【2024年8月/植田ショック】投資初心者のための大暴落対策。行動と心理状態を学ぼう

みなさん、こんにちは。

2024年8月5日からの歴史的な大暴落と暴騰で、多くの投資家が疲れ果てていることでしょう。

今回はこの市場の激動にいる投資家たちの心理状態と対策をまとめました。

この記事は以下のようなひとにおすすめ!
  • 投資初心者:初めての大暴落でパニックになったあなたへ。次回に備えて冷静な対応法を学びましょう!
  • 長期投資家:長期的な視点で資産を運用しているあなたに。暴落をチャンスと捉え、さらに賢く投資する方法をご紹介。
  • リスク管理が苦手な人:狼狽売りしてしまいがちなあなたへ。資金管理の重要性と次回への備え方を解説します。
この記事の結論
  • 暴落の経験が対応に影響:歴史的な大暴落の経験があるかどうかで、投資家の対応が異なる。
  • 売却した人:判断が早くても、長期投資を忘れて市場から一時的に退場してしまう。
  • 追加購入した人:余剰資金があり、事前に計画を立てている優秀な投資家。
  • 静観した人:長期投資の視点から、何もしないのが正解の場合もある。
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目次

✅初心者と経験者の違いは、暴落を経験したことがあるかどうか

まずは、暴落を経験しているかどうかは、3つに分かれます。
それは、暴落時に持ち株を売却、追加購入、静観です。

対応が大きく分かれた点から説明しましょう。

今回の大暴落で恐怖を感じたのは、おそらく投資初心者やNISAで投資を始めたばかりの人が多いはずです。

なぜ恐怖を感じたのかというと、『大暴落の経験がないから』。
歴史的な大暴落を経験しているかどうかで、対応が大きく変わります。

過去の○○ショックについてまとめました。

日時名称下落率 理由
1987年10月19日ブラックマンデー22.6%コンピューター取引の急増、金利上昇懸念、地政学的緊張
2000年3月-2002年10月ITバブル崩壊約49%過剰評価されたIT企業の株価修正、会計不正発覚
2008年9月29日-10月10日リーマン・ショック約22%サブプライムローン問題、リーマン・ブラザーズの破綻
2020年2月20日-3月23日コロナショック約34%COVID-19パンデミックによる経済活動の停滞

最近では、コロナショックを経験している人も多いでしょう。
○○ショックというのはいつ起こるか分かりませんが、経験していると「またいつか起こるかもしれない」と考えるようになります。

これは意外と重要で、『想定している』だけで対応が変わります。
例えば、日常でも出かけてからスマホを忘れたことに気づいた経験があれば、家を出る前に確認することが習慣になるかもしれません。

このように名高い投資家たちは、いくつかの荒波を超えており、いつかは株価が上がることを経験上理解しています。投資家と名乗るのであれば、しっかりと理解しておきましょう。

✅2024年8月5日の世界的な株安「植田ショック」

✅日経平均株価

日付終値 (円)変動 (円)変動率 (%)
2024年8月1日37,809.00-1,300.00-3.33%
2024年8月2日35,909.00-1,900.00-5.02%
2024年8月3日市場休場
2024年8月4日35,909.000.000.00%
2024年8月5日31,458.00-4,451.00-12.39%
2024年8月6日34,458.00+3,000.00+9.54%
2024年8月1日から8月6日までの日経平均株価とS&P 500の株価変動
ぐりっと

日本株の下落率はヤバイ!!

✅S&P 500

日付終値 (ポイント)変動 (ポイント)変動率 (%)
2024年8月1日4,572.00-116.00-2.47%
2024年8月2日4,478.00-94.00-2.06%
2024年8月3日市場休場
2024年8月4日4,478.000.000.00%
2024年8月5日4,362.00-116.00-2.59%
2024年8月6日4,462.00+100.00+2.29%
2024年8月1日から8月6日までの日経平均株価とS&P 500の株価変動
日付ドル円相場 (円)変動 (円)変動率 (%)
2024年8月1日150.12
2024年8月2日150.02-0.10-0.07%
2024年8月3日市場休場
2024年8月4日149.62-0.40-0.27%
2024年8月5日145.47-4.15-2.77%
2024年8月6日146.85+1.38+0.95%
2024年8月1日から8月6日までのドル円相場の推移

✅8月5日に株を売却、ろうばい売りをしてしまった人

次に、暴落ですぐに売却した人たちの心理状態を見てみましょう。

判断が早い反面、長期投資の視点を忘れて市場から一時的に退場してしまったのです。
たしかに市場が大きく暴落すると、「もっと下がるのではないか」と考えるのが自然です。

しかし、「人の行く裏に道あり花の山」ということわざがあるように、みんなが恐れている時こそチャンスと考えるべきでしょう。

また余剰資金がないと、資金がショートすることを恐れてマイナス思考に陥りがちです。
マイナス思考の人ほど余剰資金を多く確保しておいたほうが良いかもしれません。

ぐりっと

余剰資金内で投資を行うことは心理的な負担が減るよ。

✅【2024年8月5日】暴落はチャンス!!追加購入をした投資家の心理

暴落時に追加で購入した人は、投資家として非常に優秀です。

このような人は、まずは余剰資金があり、下がったら買うと事前に決めている人が多いでしょう。
いつ暴落が来ても事前に、暴落時の対応を考えておくと冷静に対応できます。

長期投資の観点からは、暴落は安く買えるチャンスです。
いずれ上がるという視点で見ると、暴落はまさにバーゲンセール

余剰資金を確保して、いつ来るか分からないバーゲンセールに備えておきましょう。

✅【2024年8月5日】相場の荒波を静観していた投資家の心理

おそらく、ほとんどの人は静観していたのではないでしょうか。

ただし狼狽売りをするか、静観するか悩んだ初心者と、何もしないことが正解と考えて静観していた人との心理状態は大きく違います。
長期投資の観点からすると、何もしないのが正解です。


長期投資で考えると、大暴落といってもNYダウは2024年1月より高く推移を保っています。
これから10年や20年先を考えて落ち着いて行動していきましょう。

著者自身も今回の大暴落中に何もしませんでした。
というのも、この期間は旅行に行っており、帰ってきたら大暴落に気づいたのです。
旅行へ行っていなくても狼狽売りはしませんでしたが、気になって仕事が手につかなかったかもしれませんね

次回はもう少し様子見を考えています。

✅ まとめ

まとめ

今回の内容をまとめると

  • 暴落の経験が対応に影響:歴史的な大暴落の経験があるかどうかで、投資家の対応が異なる。
  • 売却した人:判断が早くても、長期投資を忘れて市場から一時的に退場してしまう。
  • 追加購入した人:余剰資金があり、事前に計画を立てている優秀な投資家。
  • 静観した人:長期投資の視点から、何もしないのが正解の場合もある。

どの行動が正解かは一概には言えませんが、今回のような市場の激動を乗り越えるためには、冷静さと計画性が重要です。次の機会には、より良い対応ができるよう準備を整えておきましょう。それでは、引き続き健全な投資ライフをお楽しみください!

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