40代男性は自己肯定感が低すぎる!?自分迷子が増加していた

2025年5月21日

先日、同じ部署に異動してきた40代の男性。
聞けば、有名大学を出ていて、仕事もできる。なのにどこか自信なさげ。

「いやいや、スペック高すぎでしょ!? なんでそんなに自己評価低いの…」

一方の僕は、専門学校卒で、特に理想もなく。
でもそれなりに楽しく、まぁ気楽に生きている。

彼を見て、ふと思いました。
あれ、もしかして今の40代男性って「自分迷子」な人、増えてない？

そんな違和感から、『LUCIDO 40代ミドル白書2025』を読み直し、いまの40代に何が起きているのか、考えてみました。

LUCIDO – ルシード｜mandom

3月16日は、ミドルの日｜LUCIDO – ルシード｜mandom 3月16日は、ミドルの日。ミドルの日新聞広告と40代ミドル男性白書をご紹介します。

この記事は以下のようなひとにおすすめ！

最近、「何か始めたいけど動けない」とモヤモヤしている40代男性

自己肯定感が低く、「このままでいいのか…？」と感じているサラリーマン

スキルアップや趣味の前に、まず“自分らしさ”を取り戻したいと思っている方

この記事の結論

「自信がない」「やりたいことが見つからない」という40代男性の7割が抱える“自分迷子”の悩み。その解決の糸口は、意外にも“外見”にありました。

スキンケアや身だしなみを整えるだけで、
✅ 自己肯定感アップ
✅ 他人の反応の変化
✅ 小さな成功体験

が得られることが調査で明らかに。

外見からの変化はコストも低く即効性あり。
まずは鏡の中の自分を少し変えてみることが、動き出す第一歩になります。

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✅数字で見る“自分迷子”の実態〜40代男性のリアルとは〜

LUCIDOの「40代ミドル男性白書2025」によると、40代男性の約7割が「自分はイケていない」と感じているという、見過ごせない事実が明らかになりました。

「自分をイケていると思う」：28.9％
　→ つまり、71.1％が“自信がない”状態
「理想の自分像や大人像がある」：34.0％
「具体的な夢や目標を持っている」：31.1％
「それに向けて行動している」：20.3％

つまり、理想はあっても、行動に移せている人はわずか5人に1人ということです。
思い描いてはいるけど、踏み出せない。そんな“自分迷子”の姿が透けて見えます。

一方、新しいことにチャレンジした人（過去5年）は全体の31.1％。その人たちはどう変わったか、非経験者と比較してみると…

「自信がある」と答えた割合：非経験者の6倍
「幸福感が高い」と答えた割合：非経験者の3倍
「新しい友人や仲間が増えた」：約4割

さらに、チャレンジ経験者の多くは…

84.5％が「やってよかった」
78.1％が「今後も続けたい」

この結果からも、行動そのものが自信と幸福感を引き上げる起点になっていることがわかります。

外見への意識にも変化が見られます。
たとえば、努力している40代男性の化粧水使用率は50.7％。これは…

全体平均の2倍以上
スキンケアや外見磨きが「自己肯定感アップ」に寄与

といった傾向があり、「内面よりも外見」への投資が自信回復の第一歩になっていることが示唆されています。

「歳を重ねてもかっこいいと感じる」に関する調査

40代男性の特徴比較グラフ

「歳を重ねてもかっこいいと感じるミドル男性の特徴」(複数選択)

* 「現在、いつか達成したい具体的な夢や目標を持っている」に “そう思う” “ややそう思う” と回答した方

✅内面より“外見”から始める自己肯定感改革

LUCIDOは化粧品メーカーなので、「外見を整えれば理想の40代に近づける！」という主張には、正直ちょっと営業トークも感じます。
ですが、調査結果を見ていると、あながち的外れではないとも思えるんですよね。

新しいことに挑戦するのって、実際かなりハードルが高いです。

たとえば…

旅行に行く：時間もお金も必要
婚活をする：精神的エネルギーが要る
趣味を持つ：何をやるか迷うし、続くかも不安
グルメを楽しむ：お金かかるし、一緒に行く相手も必要かも
スキルを磨く：時間と努力が前提
筋トレやジム通い：続けるのが難しい
美容ケア：なんとなく恥ずかしいと思ってしまう

どれも、「始める前に心が折れがち」なものばかりです。

だからこそ、最初の一歩は“外見”からでもいいと思うんです。

スキンケアを始めてみる
服や髪型を少し整えてみる
鏡に映る自分をほんの少しだけ変えてみる

こうしたアクションって、時間もコストも比較的少なくて済むし、すぐに変化が見えやすい。
その結果、「なんか自分、ちょっといいかも」と思えるきっかけになるんですよね。

たとえば、前ブロックで触れたように…

努力している40代男性の化粧水使用率は50.7％（全体の2倍以上）
「身だしなみは楽しい」「効果が見える」「人間関係に良い」といった肯定的意見も多い

これは、外見へのちょっとした投資が、心に影響を与える証拠じゃないでしょうか。

結論としてはこうです

挑戦は尊い。でも、ハードルが高いのも事実
だったら、まずは“外見”という低ハードルから自己肯定感を上げよう
美容に関する知識や習慣は、40代のリスタートにおいて立派な入口になる

「何か始めたいけど、何も始められない」
そんな時期にいるなら、“見た目を変える”という小さな変化からスタートするのも、大いにアリです。

✅ そのやる気、どこで止まってる？行動を妨げる“心の壁”

ここでは、同僚の“ちょっと自信がない彼”と僕自身の話をしようと思います。

最近、彼がふと口にしたんです。
「やりたいことはあるけど、何から始めていいかわからなくて…」って。

その気持ち、すごくよくわかります。
実は僕も、定期的に“何か始めたい波”がくるタイプです。資格に挑戦したくなったり、遠くへ旅したくなったり、新しい趣味や勉強に手を出したくなったり…。でも、そういう気持ちって、ほんとに“波”なんですよね。

その波にうまく乗れるときって、時間やお金の余裕がたまたま揃ってるときだったりします。逆にうまくいかないときは、波が来てもただ見送るだけ。

予定が詰まっていて動けない
子どもの行事や家庭の出費が重なる
仕事が忙しすぎて気力が持たない

そんな理由で、チャンスがあってもスルーしてしまうことが多い。
でも、それって別にダメなことじゃないと思うんです。
むしろ「自分は今、波に乗れないタイミングなんだな」と受け入れるほうが自然。

だからこそ大事なのは、「上手くいかなかったときでも、自分を責めすぎないこと」。
そういう軸があれば、また次の波が来たときに、ちゃんと反応できると思っています。

同僚の彼はきっと、これまでずっと40代まで頑張ってきた人なんだと思います。
たぶん僕なんかよりもずっと努力して、家庭や仕事のことを優先して、自分のことを後回しにして生きてきたタイプ。だからこそ、「今さら失敗したくない」「やるならちゃんとやりたい」という気持ちが強くなりすぎて、波に気づいても乗らない選択をしてしまっているのかもしれません。

でも、“やりたいことをやる”って、最初から完璧に始める必要はないんですよね。

僕が最近気づいたのは、「じゃあ何から始めるか？」ってときに、外見を整えるのはかなり良いスタートになるってこと。

内面を磨くってすごく大事だけど、実はかなり時間がかかります。変化もわかりにくい。
その点、外見を整えるのは効果が出るのが早いし、周りの反応も目に見えて変わる。

具体的に比べてみると