今回の企画は『2022年上半期で最強の配当貴族を選ぼう!!』です。
あなたであれば、どんな基準でどんな銘柄を選びますか？
いろいろありますが、どんな株主であっても株価上昇、配当利回りが高い銘柄は非常に興味を惹かれると思います。
配当貴族はインカムゲイン狙いだけど、キャピタルゲインで価値が下がっては意味がない。
そう思っている人が多いと思います。
そんな人におすすめの配当貴族を探してみましょう。
2022年上半期の最強の配当貴族を選ぶ基準
今回の条件設定は、以下の条件としました。
① 年初来、株価が上昇している（＝株価が下落しておらず配当利回りが増えている）
② ①の条件に対して配当利回りが高い順に
（2022年1月1日から2022年7月25日）
結果
1位 Exxon Mobil Corp（XOM)
年初来：+37.05％
配当利回り：4.04％
ぐりっと配当貴族の中では株価の値上がり率、配当利回りでも２位。
圧倒的な成績で、上半期の配当貴族を制しました。
2022年は石油関連、エネルギーセクターに有利。
時世が味方にした結果だね!!
2位 Chevron Corporation（CLX）
年初来：+20.90％
配当利回り：3.94％
ぐりっと2位もスーパーメジャーと総称される6社のうちの１つであり、大手石油関連企業であるシェブロン。
1位に続いて石油関連企業は強い結果になりました
3位 SYSCO Corporation（SYY)
年初来：+10.02％
配当利回り：2.26％
ロンドンに本拠を置く、全米に180カ所以上の配送センターを有し、レストラン、ヘルスケア、教育機関、ホテル及び病院向け食品の販売・運送サービスを提供する米食品卸売最大手。
ぐりっとここにきて卸売業。
石油関連会社ばかりでないことに安心するね。
おまけ
2022年の株価が上昇しており、配当貴族64社に対してキャピタルゲインとインカムゲインを狙える企業は？
15社/64社
え？
勝率17.75％
ぐりっとそのとおり。
残りの貴族の82.25％は、
実質的に没落した貴族。
ぐりっと没落していない貴族は、以下の銘柄だよ。
配当利回りだけでなく、株価について確認しよう
| Symbol | 銘柄 | 現在値 | 配当 | 年初来 |
|---|---|---|---|---|
| XOM | Exxon Mobil Corp | 87.1 | 4.04% | 37.05% |
| CVX | Chevron Corporation | 144.2 | 3.94% | 20.90% |
| SYY | SYSCO Corporation | 86.9 | 2.26% | 10.02% |
| ABBV | AbbVie Inc | 148.5 | 3.80% | 9.64% |
| CAH | Cardinal Health Inc | 57 | 3.48% | 9.58% |
| ADM | Archer-Daniels-Midland Co | 73.8 | 2.17% | 8.76% |
| ED | Consolidated Edison, Inc. | 92.4 | 3.42% | 8.59% |
| ATO | Atmos Energy Corporation | 113.4 | 2.40% | 7.94% |
| AMCR | Amcor PLC | 12.6 | 3.81% | 6.06% |
| NUE | Nucor Corporation | 119.9 | 1.67% | 6.03% |
| GPC | Genuine Parts Company | 144.5 | 2.48% | 4.76% |
| GD | General Dynamics Corporation | 216.8 | 2.33% | 4.48% |
| KO | Coca-Cola Co | 61.6 | 2.86% | 3.86% |
| JNJ | Johnson & Johnson | 172.1 | 2.63% | 0.34% |
| O | Realty Income Corp | 71.4 | 4.16% | 0.21% |
ぐりっと安定したキャピタルゲイン、インカムゲインを狙いうちしながら、割安株を丁寧に拾っていこう。
次回は没落した配当貴族について特集を考えています。
おたのしみに
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