配当貴族指数と連動した投資信託について知りたくありませんか。
配当貴族指数に連動した投資信託は、来年度から始まる新しいNISAのつみたて投資枠においても選択の1つです。
この記事を読むことで配当貴族指数と連動した投資信託について理解を深めることができます。
・配当貴族に興味がある
・配当貴族指数と連動した投資信託を知りたい
・配当貴族指数と他の指数について知りたい
✅👑配当貴族指数とは?
✅S&P 500配当貴族指数とは
S&P 500指数構成銘柄のうち、25年以上連続で増配している銘柄が対象としており、時価総額30億米ドル以上で構成されている。
また各銘柄のウエイトは均等投資、構成銘柄は年に1回見直していることが特徴です。
✅👑配当貴族の投資信託
SBI証券で取り扱っている米国の配当貴族の投資信託の一覧です。
SBI証券では買付手数料は無料ですが、一部の銀行では手数料が必要ですので注意が必要です。
✅👑配当貴族指数ETF(NOBL)
配当貴族の投資信託は歴史が浅い一方で、配当貴族指数に連動したETFではProShares S&P 500 Dividend Aristocrats ETF(NOBL)が有名です。
経費率は0.35%であり、成績は優秀ですが楽天証券やSBI証券では取り扱っておらず、IG証券では取り扱っています。
✅配当貴族指数👑と連続増配ETFのVIG、高配当ETFのVYMを比較
では、ここからは成績について詳しくみていきます。
投資をおこなう上で参考として、配当貴族数(NOBL)、VIG(連続増配)、VYM(高配当)を比較しています。
2023年、3年間、5年間トータルリターンで比較しました。
✅2023年(1月-10月)の成績
NOBL:-0.14%
VIG:3.84%
VYM:-2.34%
✅3年間(2020⁻2023年)のトータルリターン
NOBL 30.35%(最大下落-23.23%)
👑VIG 32.55%(最大下落-20.19%)
VYM 30.07%(最大下落-23.98%)
✅5年間(2018⁻2023年)のトータルリターン
NOBL 60.02%(最大下落-23.23%)
VIG 68.24%(最大下落-20.19%)
VYM 51.84%(最大下落-23.98%)
・VIG>NOBL>VYM
・下落場面ではVIGのディフェンシブ銘柄の強さが際立つ!!
✅新NISAにおけるつみたて投資枠の候補⚠
想像以上に配当貴族数の感じることができたと思います。
しかし、配当貴族指数はつみたてNISAとなる対象指数には入っておりません。
そのためアクティブファンドの同じ扱いとなり、純資産が50億円以上、また5年以上経過している点では、野村インデックスファンド・米国株式配当貴族 が該当していいますが、それ以外は非該当です。
また2024年以降の新しいNISAにおいて野村インデックスファンド・米国株式配当貴族が、つみたて投資枠に登録されたというニュースは掲示されていないため、情報が待たれる状態です。
ファンド名 | 純資産(百万円) | 信託報酬 |
---|---|---|
野村インデックスファンド・米国株式配当貴族 | 53,822 | 0.55%以内 |
野村インデックスファンド・米国株式配当貴族・為替ヘッジ型 | 6,105 | 0.55%以内 |
✅まとめ⚠
NOBLは経費率0.35%であり、非常に優秀な成績を収めている一方、同じような局面ではVIGのディフェンシング銘柄が際立つ結果でした。
10年連続増配銘柄のほうが成績が良いのはインカムゲインだけでなく、キャピタルゲインが優れている結果でしょうね。
配当貴族指数は、投資先に追加しても良いかもしれませんが、SBI証券や楽天証券が取り扱っていないETF、新しいNISAにおいて、野村インデックスファンド・米国株式配当貴族の1ファンド(不明確、信託報酬0.55%以内)とやや決め手に欠いている印象です。
みなさんはどうお考えですか。
ご感想をお待ちしています。
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