【必見】岡田斗司夫さんの悩みのるつぼから学べること

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紹介する本:オタクの息子に悩んでいます 朝日新聞「悩みのるつぼ」より

・ジャンル:人生相談
・著者:岡田斗司夫(おかだ としお)
・出版社:幻冬舎新書
・出版日:2012年9月30日
・定価:定価940円+税

ひろゆきさんと並ぶ論理と毒舌YouTubeで有名な岡田斗司夫さんの本です。
この本は、発行元が幻冬舎新書、発行人が見城徹さんという点も興味深いですね。

「オタクの息子に悩んでいます」はどんな本?

プレビュー

内容:★★★★★(たいへん勉強になる) わかりやすさ:★★★★★(強くすすめる)
おすすめ:★★★★★(今すぐ読んでほしい)

この本は岡田斗司夫さんが朝日新聞のなやみのるつぼという人生相談をまとめた本です。
紙面だけを読むと相談者の悩みと回答しか見えないが、この本では思考過程について詳しく解説されています。
人生の悩みの回答だけでなく、回答を導くための過程についても学ぶことができる良書です。

本書はこんな人に強くすすめたい

☑ 友人・恋人など対人関係で悩んだことがある
☑  相談・アドバイスの仕方がわからない
☑ コミュニケーション能力を鍛えたい

本書から学べる思考ツール

本書では岡田斗司夫さんが相談に答えるための思考ツールについて紹介しています。

岡田斗司夫さんの思考ツール
1,分析
2,仕分け
3,潜行
4,アナロジー
5,メーター
6,ピラミッド
7,四分類
8,三価値
9、思考フレームの拡大
10,共感と立場
11,フォーカス

今回は、共感と立場をピックアップして紹介します。

共感と立場

つい相談を聞いていると、先回りして結論を答えてしまう、頭の良い人に相談すると返ってくることがあります。上から目線になってしまい、相手を同じ気持ちなっていない。これが共感です。
立場とは味方ということです。相談者の見方になる。
なんだこいつ、こんなことに悩んでいて。バカじゃないの?こうすればいいのに。つい、見下げてしまうですね。否定せず、味方になる。

本を何度も読み、岡田斗司夫YouTubeをみました。
岡田斗司夫さんの悩みのるつぼについても触れていて、読者が知りたいのは回答までの思考について知りたいという意見が多かったそうです。
それに対して岡田斗司夫さんは自分がサイコパスだから論理的に考えることができると言っています。

え?
思考ツールよりサイコパスの思考?
参考ならないよ。

サイコパス、生来の能力は参考にならない。
それでも我々がマネできる点はたくさんあると思う。

目のつけどころが他と違う?

オリジナル相談、原則にもとづく回答を考えてみた

ぐりっと

本書のようにオリジナルの実話の相談を考えてみました。
私はぐりっと、40才です。
勤務先の同僚とLINE登録していますが、タイムラインで職場のスタッフの悪口が流れてきました。
どうやら勤務先のスタッフには見ることができないように設定されているようですが、なぜか私だけそのメンバーから外れているようです。
私は普段はSNSをみません。気づいたのは友人がみてほしいと言われた時に偶然気づきました。
どのような対応が好ましいでしょうか?

・同僚女性がスタッフの悪口をSNS上で流出している事実を自分だけが知っている
・普通に考えると上司に報告するか、同僚女性に注意するなど方法があるが、相談者(ぐりっと)も気づいている。(分析)
・相談者が上司と仲が良いのであれば、すぐに報告するだろうが、この相談者は悩んでいる。
きっと同僚女性を心配しているのかもしれない。(潜行)

悪い回答

そんなこともわからないの?
相手は企業価値を落とそうとするスパイかもしませんね。
まずはスクリーンショットを使って証拠を収集しましょう。
その結果を上司に渡すことで会社からの評価は上がるはずです。

良い回答


同僚女性を心配しているあなたは会社や社会でかけがいのない存在です。
きっと同僚女性は仕事に対するストレスを離れた場所で拡散することで、日々の仕事と向き合っているのでしょう。
あんたには、ここでの選択肢は2つあります。
SNSで拡散している悪口を放置しておくか、相手にSNSをやめてもらうように手を尽くすか。
ただ相談をしてきた以上、あなたはSNSをやめてほしいと思っているはずです。
それは仕事の同僚という立場ではなく、一社会人として企業で働いている以上は企業価値を損ねる行為を伝えるべきです。
頑張れ。

お悩み相談って、難しい。
相手にとこんとん味方しながら、具体的な行動を起こすことができるように、考えて、伝える。
どの工程も大切で、すごく難しい作業です。
サイコパスが必要であるなら、私たちは論理的に歯が立ちません。
ただ共感することは一般人でも可能です。
ここから始めよう。

感想

文章を書くことは簡単です。

小学生でも書けます。

ただ相手に届く文章を書くことはすごく難しい。

誰に何を伝えたいか、どんな立場なのか、考えながら書く大切さを教えてくれる一冊です。

また人生相談から学べることはたくさんあるように感じました。

人の数だけ人生がある。悩みがありますね。

おまけ ぐりっと(gritman)のサラリーマン小話

最近、通勤時間中に岡田斗司夫さんのYouTubeを聞いています。
ひろゆきさん・岡田斗司夫さん。
言いたいことを論理的・的確に答えることは非常に大切な能力です。
しっかりと聞いて、しっかり答える。
日々のトレーニングは大切ですね。

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