バンガード米国グロースETF:VUG紹介~VOO・QQQと比較してみた~

今回、紹介するのはバンガード米国グロースETF(VUG)。

VUGって聞いたことがないと思う人も多いと思います。

ちなみにSBI証券の米国ETFランキング10には入っていません。

あまり人気がないETFですが、知名度のわりに潜在能力は高いETFです。

この機会に、VUGを一緒に勉強していきましょう。

・VUG:株式のキホン、組み入れ銘柄を知りたい
・VUGとQQQの違いについて知りたい
・2010年から2021年のQQQとVUGを比較、直近1年間のQQQとVUGを比較してほしい

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目次

VUGの基本知識

基準価額
(米ドル)
230.4100
(2022/07/07)
純資産総額
(百万米ドル)
66,998.39
(2022/06/30)
直近分配金
(米ドル)
0.3206
(2022/06/23)
分配金回数/年4
直近現地分配金・
権利落ち日
2022/06/23分配利回り0.60 %
設定日2004/01/26経費率(Total Expense Ratio)0.04 %
SBI証券

・VUGはQQQ(0.20%)と比較すると経費率が非常に安いという特徴があります。
・分配利回りは、QQQ(0.45%)と大きな差はありません。分配金を目当てに購入することは期待できないETFかもしれませんね。

バンガード 米国グロースETFの組み入れ銘柄

VUGの構成銘柄

組入上
位銘柄
順位銘柄名
1APPLE INC ORD13.19%
2MICROSOFT CORP ORD11.22%
3AMAZON.COM INC ORD5.8%
4FACEBOOK INC ORD3.78%
5ALPHABET INC CLASS A ORD3.70%
VUGの構成銘柄 トップ5

QQQの構成銘柄

順位銘柄名比率
1MICROSOFT CORP ORD13.03%
2APPLE INC ORD10.54%
3AMAZON.COM INC ORD6.41%
4TESLA INC ORD4.56%
5ALPHABET INC CLASS A ORD3.68 %
QQQの構成銘柄:トップ5

QQQの構成順位5位はエヌビディアでしたが、ALPHABET INC CLASS C ORDに変更されています。
これでは上位銘柄は、まったく同じという結果になりました。

VUGとQQQとVOOの比較

2020年7月11日から2021年7月11のトータルリターンで比較してみました。

この半年間の投資家にとって下げ相場がうかがえます。

VOOに投資したとしても-8.5%。

今年から投資を始めた人は、短期間では損をしている結果です。

青:QQQ・緑:VUG・黄色:VOO
青:QQQ・緑:VUG・黄色:VOO

2011年12月31日から2022年7月8のトータルリターンで比較してみました。

この10年+約半年間のトータルリターンではQQQが圧倒していましたが、2021年の下げ相場に引きずられたため、トータルリターンではVUGとVOOが拮抗している形になりました。

ただ好景気の恩恵を受けているためか、40%以上、VUGの成績が良い結果になりました。

青:QQQ・緑:VUG・黄色:VOO

トータールと変動率です。

10年間でVUGは3倍、QQQは4倍。夢がありますね。

VUG・QQQを半導体、GAFARMがけん引する2020年前に購入した場合は、QQQの方が成績が良い結果になりました。

青:QQQ・緑:VUG・黄色:VOO

まとめ

この11年間ではQQQを投資する方が大きな収益につながっていますが、2022年の成績ではVUGとQQQにおいて下げ相場になり、苦しい展開を強いられています。

投資額ではVUGやQQQに一括投資するには大金が必要です。

組み入れ銘柄上位5位が同じであり、経費率を考えると1/5のVUGの方が投資妙味があります。

ただ2022年7月のチャートをみると、安心して投資環境ではありません。

ただハイテク銘柄の需要は拡大していくため長期的には一考の価値はあると思います。

ぐりっと

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
投資の決断は自己責任でお願いします。

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