今回のテーマは、低年収の40代男性は結婚したほうが幸せになれるです。
40代男性は結婚をした方が良い理由と低収入でも夫婦で働くことで金融資産が増える理由にわけて説明していきます。
この記事を読むことで、低年収の40代男性は結婚したほうが幸せなる理由を理解することができるしょう。
✅40代男性は結婚したほうが良い理由
→40代男性の独身が世代・性別のなかで最も不幸と感じているから
✅年収が低い、給料が上がらないひとほど結婚したほうが良い理由
→共働きで働くことで世帯年収を上げることができる。
✅世帯年収で支出を削り、不労所得を増やすことで、金融資本を増やすことができる
✅40代男は結婚をおすすめする理由『40代男未婚が最も幸福度が低い』
40代の男性にとって、結婚をおすすめする最も大きな理由は、お金の問題ではなく幸福度に関係しています。
統計によれば、男女や全世代の中で、独身の40代男性が最も不幸に感じていることが多いのです。
細かい分析については以下に示します(独身研究家の荒川和久先生が「居場所のない人たち」の一部を要約しました)。
40代の男性が幸福になりたいのであれば、結婚することで幸福度を大幅に向上させることができると言えます。
- 男性と女性の両方で、未婚者は既婚者に比べて幸福度が低い傾向がある。
- 特に40から50代の男性において、未婚者の幸福度は既婚者の半分以下で、40代では36%、50代では34%の未婚男性が不幸を感じている。
- 同年代の未婚男性の中には、幸福度よりも不幸を感じる人が多い場合もある。
- 女性も同様に、40代未婚女性の24%、50代未婚女性の21%が不幸を感じている。
- 一方で、既婚女性は幸福度が非常に高く、50代でも62%が幸福を感じており、20代では77%が幸福である。
- 既婚男女の幸福度は10%台にとどまっており、未婚者との幸福度の差が大きい。
✅低年収男性は結婚した方がよい理由『既婚のほうがコスパが良い』
結婚をためらう理由の一つに、収入が低いことが挙げられます。
しかし、単身で生活するよりも結婚した方が貯金が増え、生活が楽になることが多いです。
以下のデータを参考にしてみましょう。
40代の平均貯金額を見てみると、単身で生活している人の平均は818万円で中央値は92万円ですが、2人以上で生活している世帯では平均が916万円で中央値は300万円です。
つまり、2人以上で生活する方が効率的に資産を築いていることがわかります。
年代別の貯蓄額の平均値・中央値 | ||||
---|---|---|---|---|
年代 | 単身世帯 | 2人以上世帯 | ||
平均値 | 中央値 | 平均値 | 中央値 | |
20代 | 179万円 | 20万円 | 212万円 | 63万円 |
30代 | 606万円 | 56万円 | 752万円 | 238万円 |
40代 | 818万円 | 92万円 | 916万円 | 300万円 |
50代 | 1,067万円 | 130万円 | 1,386万円 | 400万円 |
60代 | 1,860万円 | 460万円 | 2,427万円 | 810万円 |
70代 | 1,786万円 | 800万円 | 2,209万円 | 1,000万円 |
また給料の増加が難しい場合でも、共働きを続けることで結婚が実現可能です。
ここでピケティの「r<gの法則」を思い出しましょう。
「r」は資本収益率を指し、株主や地主などが投資から得る収益率を示し、「g」は経済成長率で、働いて得る給与の増加率を表します。
つまり、2人で生活する世帯は、節約した資産を株式や債券などの資本投資で増やし、労働による給与よりも収益を上げる仕組みを構築することができます。
筆者もこの方法で投資を行っています。
✅まとめ『あなたが求める人生のバランス次第、後悔がない選択を』
著者は43歳。
将来に不安もありますが、金融資産だけでなく、子供の成長や仕事を通じて他人の役に立てることに喜びを感じています。
この幸福感の理由は、金融資本、人的資本、社会資本のバランスが安定していることにあるでしょう。
これら3つの要素を更に高めていくことで、将来も充実した生活を送ることを目標にしています。
このブログでは米国株や投資信託など金融資本の増加に焦点を当てていますが、実際の生活では人的資本や社会資本も幸福度に大きな影響を与えます。
特に社会資本を軽視すると、生きる意味が見失われることもあるかもしれません。
もし、あなたが足りない要素が社会資本にあるなら、この課題を早めに取り組んでみることをおすすめします。
行動することで失敗することもあるかもしれませんが、本気な失敗には価値があります。
40代をどう生きるかは難しいテーマです。
他人と比べるのではなく、自分らしい人生を追求することを目指しましょう。
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