【楽天証券/SBI証券/購入】ハイリスクハイリターン小型株 AI 企業 5銘柄

AI（人工知能）株は、すべての投資家が注目しているはずです。

ただし大手企業の株式は既に高値で取引されており、新たな投資機会を探している投資家にとって小型AI株は興味深い選択肢でしょう。

ただし小型AI株に投資するには、大きなリターンだけでなくリスクがあることは知っていますか。

この記事は、小型AI株についての可能性と注意点、そして具体的な銘柄について詳しく説明しています。

✅小型AI株とは？

小型AI株とは時価総額2億ドルから20億ドルの範囲の銘柄を指します。
これらの銘柄は通常、新興産業やスタートアップ企業に関連しています。
小型AI株は大手企業に比べて価格が低く、将来の成長が期待されていますが、リスクも高いことが特徴ですね。

小型AI株への投資には次のメリットと注意点をまとめてみました。

✅小型AI株のメリットとは？

1. 価格の魅力: 小型AI株は通常、大手企業の株式に比べて価格が低いため、相対的に手の届きやすい投資先です。
2. 成長のポテンシャル: 若い企業やスタートアップは、新しいアイデアと技術を迅速に市場に導入できるため、成長のポテンシャルが高いことがあります。

✅小型AI株の注意点:

1. リスクの高さ: 小型AI株は価格が不安定で、リスクが高いです。
   価格の急変動に備えてリスク管理を検討することが重要です。
2. 流動性の低さ: 小型株は通常、取引が少ないため、購入と売却が難しいことがあります。
   買値と売値の差が大きくなることも考えられます。

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✅おすすめの小型AI株5銘柄

では、ここからは具体的な銘柄を5つ紹介します。

✅Recursion Pharmaceuticals Inc.（RXRX）

Recursion Pharmaceuticals Inc.は、複雑で時間のかかる創薬プロセスを加速するために人工知能と機械学習アルゴリズムを駆使する製薬テクノロジー企業です。

一つの薬剤が市場に出るまでには、通常で約25億ドルの費用と10〜15年の時間がかかります。
創薬の初期段階では、何十億もの化学的および生物学的推論を必要とし、非常に複雑です。
Recursion Pharmaceuticalsは、再帰オペレーティング システム（ROS）プラットフォームを活用し、このプロセスを効率化しています。

Recursion Pharmaceuticalsは、独自のRecursion Data Universeを保有しており、23ペタバイトもの生物学的および化学データを含んでいます。
このデータは毎週何百万ものウェットラボ実験に使用され、数千億もの推論を可能にします。
ウェットラボでは、化学、生物学、液体、流体サンプルを使用して、さまざまな実験を行います。

RecursionのAIプラットフォームROSは、ウェットラボからの大量のデータを分析し、従来の方法では難しい関係やパターンを特定できます。
ROSは、潜在的な薬剤標的の特定、リード化合物の選択、臨床試験の設計、創薬プロセスの迅速化などに役立ちます。

また、RecursionはNVIDIAから5000万ドルの投資を受け、2023年に注目を浴びました。
この投資により、同社のテクノロジーの信頼性がさらに高まりました。
Recursionは、ファイザーを含む多くの大手製薬会社とも提携し、協力関係を築いています。

 ✅SoundHound AI Inc.（SOUN）

SoundHound AI Inc.（NASDAQ: SOUN）は、音声AIの分野で活躍する企業です。彼らは音声対応アプリケーションやデバイス向けに人工知能ソリューションを提供しています。彼らのAI音声アシスタントは、レストラン、自動車、サービス業、スマートデバイスなどのアプリケーションを通じて、24時間365日、音声通話に100％対応します。このAIは、人間の音声や音を認識し、理解し、迅速に応答できます。SoundHound AIは、音楽、動物、環境音なども認識でき、曲を聞いただけで識別することができます。Shazamよりも優れた曲識別アプリと言えるでしょう。

この企業は自然言語を理解し、会話形式の検索や自然な会話の生成も可能です。使用量と時間の経過に伴い、機械学習アルゴリズムを活用して性能が向上します。SoundHound AIは、何百万ものアプリ、テレビ、自動車、IoTデバイスを動かし、数十億ものユーザーインタラクションを支えてきました。

この企業はNVIDIA、Samsung、Tencent、Hyundai、VIZIOなど、多くの組織から戦略的な投資を受けています。また、音声AIと生成AIを組み合わせた自動車向けのSoundHound Chat AIを発売し、BMW、Samsung、Toyotaなどの顧客を獲得しています。SoundHound AIは、2024年末までにホワイトキャッスル向けの音声AIドライブスルーサービスを100レーン以上展開する予定です。

SOUN株はRussell 2000およびRussell 3000指数に採用され、その成長と影響力が認められています。 SoundHound AIは、音声AIの分野で重要なプレイヤーとして注目されており、将来的な成長が期待されています。

✅Duos Technologies Group Inc.（DUOT）

Duos Technologies Group Inc.（NASDAQ: DUOT）は、鉄道、交通機関、輸送システム向けのAIを活用したテクノロジーソリューションを開発するエンジニアリングテクノロジー企業です。その製品は、輸送システムの安全性と効率性の向上に役立ちます。その主力製品は鉄道検査ポータル（RIP）です。

RIPは、マシンビジョンとAIを活用して潜在的な問題を特定し、鉄道システムの予知保全モデルを開発し、列車の脱線やその他の災害を防止します。このシステムは、北米の総貨物輸送コアの15％に相当する238,000両以上の鉄道車両について、170万件を超える包括的な鉄道車両スキャンを実施しています。

Duos Technologies Groupは、AIを社内で適切に開発および展開するために必要な4つのコントロールノブ（ハードウェア、ソフトウェア、IT、AI）をすべて制御し、競争上の優位性を確立しています。競合他社がこれらのコントロールノブのうち3つを所有し、それらを第三者に送信する可能性がある中、Duosは最高時速125マイルで走行する鉄道車両を検査できる能力を持っています。

Duos Technologies Groupは、多くのAIモデルとサブスクリプションモデルを提供し、Duos Zoneポータルから収益を得ています。経常収益の増加により、利益率が20％を超え、損益分岐点が低下する見込みです。同社の未処理残高は940万ドルで、サービス収入が40％、プロジェクト収入が6％を占めています。Duos Technologies Groupは、RIPSをトラック車両にも拡大する計画を検討しています。Duos Technologies Group Inc.は、鉄道業界におけるAI技術の重要なプレーヤーであり、今後の成長が期待されています。

✅DarioHealth Co.（DRIO）

DarioHealth Co.（NASDAQ: DRIO）は、デジタルヘルス企業で、慢性疾患の監視および管理ソリューションを提供しています。彼らのAIを活用したプラットフォームは、慢性疾患の管理に特化した個別の治療計画を作成します。特に糖尿病の患者向けに、FDAおよび欧州CE認証を受けたDarioグルコースメーターを提供しており、ユーザーはスマートフォンとDarioアプリに接続して血糖値をリアルタイムで監視できます。AIプラットフォームは問題を特定し、ユーザーに対してリアルタイムのフィードバックと解決策を提供します。現在、DarioHealth Co.は代謝、筋骨格、行動の健康ソリューションを提供しています。

この企業の行動ソリューションは、AI主導の評価と認定された行動ヘルスコーチによるサポートを含み、自己誘導型の認知行動療法（CBT）プログラムも提供しています。DarioHealth Co.のデータによれば、このプログラムを利用したユーザーの48％が不安を軽減し、59％がうつ病の症状を軽減し、回答者の82％がその後気分が良くなったと報告しています。 DarioHealth Co.は、デジタルヘルスケア分野において、慢性疾患患者の健康管理を向上させる革新的なソリューションを提供しています。

✅CXApp Inc.（CXAI）

CXApp Inc.（NASDAQ: CXAI）は、顧客体験の分析と改善の分野で企業間で注目されていますが、この企業は従業員エクスペリエンスに焦点を当てています。
彼らはAIモデルに基づくフルスタックソリューションを提供し、CXApp Workplace SuperAppを開発しています。
このアプリは、職場エクスペリエンスをパーソナライズするために、数百万のデータポイントを収集し、空間インテリジェンスのためのオンデバイス測位と屋内マッピングを利用してコンテキスト認識を提供します。
CXAppは、デスクトップや部屋の予約から社内コミュニケーション、アメニティ、オフィスマッピングなど、250を超える職場機能を提供します。

ワークプレイスエクスペリエンスは特定のニッチなセグメントのように思われるかもしれませんが、CXApp Inc.はAT&T Inc.、シスコシステムズ株式会社（NASDAQ: CSCO）、ウォルマート株式会社（NYSE: WMT）、オラクル社（NASDAQ: ORCL）など、いくつかの大手有名企業と契約を結んでいます。
さらに、同社は2023年第2四半期に前年比55％の予約増加を経験しました。
CXAppは最先端のプラットフォームに関して37件の特許を申請し、そのうち17件が認められました。彼らは定期的なサブスクリプションSaaSモデルによって収益を生み出しており、2023年第2四半期の収益は190万ドル、純損失は1477万ドルでした。 CXApp Inc.は、従業員エクスペリエンスを向上させる分野で成長を遂げている企業です。

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✅まとめ

サラリーマン投資家にとって安全性は、重要です。
確かに小型AI株は通常リスクが高く、価格変動が激しいため、一般的には安定性のある大手企業株への投資が選ばれることが多いでしょう。
ただしリスク許容度が高く、テクノロジーに興味を持っている場合、小型AI株への一部の投資も検討に値します。
特に、エヌビディアのように成長して成功を収めた企業があることを考えると、そのポテンシャルに魅力を感じることでしょう。

✅今回の記事を再編集。2024年2月版に再構成。こちらもぜひ見てください。

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