投資歴20年目が選んだのはVYM|おすすめしないVIGとの増配率・安定性を比較してみた

VYMとVIG、どちらを選べばいいのか──。
米国ETF(投資信託)に興味を持った人なら、誰もが一度はぶつかる悩みかもしれません。

どちらも「増配」をキーワードにした魅力的なETF。
VIGは“連続増配企業”の集まり、VYMは“高配当かつ安定性”が魅力。

ですが、この2つの違いを正しく理解している人は、実は少ないのでは?

かく言う私も、最初は「VIGのほうが賢そうに見えるな」と思っていました。
でも投資歴も20年目、色んなETFを試して、暴落も経験してきた中で──
「VYMを選んでおいて本当に良かった」と思える出来事がいくつもありました。

この記事では、そんな実体験を交えつつ、「なぜVYMを選んだのか」「なぜVIGはおすすめしないのか」
その理由を“増配率”と“安定性”という切り口で、わかりやすくお伝えします。

この記事は以下のようなひとにおすすめ!

VYMとVIG、どちらを買うべきか悩んでいる人

──「結局どっちが正解なの?」と迷っているなら、投資歴20年の視点がヒントになります。

増配ETFに興味があるが、違いがわからない人

──名前は知っていても、中身や実績を比較したことがないなら要注意。選び方を間違えると“期待外れ”になることも。

安定した配当+成長を両立させたい中長期投資家

──利回りだけでなく「増え続ける配当」が欲しい人には、データを見たうえでの判断が必要です。

この記事の結論

結論から言えば、私はVYMを選びました。

理由はシンプル。
「配当が高く、しかも安定していて、増配実績も文句なし」だからです。

一方で、VIGは“堅実で地味”。
増配率は確かに魅力的ですが、リターンと安定性で見ると、やや物足りなさを感じました。

もちろん、人によって最適解は変わります。
だからこそ、「増配率」「利回り」「リスク許容度」など複数の視点から比較する必要があります。

後半では、VYMとVIGの増配率の推移グラフや、
実際にリターンに差が出た具体的な年を紹介しています。

「データで納得したい派」のあなたは、ぜひこのまま読み進めてみてください。

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目次

🔍VYM vs VIG|そもそも何が違うのか?

まずは基本的なスペックと構成の違いから整理しておきましょう。
「どちらも増配ETF」とひとまとめにされがちですが、中身はまったく別モノです。

✅ 基本スペック比較

項目VYMVIG
名称Vanguard High Dividend Yield ETFVanguard Dividend Appreciation ETF
設定日2006年11月16日2006年4月27日
指数FTSEハイデ ィビデンド・イールド指数ETF tracks the S&P US Dividend Growers指数
運用会社VanguardVanguard
経費率0.06%0.05%
配当利回り(2025年4月時点)約2.96%約2.16%
構成銘柄数約529銘柄約337銘柄
投資対象高配当株連続増配株(10年以上)

✅ 投資対象の“設計思想”が違う

  • VYMは「今、配当が高い企業」に投資します。
     → 銀行・通信・エネルギーなどが多めで、“配当の太さ”重視。
  • VIGは「10年以上連続で増配している企業」に投資します。
     → ヘルスケア・生活必需品・ハイテク寄りで、“成長の持続性”重視。

この違い、意外と見逃されがちですが超重要。
VYMは「今の収入(利回り)」、VIGは「将来の増配(成長性)」に重心を置いているんです。

✅ セクター構成の違い

VYM:金融、エネルギー、生活必需品が上位
VIG:ヘルスケア、情報技術、資本財が上位
VIGはディフェンシブかつ成長性ある銘柄が多く、VYMはバリュー寄りで「ドシッ」と構えたポートフォリオ。

✅ VYMとVIGの上位10銘柄(切り替え可能)

VYMとVIG構成比率 テーブル (切り替え式)

ETF 構成比率 上位10銘柄

順位銘柄名ティッカー構成比
順位銘柄名ティッカー構成比

✅ 連続増配という雰囲気で選ぶと失敗する

見た目の利回りや名前のイメージだけで選ぶと、「思ったより配当少なっ…」ということになりがちです。
特にVIGは、高配当ではないという点に注意が必要。

✅ VYMとVIGの配当金の比較(2006-2025,視覚的チャート)

VYM・VIG 配当金比較
VYM・VIG 年間配当金推移(2006-2025)
VYM 四半期配当金(2024年)
VIG 四半期配当金(2024年)
VYM・VIG 四半期配当金比較(2024年)
VYM・VIG 2024年 配当金比較表
ETFQ1Q2Q3Q4合計
VYM$0.6555$1.0237$0.8511$0.9642$3.495
VIG$0.7692$0.8992$0.8351$0.8756$3.38

✅ なぜVIGをおすすめしないのか?3つの理由

利回りが低すぎる
「成長株寄り」な企業が多いため、今もらえる配当は控えめ。
1.9%前後だと、再投資前提の人でないとやや物足りない数字です。

暴落耐性が意外と弱い
コロナショックや金融危機のとき、VIGのリターンは守られているようで守られていない場面がありました。VYMはディフェンシブ株が多く、結果的に配当もリターンも安定。

投資対象がやや限定的
VIGは「10年以上増配を続けた企業」に絞られているため、新興の優良企業が除外されやすいというデメリットもあります。

✅ まとめ

まとめ

VYMとVIG、どちらが自分に合った投資先なのかを比較してきましたが、結局は投資目的によって選ぶべきETFは異なります。

VYMは、「安定した配当」と「高い利回り」を重視する人に向いています。
特に、配当金を毎年コツコツと得ながら、長期的に安定したリターンを目指す方にぴったりです。
VYMは、景気が不安定な時期でも比較的安定したリターンを維持できるため、暴落耐性のある銘柄を選びたいという人にも向いています。

一方、VIGは「増配率の高さ」に魅力を感じる投資家に向いていますが、利回りが低いため、配当をメインで狙う人には物足りなさを感じるかもしれません。
ただし、増配の成長を重視したい方、将来的に配当金が増えることを楽しみにできる人にとっては、VIGも選択肢として十分に魅力的です。

どちらのETFにも明確な強みがあり、選択は投資目的に基づいて行うべきです。あなたが今後どのように資産を増やしていきたいか、配当金をどう活用したいかによって、最適な選択肢は変わってきます。

【VYMが向いている人】
毎年の配当収入をしっかり得たい人
高配当・安定したETFに投資して、手間をかけずに運用したい人
経済の波に左右されにくいポートフォリオを作りたい人

【VIGが向いている人】
長期的な増配を重視し、成長性を求める人
・初めは低い配当でも、将来の増配を楽しみにして運用したい人
増配実績が重要で、安定した成長を見込んで投資したい人

どちらのETFも素晴らしい選択肢ですが、自分の投資スタイルに合わせて選んでいきましょう。そして、どちらのETFを選ぶにしても、安定した証券会社を利用して、手数料を抑えた運用を心がけることも大切です。

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