投資のプロや銀行が味方じゃない理由とは?驚きの事実を図を使って明かします!

なぜ投資のプロや銀行は、一般の個人投資家の味方と思っているひとは多いのではないのでしょうか?

この記事では、投資のプロや銀行が味方ではない理由を投資信託の共通KPIに関する分析を用いて解説し、その裏に潜む仕組みや課題を浮き彫りにします。

この記事を読むことで、投資信託について投資のプロや銀行に依存せず、より自立した投資家になる一歩を踏み出すことでしょう。

この記事は以下のようなひとにおすすめ!

これから投資をはじめたい

  • 初めて投資を考えている人
  • 投資のプロや銀行が味方でない理由を知りたい人
  • 自立した投資家になる方法に興味がある人

すでに投資をはじめている

  • 既に投資経験がある人
  • 投資戦略やポートフォリオを見直したい人
  • プロや銀行に頼りすぎず独自の判断力を養いたい人

資産形成に興味のある

  • 資産を築くことに興味がある人
  • 将来のために賢く投資したい人
  • プロや銀行に依存せず賢明な投資家になりたい人

📕 この記事の結論 📕
✅銀行や信用金庫はバラつきがあり、優良な投資先であれば検討の余地あり。
✅楽天証券、マネックス証券は82.2%、証券会社でもバラつきあり。
✅結局はインデックスファンドや手数料で判断。ネットに疎い高齢者には優良な信用金庫も投資先として一考の余地あり。

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目次

✅投資信託の共通KPIの概要

今回、参考にしたのは2023年9月8日金 融 庁によって発表された投資信託の共通KPIに関する分析です。


✅共通KPIとは?

  • 概要: 投資信託の評価や比較を行うために、金融事業者が設定し金融庁が期待している統一的な指標。
  • 目的: リスクや販売手数料を考慮した長期的なリターンの比較検討を国民に提供する。

購入時以降のリターン(%)の計算方法

  • 式: 購入時以降のリターン(%)=(基準日の評価金額+累計分配金額-購入金額) / 基準日の評価金額
  • 例: 当社の全顧客の26%は、リターンが+10%以上+30%未満。

投資信託の預り残高上位20銘柄のコスト・リターン

  • コストとリターンのプロット: 預り資産残高上位20銘柄のコスト(販売手数料率の1/5と信託報酬率の合計値)とリターンをプロット。
  • 例: ある銘柄は、コスト2.3%に対し、リターン8%。

投資信託の預り残高上位20銘柄のリスク・リターン

  • リスクとリターンのプロット: 預り資産残高上位20銘柄のリスク(過去5年間の基準価額の月次騰落率のバラツキ)とリターンをプロット。
  • 例: ある銘柄は、リスク12%に対し、リターン8%。

金融事業者の比較においての重要性

  • 選択時のポイント: 投資を検討する際に、他の金融事業者との比較が有益。
  • 期待される情報提供: 金融庁が期待する共通KPIの公表により、国民はより合理的かつ効果的な投資判断が可能。

✅運用損益別顧客比率

✅主要行等の投資信託の運用損益別顧客比率

ソニー銀行やりそな銀行、三菱UFJ銀行はすくとも80%以上の投資家はプラス推移しています。

窓口で買った人数は不明だが、この数字は一定の評価はできます。
またグラフでは読みとれないが、ソニー銀行やみずほ信託銀行、SMBC銀行では50%以上の利益を得た人も多く存在していることが読みとれる。

一方で、あおぞら銀行とオリックス銀行の比率は、40%台。

半分以上の投資家が大損していることがわかります。
窓口対応かネット銀行かは不明ですが、同じ銀行でもここまで差がつくとなると、取扱商品や窓口の勧誘が大きく影響を受けていることが容易に想像できます。

✅地域銀行の投資信託の運用損益別顧客比率

このグラフは、主要行等の投資信託と同等の成績の銀行も存在しているということ、そしてそれ以上にの運用損益別顧客比率が非常に低い銀行が大半を占めることがわかります。

地域銀行では、70%であっても非常に良心的と考えるのであれば、60%以下の銀行では絶対に投資をしてはいけない。

ネット銀行主流の時代の中で、窓口に行く安心感以上に、他人にアドバイスを求めて損をしていることが浮き彫りになっている。

✅協同組織金融機関等の投資信託の運用損益別顧客比率

個人的に興味を惹かれたは、その他事業者で以外で、最も成績良かったのは新潟県労働金庫の成績の高さということです。
95%という成績は、非常に驚異的です。
他の上位の信用金庫も90%を超えており、ネット証券を凌駕しているところもあります。

では信用金庫が非常に優秀かと言われると、やはり下位では大きく下回っている。

一部の良心的な信用金庫以外では、投資するべきではないと思う一方で、ネットに疎い高齢者には上位の信用金庫であれば勧めてもよい。

✅証券会社の投資信託の運用損益別顧客比率

証券会社では、楽天証券や野村證券は84%。
また他の証券会社も想像していた以上に低いことがわかります。

七十七証券に関しては、22.9%という驚異的な数字。この数字であれば投資しないほうが良いレベルです。

証券会社であっても運用損益別顧客比率は、高いわけでありません。

✅その他事業者の投資信託の運用損益別顧客比率

✅ まとめ

✅まとめ

✅運用損益別顧客比率で考えると、投資期間別に大きな差がある。投資信託に投資する前に証券会社や銀行の運用成績を確認しておこう。
✅高齢者でネット証券で疎い場合、新潟県労働金庫、長野県労働金庫などは驚異的な数字となっており、損をしないのでおすすめ。
✅ネット証券はSBI証券は公表されていないが、気になります。
ただネット証券のインデックスファンドに投資が主流となっている場合は他のネット証券の同等の成績と考えると70-80%に収まることが予想される。(違っていたら、すみません)
✅結局のところは、アクティブファンドとインデックスファンドへ投資する差、証券会社の投資信託の本数、投資先、そして運用を勧める行員の営業能力が差だと考える。
✅個人投資家は、いままでとおり手数料やインデックスファンドへの投資先を愚直に続けていくことが大切。

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ぐりっと(gritman)

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