今回、紹介するのは株式投資(ETF)のポジショニング戦略です。
ポジショニング戦略とは自社の商品やサービスを競合他社と比較した際に、ユーザー(消費者)やターゲット市場にとって優位な立場を位置づけることです
最近、話題のブルーロックというアニメでサッカーをとおした自分の強みを追求したマンガがヒットしています。
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同じようにETFの強み、そして我々のようなユーザーがどのように株式投資におけるポジショニング戦略をとって行くべきかをまとめました。
投資の目的、着地点を決めよう
投資における最も重要なのは、ゴールの設定です。
あたり前ですがゴールの設定は人によって違うため、最適解は変わってきます。
夢を追かけている人やいまを大事にしている人に、「将来を考えた行動をしなさい」と言ってもあまり意味がありません。
このように、未来のゴール、いまのゴール、何を、いつ、成し遂げたいのかによって答えは変わってきます。
あなたにとっての投資目的を考えてみましょう。
とにかく始めてみようと思う人もいるかもしれません。
ただ何気なく投資を行っても、いろいろな投資に手を出してしまい、満足のいく答えにたどり着くことはできず、続けていくことができません。
ここでは明確な答えでなくても構わないので、投資する前にまずは着地点を考えてみましょう。
投資の目的、着地点を決める。
明確でなくてもいい。
例)
『老後の資金を増やしたい』、『子どもの教育資金を増やしたい』、『自宅購入の頭金にするため』など
ETF投資でポジショニング戦略を応用する
ここからは具体的なポジショニング戦略を考えるうえで、有名なETFのキーワードでまとめました。
簡単なキーワードを並べてみました。
この単語の連想しやすいように並べていますが、あくまでも私見です。
VT(Vanguard Total World Stock ETF)
VT=全世界×超分散
finviz.comよりバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(Vanguard Total World Stock ETF)は 、米国籍のETF(上場投資信託)
VTI(Vanguard Total Stock Market ETF)
VTI=米国×超分散
finviz.comよりバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(Vanguard Total Stock Market ETF)は、米国籍のETF(上場投資信託)。
3500以上の銘柄を保有している。
アメリカ投資であればこれだけでいいね。
VOO(Vanguard S&P 500 ETF)
VOO=米国×エリート集団
バンガードS&P 500 ETF(Vanguard S&P 500 ETF)は、米国籍のETF(上場投資信託)。
3500以上の銘柄を保有している。
アメリカ投資であればこれだけでいいね。
VYM(Vanguard High Dividend Yield ETF)
VYM=米国高配当×安定成長
将来より、いまを重視する人におすすめする高配当投資です
SPYD(SPDR Portfolio S&P 500 High Dividend ETF )
SPYD=S&P500×超高配当
SPDR ポートフォリオ S&P 500 高配当 ETF は、米国で設立された上場投資信託です。
VIG(Vanguard Dividend Appreciation ETF)
VIG=米国×連続増配
高配当投資より人気がある連続増配ですね。
ポジショニング戦略は1つに絞らなくてもよい
近年のSNSをみていると、最適解を求めている人が多い印象を受けます。
どの人にも万人向けのオルカン、高配当投資、レバナスなどインフルエンサーは、様々な意見があります。
すべての人に間違いとはいいませんが、それぞれの資産、仕事、性格などは考慮されていないため、ユーザーすべての投資法はありません。
(オルカンでさえ、高配当とはいえないので今を大事にするひとにはむいていないかもしれません)
また目的もそれぞれが違うため参考になっても完璧な正解を導き出すことは難しいかもしれません。
何を重視するのかを考えるうえで大切な考え方ですが、個人のポジショニング戦略で必要なのは、あくまでも納得解です。
エビデンスや過去のチャートなどに惑わされずに長期戦略を考えていきましょう。
投資は「負けない事」が最重要課題ですが、誰かと勝負しているわけではありません。
負けること以外は納得できればすべて正解です。
あなたにとっての納得解を探していきましょう。
ポジショニング戦略として悩む人は、ETF分散投資がおすすめ
どのようなETFに投資するのかは、非常に重要ですが、戦略を決めることができない人も多いかもしれません。
そもそも将来も大切だけれど、いまも大事にしたい、そんな風に思っている人もいます。
そんな人におすすめするのは、ETFを使って分散投資をしてみてはいかがでしょうか。
例えば、10点のなかで老後の心配は6点、現在の豊かにするは3点、自分の好きな投資に1点。
このようにわけていくと投資の幅が広がります。
何度も言いますが、目的を明確に決めることが重要ですが、納得しながら長期的に進めていくことが非常に重要です。
一緒に探していきましょう。
わたしの投資情報に関しては、毎月1回ブログで更新しています。
また今回、おすすめしたETFに関しても情報を掲載しています。
リンク先を貼っておきますので、参考にしてください。
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