インデックス投資以外に米国株投資に興味はありませんか。
個人的に注目をしている個別株のCCL(カーニバル)を紹介します。
この記事を読むことでカーニバルについて知ることができます。
・カーニバルコーポレーションについて基本的な知識を深めたい
・カーニバルコーポレーションについてパンデミック情報を知りたい
・カーニバルコーポレーションの2023年の相場を知りたい
米国株カーニバルコーポレーション(ティッカーCCL)の基本知識
企業概要
カーニバルコーポレーション(Carnival Corporation)はクルーズ客船会社。
北米、英国、ドイツ、南欧、南米、アジア/太平洋などの主要観光地へのクルーズを提供。
子 社を通じて、ホテルとロッジの保有・運営しており、CCL LNのティッカーでロンドン市場にも上場しています。
カーニバル コーポレーション 主な主要統計概要
時価総額、千ドル | 21,221,282 |
企業価値、千ドル | 49,550,280 |
発行済株式数、K | 1,119,266 |
年間売上高、$ | 12,168M |
年間純利益、$ | -6,094M |
前四半期の売上、$ | 4,911M |
一株当たりの情報:
最近の収益 | -0.31 06/26/23 |
次回の収益日 | 該当なし |
一株当たり利益 ttm | -2.29 |
EPS 成長率と前四半期の比較 | 43.64% |
EPS 成長率と前年度の比較 | 81.10% |
年間配当率、$ | 0.00 |
年間配当利回り | 0.00% |
直近の配当金 | 0.500 02/20/20 |
次回の配当落ち日 | 2020/02/20 |
配当金支払日 | 2020/03/13 |
配当性向 | 0.00% |
最新の分割 | 3-2 (2001/09/17) |
米国株カーニバルコーポレーションの株価、チャート
米国株カーニバルコーポレーションになぜ注目しているのか?
パンデミック初期はカーニバルコーポレーション大幅下落、借入金が大幅に増えた
2020年のパンデミックにおいて、Carnival Corporationの株価-56.89%と大幅な下落を記録しました。
その一方で、ハイテク株の恩恵を受けたVOOは18.29%と堅調な成績を残しています。。
パンデミック初期は、カーニバル(NYSE: CCL)(NYSE: CUK)にとって非常に困難な状況でした。
クルーズ運航が停止し損失が発生し、負債が増加。
これにより多くの投資家が船から離れる状況となりました。
その結果、株価はコロナ前の水準から60%以上下落しました。
しかし、2023年の状況は大幅に改善されています。
カーニバルはクルーズの再開を行い、需要が急増しました。
世界最大のクルーズ船運航会社として、カーニバルは直近の四半期において過去最高の予約数や顧客の保証金を報告しました。
ただし、パンデミックの影響によりカーニバルは依然として巨額の債務(300億ドル以上)を抱えています。
これが一部の投資家を懸念させ、株価がパンデミック前の水準に戻ることを阻んでいるようです。
このため、カーニバルは生き残りをかけて借入金を調達する必要がありました。
この戦略は一部成功しましたが、クルーズ業界のリーダーであるカーニバルは非常に困難な状況に直面でしょう。
その他にも損失が拡大し、現金が流出する事態も起きました。
そのため、投資家はカーニバルがどのように債務を返済するのかについて懸念を抱いていたと思います。
2023年の第1四半期では、カーニバルは一定の評価を得ました。
営業キャッシュフローがプラスに転じてたことで、債務返済を進めることが可能となりました。
さらに、営業利益も増加し、第2四半期には14億ドルの変動金利債務を前倒しで返済することができました。
カーニバルの取り組みにより、現在の負債の80%が固定金利となっています。
つまり金利上昇の影響を受けやすいのは同社の借入残高のわずか20%。
これは、現在の金利が上昇している状況下で特に重要です。
また最近の債務の前倒し返済により、カーニバルは年間8000万ドル以上の利息支払いを節約することができました。
2023年にかけてカーニバルコーポレーションは急激に株価を戻している
2021年に入ると、VOOはさらに成長し、大幅に改善しましたが、Carnival Corporationは株価がさらに下落しました。
2022年にはロシアウクライナ問題が発生し、VOOはマイナス成績となりましたが、Carnival Corporationは2020年よりもさらに大きな下落を経験しました。
しかし、2023年の第1四半期と第2四半期には、Carnival Corporationの業績が大幅に回復しました。
まとめ
パンデミックにおいて、旅行業界は大ダメージを受けましたね。
もちろん大きな爪痕を残していますが、最近では海外旅行客が日本に戻りつつあります。
世界一ではクルーズ船会社のカーニバルに注目されています。
これからカーニバルは株価の改善が予想されます。
今後もカーニバルに注目していきましょう。
せっかく記事を書いたのでカーニバルコーポレーションを購入しました
2023年Q2の配当をすべてを使用してカーニバルコーポレーションを9株購入しました。
中期的に投資を継続することで、トリプルバガーあたりを狙っていきます。
(このようにふとしたきっかけからエヌビディアも同じように購入したような気がします・・・)
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