中年男性が年下の相手と結婚することは非現実的

芸能界でも年の差婚が常に話題になります。

今どきの年の差婚も珍しくないと思う人も多いでしょう。

しかし間違いです。

初婚同士の夫婦において年の差婚は長期的に見て減少傾向です。

1970年の夫が年上の夫婦は79%でしたが、2019年には55%まで徐々に低下しています。

逆に同じ年齢、年上の夫婦は1970年の10%から2019年では20%まで増えて、件数だけみても夫より年上の妻の比率だけは増加しています。

年齢をくわしくみていくと2019年では同年齢のカップルが21%でトップ、ついで夫が年齢の1歳上のカップルが14%、妻が1歳上のカップルは10%と続きます。

男女の年齢差が3歳以内の夫婦が約7割と集中しています

つまり、ほとんどの男女は年齢が近い人と結婚しています。

では、年配の男性が若い女性と結婚する人がいますよね?

そんな年の差婚ができた中高年齢の男性の実像について説明します。

まず40代の初婚の男性の割合は7.8%、50代になると0.9%になります。

50代男性の初婚同士の結婚において100人に1人以下のレアケースとなります。

次に40代の初婚男性のパートナーの年齢についてみていくと、最も多いのが30代女性で56%、20代までは13%となります。

30代の女性と結婚している人が6割もいるとおもいがちですが、40代で結婚できる人は8%であり、その中で30代と結婚している人が6割なんです。

計算上は全体の0.1%しか巡り合うことができません。

中年男性は40代男性と30代女性であっても、かなり難しいといわざるえません。

この対策として、相手に求める条件を絞りすぎない事です。

条件をあれこれつけてしまい、出会える可能性を自ら減らすことがあります。

結果、いない相手やライバルだけ多い相手をいつまでも追い求めてしまい、最終的に結婚できないことにつながります。

20代、30代を狙う中年男性はライバルが同年代だけでなく、若い男性とも熾烈な競争が待っています。

特に年齢差があることでの価値観の不一致、体力の低下、親の介護などによって、選ばれにくくなっている中高年には圧倒的に不利な状況で戦わないといけません。

宝くじの当選金でマイホームを買うことを考えるのではなく、身の丈に合った条件を考えるべきです。

・年の差婚を覆すほどの魅力がないのであれば、若い人はあなたを選ばない。

未婚者は相手の条件を求めすぎる

結婚に求める条件を考える中で、人は減点法で考えてしまいます。

相手へのNG条件となるものに容姿、年収、生活、仕事などの項目があります。

ここでは経済力に絞って解説します。

結婚するには、もっと収入が高くないと難しいと躊躇して結婚に踏み切れない男女は、実際に生活している既婚男女よりも結婚生活に必要なお金を高く見積もる傾向にあります。

収入が高くない結婚できないというプレッシャーに負けてしまったり、過度な年収を相手に要求したりする可能性があります。

未婚化調査は、未婚女性は経済力をそれほど重視していない傾向にあります。

未婚者と既婚者の双方に関する意識がわかるデータによると既婚者も未婚者も必要な最低世帯年収は400万から500万がトップです。

見解が異なるのは2位と3位の年収です。

未婚者の2位は500万から600万円、3位は300万から400万円。

既婚者の2位は300万から400万円と3位は500万から600万円であり、実際の生活ではそれほどお金を必要としていない事がわかります。

既婚者の場合は、一位と二位を合計すると45%の人が300万から500万円あれば生活できると考えています。

結婚には経済力はあった方がよいのですが、必ずしも高い経済力は必要ありません。

女性は自ら設定したガラス天井に縛られてしまう傾向がある

ガラス天井というのは何かしら見えない障壁があり、実績があるにもかかわらず、昇進が制限されてしまうことをいいます。

具体的にいうと女性は結婚すると家事や育児などの役割をきっちりしないと結婚相手に選ばれないと思っていることです。

そのため、このことが結婚への自信を無くしたり、自分の人生を育児・家事の犠牲にしたくないと思ったりすることで、結婚に躊躇する女性が一定数、存在します。

では実際に男性が家事・育児に対して結婚相手に求める条件について確認しましょう。

1位は価値観が近い、2位は一緒にいて楽しい、3位は一緒にいて気を使わないことです。

この3つが大多数であり、9位と10位に家事や家計に関することがあげられます。

昔と違って男性の価値観が変化したのは、共働き世帯が増えていることも要因の1つです。

2020年では共働き世帯1240世帯、専業主婦は571世帯と全体の68%が共働き世帯です。

共働きだったら、自分の親世代のように家事・育児がこなせないのはあたり前という感覚をもつ方が、結婚相手探しではなく、結婚後も楽に生きることができます。

・身の丈に合わせた人を選ぶ

積極性が結婚の成否を決めるので、早めに動くことが重要

まず前提ですが、親世代、ベビーブーム世代と比べると結婚相手となる人数は、人口の減少に伴い半減しています。

事実、都内に出かけても若い人と出会うより、圧倒的に年配の人を見かけるようになったと感じているはずです。

人口の減少、高齢化の波により、結婚適齢期の人を選べる数が明らかに減っています。

この事を認識しましょう。

男女の結婚の積極性についてです。

既婚者は20代後半で結婚を目標に積極的、かつ幅広く活動していることが明らかになっています。

なかでも20代女性は紹介や合コンだけでなくマッチングアプリなどの手段も幅広く活用し、真剣に結婚したいという気持ちが伝わってきます。

その一方で、20代男性は結婚にこだわらない、もしくは結婚に消極的な層が4割います。

結婚に対する本気度の男女のギャップを表しますが、この結婚への本気度は年齢とともに逆転します。

40代になると結婚への強いこだわりはなくなる女性に比べて、男性は結婚したいと本気で考える傾向は女性より強くなります。

女性は20代、30代では熱心に婚活に向けて活動し、40代では男性が女性と同じ割合になり、50代になると男性の比率が高くなります。

対策として、婚活当事者は実現可能性をしっかり向き合って、自ら能動的に、積極的に動くこと大切です。

むかしのように周囲のおせっかいはなくなっています。

結婚したい人か、結婚したくない人かは周囲にはわかりません。結婚したいから周囲に声をかけておくようしましょう。

さらに詳しく知りたい人は本書を読んでみて下さい。

投資家サラリーマンブロガーぐりっとの目線

結論から言うと、結婚は肯定派であり、できるのであれば結婚してほしいと思っています。

理由は、めんどうだけど楽しいからです。

結婚をする、しないという問題はほとんどの人は、当事者の問題と思っています。

しかし年齢を重ねると地域や社会、そして親など様々な問題が絡み合ってきます。

仕事においても時短、産休など重なり合うことで、かなり面倒ですよね?

それでも誰かと生きることは楽しいと思える瞬間があります。

その楽しみを経験できるのは、結婚した人の特権なんです。

だから、もっと楽しいことがあるのであれば、結婚しないという人生もありだと思います。

自分の人生、しっかりと考えて早めに行動しましょう。

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