今回は保険会社で有名なアフラック(以後、Aflac)について紹介します。
Aflacは保険会社ですが、実は配当貴族です。
知っている人も多いかもしれませんが、今回は株式銘柄として分析していきます。
Aflac(AFL)の企業概要
Aflacは1955年に設立され、本社はジョージア州コロンバスに所在しており、長い歴史と多様な製品ラインを通じて成長し続けています。
Aflacは、日本と米国の2つの事業セグメントで幅広い活動を展開しています。
アフラック日本では、がん保険、医療保険、介護保険、休暇保険、GIFT保険、終身・定期生命保険など、多彩な保険商品を提供し、さらには貯蓄型保険商品もお客様に提供しています。
一方、アフラック米国部門では、がん、事故、短期障害、重篤な病気、病院の補償、歯科、視力、長期介護と障害、そして定期および終身保険商品といった多岐にわたる保険を提供しています。
これらの保険商品は販売員、仲介業者、独立法人代理店、個人代理店、関連法人代理店などを通じて、お客様に提供されています。
Aflac(AFL)株価チャート
finviz.comよりAflac(AFL)配当利回り・配当性向
タイプ | アフラック |
---|---|
年間配当金 | $1.68 |
配当利回り | 2.25% |
3年間の年間配当成長率 | 14.00% |
実績 | 40年 |
タイプ | 配当性向 |
---|---|
過去 12 か月間の収益に基づく | 22.46% |
今年の推計に基づく | 28.09% |
来年の予測に基づく | 27.36% |
キャッシュフローベース | 22.90% |
Aflac(AFL)は、1株あたり1.68ドルの年間配当を支払い、現在の配当利回りは2.25%です。この会社は連続40年間にわたり、配当を増やし続けており、配当の安定性と成長に強いコミットメントを示しています。現在の配当性向は22.46%で、これは健全で持続可能なレベルである75%未満に収まっています。利益予想に基づくと、アフラックの来年の配当性向は27.36%になり、これは今後も配当を維持または増加させる可能性を示しています。
(値は千米ドル) | 2022 年 12 月 | 2021年12月 | 2020年12月 | 2019年12月 | 2018年12月 |
販売 | 19,502,000 | 22,106,000 | 22,147,000 | 22,307,000 | 21,758,000 |
売上高の伸び | -11.78% | -0.19% | -0.72% | +2.52% | +0.42% |
純利益 | 4,201,000 | 4,325,000 | 4,778,000 | 3,304,000 | 2,920,000 |
純利益の成長 | -2.87% | -9.48% | +44.61% | +13.15% | -36.5 |
最新の決算発表
アフラック・インコーポレーテッド(NYSE:AFL)は8月1日火曜日に決算を発表しました。
金融サービスプロバイダーは、当四半期の EPS が 1.58 ドルと報告し、アナリストのコンセンサス予想である 1.42 ドルを 0.16 ドル上回りました。
金融サービスプロバイダーの同四半期の売上高は51億7000万ドルで、アナリスト予想は45億2000万ドルだった。
アフラックの 12 か月間の自己資本利益率は 16.10%、純利益率は 24.48% でした。
まとめ
・Aflacは日本と米国で幅広い保険事業を展開しており、多彩な保険商品を提供している。
・Aflacは株主に対して1株あたり1.68ドルの年間配当を支払い、40年連続で配当を増加させている。
・配当利回りは2.25%で、配当性向は健全な水準である22.46%。
・2022年の決算では、EPSが1.58ドルで、売上高は51億7000万ドル。
・自己資本利益率は16.10%、純利益率は24.48%。
サラリーマン投資家にAflacの株を考えると『どちらともいえない』です。
ポジティブな材料としてはAflacは成長産業で、多くの保険商品を提供しているため、将来的な成長に期待があります。
また、40年連続で配当を増加させており、配当貴族としての信頼性も高いです。
一方で、ネガティブな材料としては株価の下落と収益が下落していること。
この点についても市場の変動や一時的な要因に左右される可能性があるため、慎重に判断する必要があります。しかし、持続的な成長と安定的な配当の面から考えると、Aflacは購入検討の余地がある銘柄と言えます。
皆さんはどうお考えですか。
またブログやXで教えてくださいね。
ではでは。
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