昨今、エネルギー市場が大きく盛り上がっています。
エネルギー・セクターは少し出遅れ感があったので注目している人も多いと思います。
そこでエネルギー投資の代表格ETFのVanguard Energy ETF(VDE、バンガード・米国エネルギー・セクターETF)を紹介します。
VDEについてまとめて、投資対象として考えてみました。
・VDE:株式のキホン、組み入れ銘柄を知りたい
・VDEの成績について知りたい
・2021年の1年間、2015年から2021年の5年間のVOOとVUGを比較成績を知りたい
VDEの基本知識
ティッカーシンボル:VDE
製品概要
- エネルギー部門の株式の投資収益率を測定するベンチマークインデックスのパフォーマンスを追跡しようとします。
- 受動的に管理され、可能な場合は完全な反復戦略を使用し、規制上の制約がある場合はサンプリング戦略を使用します。
- 石油、天然ガス、石炭などのエネルギー製品の探査と生産に携わる企業の株式を含みます。
基準価額 (米ドル) | 90.03 (2022/1/15) | 純資産総額 (百万米ドル) | 5,853.5 (20201/12/31) |
直近分配金 (米ドル) | 0.9393 (2021/12/16) | 分配金回数/年 | 4 |
直近現地分配金・ 権利落ち日 | 2021/12/16 | 分配利回り | 3.56% |
設定日 | 2004/9/23 | 経費率(Total Expense Ratio) | 0.10% |
バンガード 米国グロースETFの組み入れ銘柄
VDEの構成銘柄
順位 | 銘柄名 | 比率 |
---|---|---|
1 | EXXON MOBIL CORP ORD | 20.33% |
2 | CHEVRON CORP ORD | 17.52% |
3 | CONOCOPHILLIPS ORD | 7.54% |
4 | EOG RESOURCES INC ORD | 4.08% |
5 | PIONEER NATURAL RESOURCES CO ORD | 3.32% |
VDE株価の推移
2021年のVDEチャート
2021年のVDEの投資成績は絶好調だね
2021年はグロース銘柄やS&P500よりパフォーマンスが高い年だったね2022年も引き続きエネルギー・セクターの時代と考えるのであれば投資対象として検討してもいいかもね。
5年間(2016-2021)チャートからみえるVDE
5年間で考えると
同じ銘柄とは思えないパフォーマンスだね
そうなんだ。
少なくともエネルギー・セクターは2021年を除くと投資先としては大きく出遅れていた。
ずっと1人負け銘柄している日本株のような存在。
VOOは約1.3倍、VUGは約2倍、に対してVDEは-10.8%。
2021年の成績と2016年から2021年のチャートのまとめ
・2021年のVDEはS&P500やグロースETFの成績よりパフォーマンスが高い
・5年チャートで考えるとVDEは負け銘柄
・エネルギー・セクターは需要が高まっている
投資対象としておすすめできるか?
投資を検討する理由と購入しない理由をまとめました。
・2022年もエネルギー需要が高まると予想
・株価上昇<配当金
・短期投資、サテライト銘柄
・2022年以降もエネルギー・セクターは台頭しないと予想
・コア銘柄として検討している
・長期投資を考えている
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
投資は最終的には自己判断でお願いします。
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