SBI証券に追従!!楽天証券の新NISAで米国株と海外ETF無料へどっちがお得?

楽天証券はSBI証券と同様に日本株と投資信託の売買手数料をゼロにしたゼロコースを開始する予定です。
2023年9月21日にSBI証券が米国株・海外ETFの手数料を発表された翌日の9月22日に楽天証券でも新NISAにおいける米国株の売買手数料が発表されました。
今回の記事を読むことで、楽天証券の新NISAについてより詳しく理解することができます。

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目次

☑楽天証券の新NISA

楽天証券が今回の発表については以下の通りです。

取扱商品手数料
国内株式(国内ETF・ETN・REIT・かぶミニ®(単元未満株)を含む)取引手数料 無料
手数料コースに限らずNISA口座内の国内株式取引は手数料無料です。いちにち定額コースではNISA口座内の取引は約定代金として計算いたしません。手数料は無料ですが、注文時点で本来の手数料を仮拘束いたします。約定後のメンテナンス時に資金拘束を解除し、買付余力にお戻しします。買取請求は当社取り次ぎ手数料として1件につき330円(税込)がかかります。かぶミニ®(単元未満株)は手数料と別にスプレッドがあります。
米国株式(米国ETFを含む)取引手数料 無料
手数料は無料ですが、注文時点で本来の手数料を仮拘束いたします。約定後のメンテナンス時に資金拘束を解除し、買付余力にお戻しします。
中国ETF・シンガポールETF取引手数料 無料
手数料は無料ですが、注文時点で本来の手数料を仮拘束いたします。約定後のメンテナンス時に資金拘束を解除し、買付余力にお戻しします。
中国株式(中国ETFを除く)1回の取引につき約定代金の0.275%(税込)がかかります。ただし最低手数料550円、手数料上限5,500円(いずれも税込)。特定口座、一般口座、NISA口座共通の手数料です。
アセアン株式(シンガポールETFを除く)1回の取引につき約定代金の1.1%(税込)がかかります。ただし最低手数料550円(税込)。特定口座、一般口座、NISA口座共通の手数料です。
投資信託取引手数料 無料
ファンドによっては売却時に信託財産留保額がかかるものがあります。

楽天証券の今回の発表は、プラン選択においてゼロコースとは別物です。
あくまでも新NISAに限定したプランです。
この文章を読むと手数料が一時的に拘束されます。
また中国株式・アセアン株式においては手数料がいままでどおりかかります。
このあたりを理解して取引を行う必要があります。
(SBI証券においても新興国株においては手数料がかかります)

☑SBI証券の新NISA(ゼロ革命)

※円貨決済・外貨決済のいずれも無料の対象となります。
※外貨決済を行う場合には、事前の為替取引で別途為替取引手数料がかかります。
※円貨決済の注文では円から米ドルへの転換時に為替スプレッドを負担いただくこととなりますが、当該コストは無料の対象外となります。
※手数料の内容は変更となる可能性がございます。変更があった場合には当コンテンツ等にてお知らせいたします。
※SBI証券では、米国株式に加え、中国株式、韓国株式、ロシア株式、ベトナム株式、インドネシア株式、シンガポール株式、タイ株式、マレーシア株式を取り扱っています。
※現在時点の取引手数料の詳細については こちらをご覧ください。

SBI証券においても無料の対象となるが、外貨決済時の為替手数料、円決済時の為替スプレットは発生するため、実質的な為替手数料に関しては発生する。
あくまでも取引手数料が無料になることだけを理解しておこう。

☑楽天証券のゼロコース

2023年10月2日(月)より開始されるゼロコースについて詳しく説明します。

国内株取引手数料コースをゼロコースを選択することで、現物取引や信用取引ともに0円になる。

②新手数料ポイントプログラムが開始

国内株取引 手数料コース米国株  中国株  アセアン株  先物・オプション    金・プラチナ   
新プログラムゼロコース1%1%1%1%1%
いちにち定額コース1%1%1%1%1%
超割ポイント
プログラム
超割コース1%1%1%1%1%
超割コース(大口優遇)  2%2%2%2%2%

③かぶミニ™の手数料0円

手数料とは別にスプレッドがかかります。
手数料0円ETF銘柄においても、上記と同様の手数料がかかります。

☑楽天証券のコース別手数料の特徴

ゼロコース 国内株取引(現物/信用)手数料0円!国内株取引手数料”ゼロコース”を選択する

超割コース 55円/1回~。国内株取引手数料でもポイントが1%つく

超割コース 大口優遇 条件達成で、お取引に役立つ優遇サービスを受けながら国内株取引(現物/信用)手数料0円!
条件達成の方法も多彩!お取引手数料(外国株式、先物・オプション、金・プラチナ)の2%をポイントバック!

いちにち定額コース 1日の約定代金(現物、信用)合計100万円まで取引手数料0円!デイトレードにおススメ!
デイトレード割引(日計り取引片道手数料無料)でさらにお得!

☑ゼロコースの達成条件

楽天証券のゼロコースを利用するにはSOR条件に同意すること

SOR(Smart Order Routing、スマートオーダールーティング)は、証券取引において最適な価格で注文を実行するための仕組みです。具体的には、東京証券取引所(東証)やPTS(私設取引システム)などの複数の市場から、どの市場が最良の価格を提供しているかを自動的に見極め、注文をその市場に送るシステムです。

例えば、楽天証券のSOR注文では、東証だけでなくPTSにも注文を送ります。
そして、東証の最良価格よりもPTSで有利な価格が得られる場合、その価格で取引が実行されます。
これにより、取引者は東証だけで取引する場合よりも、より良い価格で取引を行うことができます。
この価格の改善効果を追求するのがSORの目的です。

簡単に言えば、SORは複数の市場を巧みに使い分けて、最適な条件で取引を行うための仕組みであり、取引者にとって有利な価格で取引を行う手助けをしています。

☑楽天証券のゼロコースのまとめ

・国内株の手数料がゼロコースを選択することで無料になる。
・超割コースや超割コース大口コースは手数料のポイントのメリットがあるが、基本的には手数料が発生するため、ほとんどのユーザーはゼロコースで十分と思われる。
・株ミニ(単株)ではスプレットが発生するため、実質支払いが発生する。
・楽天証券のゼロコースを利用するにはSOR条件に同意する必要があり、詳細の記載はない。
(おそらく取引画面のチェックを入れるだけの可能性が高い

⚠結局、SBI証券と楽天証券のどちらがよいのか?

現在のSBI証券と楽天証券の新NISAサービスは、どちらも非常に優れたサービスです。
長期的な視点で見ると、どちらも手数料無料という点が非常に魅力的なニュースでした。
一方で、サービス面での差を挙げると、日本株の株ミニでは楽天証券のスプレットが発生することや、一時的に手数料が拘束されることが挙げられます。
これらの点だけを考慮すると、SBI証券のほうがやや優位といえそうです。
ただし、最初に述べたように、どちらも高品質なサービスであることに変わりはありません。

また、冒頭に触れていませんが、松井証券でも手数料無料サービスが始まっています。
このように考えると、ネット証券の優越性がさらに際立っています。
新NISAを始める予定の方は、必ずネット証券を検討することをおすすめします。
間違っても地方銀行や大手銀行などで新NISAを始めるのは避けるべきです。

今回のニュースはこのあたりで。
このブログでは、証券会社、手数料問題だけでなくETFや投資信託、米国株について情報を更新しています。
他の記事も参考になると思うので、参考にしていただけると幸いです。
ではでは。

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