今回は100万円修行とジュニアNISAのどちらがが得か検証しました。
NISAと特定のクレジットカードを比較できないじゃない?という意見もわかります。
そのとおりですが、全く違うものを比較することで、わかることもたくさんあります。
参考程度に読んでいただけると幸いです。
100万円修行とジュニアNISA
まずは100万円修行とジュニアNISAについて説明します
100万円修行とは?
100万円修行とは三井住友カード ゴールド(NL)でクレジットカード決済を100万円を使用すると通常の5,500円が永年無料になる制度のことです。
そして永年無料になるだけでなく、年間100万円をご利用するとVポイント10,000ポイントをプレゼントされます。
1年間で100万円をクレジットカード支払いきることをネット上では100万円修行といいます。
その他に旅行傷害保険は最高で2000万円、ショッピング補償は年間300万円までお買い物安心保険が追加されます。
クレジットカードで毎年100万円使用する度に10,000円のポイントがつくので実質1%の還元率になっています。
三井住友カードを利用してSBI証券で投資信託や株式の購入を行うことができます。
ただし三井住友カードつみたて投資のご利用金額は、三井住友カード ゴールド(NL)の年会費永年無料、継続特典の付与条件であるご利用金額の集計対象となりません。
この他にも対象のコンビニ(セブンイレブン・ローソン)・マクドナルドを利用するとポイントが最大5%還元されます。
わたしも三井住友カード(NL)を保有しています。
100万円修行は、後半にも話しますが2024年以降に、チャレンジします。
ジュニアNISAとは?
利用できる方 | 日本にお住まいの未成年者の方(*1)(口座を開設する年の1月1日現在) |
---|---|
非課税対象 | 株式・投資信託等への投資から得られる配当金・分配金や譲渡益 |
口座開設可能数 | 1人1口座 |
非課税投資枠 | 新規投資額で毎年80万円が上限(*2) |
非課税期間 | 最長5年間(*3) |
投資可能期間 | 2016年~2023年(*4) |
運用管理者 | 口座開設者本人(未成年者)の二親等以内の親族(両親・祖父母等)(*5) |
払出し | 18歳までは払出し制限あり。(*6)(*7) |
- *1 …成年年齢の引き下げに伴い、2023年は、0歳~17歳の方がご利用いただけます。
- *2 …未使用分があっても翌年以降への繰り越しはできません。
- *3 …期間終了後、新たな非課税投資枠への移管(ロールオーバー)による継続保有が可能です。
- *4 …2024年以降、ジュニアNISAでは、新規購入ができません。なお、2024年以降、当初の非課税期間(5年間)の満了を迎えても、18歳になるまで引き続き非課税で保有できます。
- *5 …金融機関によって異なる場合がありますので、口座を開設される金融機関にお問い合わせください。
- *6 …3月31日時点で18歳である年の前年12月31日までの間は、原則として払出しができません。ただし、災害等やむを得ない場合には、非課税での払出しが可能です。
- *7 …2024年以降には、保有している株式・投資信託等および金銭の全額について、年齢にかかわらず、災害等やむを得ない事由によらない場合でも、非課税での払出しが可能です。
2023年から開始した場合は2028年まで非課税期間になります。
この間に売却することで最大限の恩恵を得ることができます。
金融庁の思惑が外れて、2024年にはジュニアNISAが終了になり払い出しがか可能です。
2023年は子ども1人に対して80万円の投資することができます。
この間の利益は非課税になります。毎月の支払いは66,666円。
金融庁の思惑とは裏腹に廃止となりました。
2年後の払い出し期間が設定されていたため、長期に投資額を拘束されることはなくなったことで利便性が上がりました。
【まとめ】100万円修行とジュニアNISAを比較してみた
比較項目 | 三井住友VSAカード(NL) | ジュニアNISA |
期間 | 永年(ただし変更の可能性あり) | 2023/毎年80万円が上限 |
還元率 | 1.5%(100万円使用) | 測定不可(マイナスリスクあり) |
条件 | 18歳以上 | 口座開設者本人(未成年者)の両親・祖父母等 |
デメリット | 年間手数料5,500円 (ただし100万円支払うと無料) 初年度は100万円のクレジット支払うことが前提 | 子どもがいる世帯のみ運用できる 2年間は払い出し制限がある |
メリット | ・1年間100万円支払うと年会費は無料になる ・その他の特典をうけることができる。 | ・口座使用料は無料 ・非課税期間が5年間 ・両親だけでなく祖父母も利用できる ・子どもの数だけ恩恵を受けることができる |
・100万円修行を毎月換算では83,333円のクレジット支払いを12か月行う必要があります。
・この際に、楽天ポイントやYahoo!ショッピングなどを利用しても三井住友カードを利用すると、ポイントが減ります。
・結果、他のサイトを使いながらクレジットカードを使うことは、楽天圏ユーザーやYahoo!圏ユーザーはストレスになる可能性があります。
両方、活用することも可能だよ。
ただし毎月の支払いはたいへんになるかも?
ネット上では夫婦2人分の積み立てNISAとジュニアNISAを2‐3人分を併用している猛者もたくさんいます。
入金力がヤバイです!!
結論
短期目線では100万円修行、長期目線ではジュニアNISAの方がお得!!
・既婚者・子どもがいる場合は、2023年はジュニアNISAを優先する方がお得!!
→できる限り制度を利用しよう。メリット大。
・ジュニアNISAと100万円修行が両方できれば一番良い。まずは2023年はジュニアNISAを優先しよう。
・未婚者であれば三井住友カードのゴールド(NL)は検討する余地ある。
・楽天やPayPayなどを利用している人は三井住友カードで支払うことでポイント還元率が下がる可能性がある→大型出費を予定している場合、事前に作っておいた方がお得になる。
サラリーマン投資家ぐりっと目線!!
ジュニアNISAは、子どもがいないと成立しません。
ただし祖父母であれば孫の口座を開設して利用することは可能です。
また場合によっては甥っ子に対してジュニアNISAの運用する方法もあります。
このようにお得な手段ですが、利用できる人は多い印象ですが気づいていない、利用していない人が多いようです。
この制度に限らず使える制度や方法を模索することは、節約にもつながり人生の幸福度を高めてくれます。
情報弱者にならないためにも情報収集を怠らずに、社会を生き抜いていきましょう。
コメント