楽をしてお金が欲しい社員と働かせたい経営者。人事評価の実態

これは実体験に基づく話ですが、最近、私が勤めている企業の人事評価について気づいたことがあります。
このブログでは、企業の分析や資産運用に焦点を当てていますが、ちょっとおかしな日常のほうがおもしろいのでは?と思って、今回は雑学ブログのように記事にしました。

社会人の皆さんには「よくある話だが、ちょっと変だ」と笑っていただけたら嬉しいです。
そして、これから働く人には、「これはヤバい企業かも?」と、少しでも社会の常識を疑ってもらえたらと思います。

この記事は以下のようなひとにおすすめ!

人事評価をこれから受けるので、どう思っているかを知りたい

人事評価をコメントの書き方や最適解を知りたい

人事評価をとおしたシリアスなコントを読んで癒されたい

📕 この記事の結論 📕
✅人事評価は社長が考えたコントと思え
✅人事評価は、国語のテストと同じように考えて書け
✅人事評価制度で大事なことは、「どう生きたいか」かもしれない

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目次

✅人事評価は社長が考えたコントと思え

私が勤めている会社でも、人事評価制度という禁断の戦術が導入されました。
もちろん、私もその評価を受ける立場であり、さらに部下に指導する立場でもあります。
なので、この珍事を客観的に観察しているわけです。
そもそも、わが社の人事評価は見切り発車そのもの
かしこい人がいろいろと説明してくれたものの、理想と現実のギャップをまったく理解していません。
きっと誰かが上層部に変な知恵を入れたのでしょう。 「社員満足度が上がる」「スキルアップに繋がる」「キャリアアップに繋がる」そんな甘い呪文マヌーサが社長にかけられてしまったのです。

しかし、現実の社員たちはというと、「給料を楽して上げてほしい」と思っている人が大半で、さらに「面倒くさい」と感じている人がほとんどです。

ドラクエの行動で言えば、「ガンガン行こうぜ」と上層部は指示しているつもりが、部下たちは「いのちを大事に」と勘違いしている状態
そんな光景を客観的に眺めている私がいます。

さて、社員満足度が上がらないことは分かっているけれど、チームの成績を上げることが求められる
このコントをどう成立させるか、それが私の仕事です。

✅人事評価は国語のテストと同じように考えて書け

人事評価は、事前に前期の課題の達成度や今期の課題について挙げて、最終的に面接を行って点数化するシステムです。

これは、私に言わせると学生の国語のテストのようなものですね。

本文を読んでから問題を解くのではなく、先に問題を読んでおくことが重要なのです。
どんな答えが正解か、それを考えてから答えていくことが大切です。
おそらく、リーダーシップを取って、全員の売上や効率性を上げることができるのが正解なのでしょう。

個人プレーでは50点、集団プレーで100点
しかも、単発ではなく永続的に
短期的に課題をクリアすることが求められます。

ただし、1回目なので、難易度は高くもなく低くもなく…。
そんな細かい調整が求められます。

そして、緻密な正解を書いてきた人は‥‥いませんでした
仕方がないので、どんな風に書くのが正解かを20分かけてレクチャーしました。

✅人事評価の面談で大事なことは、「どう生きたいか」かもしれない

面談は20分から30分
本来は人事評価の自己評価を確認しながら答えていくシステム自由形式の質疑応答で行うみたいです。

まず、長期的にこの会社で働きたいか、キャリアアップを望んでいるのかという質問ですね。
これを聞いておくことは非常に重要です。

キャリアアップを望んでいないのであれば、適当に受け流しておく方法を伝授します。
だって、その方がお互いに時間を取られないのでストレスフリーで生きていけます。
そんな社員の目線では 早く家に帰って、ゆっくりしたほうが得ですからね。

次に、キャリアアップを望んでいる返事が返ってくると、どうすれば人事評価が長期的なキャリアアップにつながるかについて戦略を立てます。
結果として、成果を上げてくれる可能性が高い
こちらにとっても旨味があるだけに具体的にアドバイスをします。
誰かと、いつまでに、何をするのか、そしていつ報告するのか

どちらのスタンスも正しい。
もちろん、会社の中での生き方に正解があるわけではないけれど、一緒に考えるわけです。
そんな私も会社員として生きる中で、相手に合わせるカメレオンサラリーマン。
適当に合わすこともできるし、誰よりも成果をあげて、認められたいと思っている一人です。

結局は一番楽しく、踊っているのは私なのかもしれません。

これまでは個人の面談の話をしましたが、当社は横並びの部署で営業を競っています。
もちろん、一番の成績を目指している裏で暗躍することが得意な松岡修造みたいな私を中心に、小峠英二さんや濱田岳さんみたいな人がいるチーム
そんなやる気があるチームにみえるはずが、人事評価の用紙は、再提出するようにたくさん返却されました。

理由は、文章力が足りない、理解できない
‥‥‥。

どれだけロジックを固めても、文章力がないと伝わらないんですね。
仕事もブログも難しいです。

✅ まとめ

まとめ

人事評価はコントと思えば気が楽ですね。
実際のところ、社員は給料を楽に上げてほしいだけ。
それを言ってしまうと会社が成りたたない。
でも本当の意味でチャンスにもなります。
結局、会社という枠や評価に縛られず、したたかに生きることが大切なんでしょうね。

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