落ちたナイフ?カーニバルコーポレーション(Carnival Corporation)決算前に知りたい魅力と課題

米国株のカーニバルコーポレーション(Carnival Corporation)が3月27日決算を迎えます。

その前にカーニバルコーポレーションについて基本知識をおさらいしておきましょう。

この記事を読むことでカーニバルコーポレーションの事業モデルについて詳しく知ることができます。

この記事は以下のようなひとにおすすめ!

カーニバルコーポレーションについて基本的な知識を深めたい

カーニバルコーポレーションの2023年の相場を知りたい

カーニバルコーポレーションへ投資を考えている

📕 この記事の結論 📕
✅大型旅客船が世界一。魅力的なクルーズラインが多数ラインナップ。
✅クルーズ船はリピート率が高い。旅行業界のなかでも成長産業。
✅クルーズ船事業の3つの課題がある。コロナ後の影響が残っている。政治的な影響の影響を受けやすい。クルーズ船は海洋環境に影響を与える。

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目次

✅ 米国株カーニバルコーポレーションのここがスゴイ!!

みなさんは、素晴らしいクルーズ旅行の体験をしたことがありますか?
青い海と空、楽しいエンターテイメント、おいしい料理が詰まったクルーズは、一生忘れられない思い出を提供している会社、それが世界中のクルーズ旅行をリードする企業。
それが「カーニバル・コーポレーション&PLC」です。

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finviz dynamic chart for CCLfinviz.comより

カーニバル・コーポレーションとは?

カーニバル・コーポレーション&PLCは、1972年に設立され、本社をフロリダ州マイアミに置くクルーズ業界のリーダーです。
同社は北米、オーストラリア、ヨーロッパ、アジア、国際的にレジャー旅行サービスを提供しています。
カーニバルは、NAAクルーズ事業、ヨーロッパクルーズ事業、クルーズサポート、およびその他の4つのセグメントを通じて、幅広いサービスを展開しています。

カーニバルのブランドとサービスは他とは違う!!

カーニバルは、世界中で愛される多くの子会社(ブランド)を所有しています。
その中には、次のような有名なクルーズラインが含まれています。

カーニバル クルーズ ライン(Carnival Cruise Line)
カーニバルのフラッグシップブランドであり、多様な航路とエンターテイメントで知られています。
2023 年 12 月の時点で、カーニバル クルーズ ラインは 26 隻の船団を運航しています。

カーニバル ルミノーザ 外観
カーニバル ルミノーザ 劇場
カーニバル ルミノーザ フィットネスジム

プリンセス クルーズ(Princess Cruises):エレガントで贅沢な船旅を提供し、世界中の美しい港に立ち寄ります。

2023年3月より日本でのクルーズ運航再開を発表したことでニュースになりました。

ホーランド アメリカ ライン(Holland America Line):クラシックなスタイルと高級感あふれるサービスが特徴で、歴史的な港を訪れるクルーズを提供しています。

ロッテルダム
ぐりっと

実は日本でもこのクルーズラインは航海しているよ

このほかにも、クルーズラインが楽しむことができる。

コスタ クルーズ(Costa Cruises):イタリアの風情ある船で、地中海や世界中の魅力的な地域を巡る船旅を楽しめます。

アイダ クルーズ(AIDA Cruises):革新的な船と幅広いエンターテイメントで、若い世代から大人まで楽しめるクルーズを提供しています。

これらのブランドは、それぞれの特色と魅力を持ち、旅行者に忘れられない体験を提供しています。

✅ CCL、クルーズ船事業は今後も成長事業!!

  • 世界のクルーズ船市場規模は、2023年には約76億7,000万米ドルと評価され、2030年までに11.5%以上の健全な成長率で成長すると予測されています。
  • 2022年の世界のクルーズ旅客数は2,040万人に達し、パンデミック前の水準にはまだ達していないものの、前年比で大幅な増加となりました。
  • 中国やインドなどの新興市場における中間層人口の拡大は、クルーズ船市場の成長に貢献しています。

地域別分析:

  • 北米が最大のクルーズ船市場であり、2023年には約38億米ドルを占めました。
  • 欧州は北米に次いで2番目に大きい市場であり、2023年には約23億米ドルを占めました。
  • アジア太平洋地域は最も高い成長率を誇り、2023年から2030年の間に年間約12%の成長率で成長すると予想されています。

セグメント別分析:

  • 大型クルーズ船が市場を支配しており、2023年には約56億米ドルを占めました。
  • ラグジュアリークルーズ市場は、最も高い成長率を誇り、2023年から2030年の間に年間約13%の成長率で成長すると予想されています。

✅ クルーズ船事業の課題はコロナ?政界情勢?環境問題

絶好調と思われるクルーズ船事業ですが、3つの課題があります。

✅コロナウイルスパンデミックの影響

2020年に世界的なパンデミックが発生し、クルーズ船業界は特に大きな打撃を受けました。
クルーズ船は密閉空間で多くの人が長時間を過ごすため、ウイルス感染リスクが高まりました。
このため、多くのクルーズ船が運航停止を余儀なくされ、業界全体の売り上げが急激に減少しました。
実際、CCLについてもこのダメージから完全に脱却していません。
また安全対策の強化や乗客数の制限など、新たな規制が導入されるなど、事業環境は大きく変化しました。

✅政界情勢と規制

クルーズ船事業は政治的な影響も受けやすい産業です。
特に、運航地域ごとの規制や税制の変更、環境規制などが事業に影響を与えます。
各国政府が環境保護や安全対策の強化を求め、クルーズ船の排出ガス削減や廃棄物処理の規制を厳しくしているところもあります。
これに対応するため、クルーズ船会社は新技術の導入や運航ルートの変更、燃料の改善など、多岐にわたる対策を検討しています。

✅環境問題への取り組み

クルーズ船は大量の燃料を消費し、大気や海洋環境に影響を与えることが指摘されています。
特に、硫黄酸化物や窒素酸化物などの排出が大気汚染の原因となるほか、船底の塗料が海洋生態系に影響を与えることも懸念されています。
そのため、クルーズ船業界は環境問題に真剣に取り組む必要があります。
最近では、排出ガスの浄化装置の導入やLNG(液化天然ガス)への移行、再生可能エネルギーの利用など、環境に配慮した取り組みが行われています。

✅ まとめ

まとめ


米国株カーニバルコーポレーションの特徴と展望

カーニバル・コーポレーション&PLCの概要

  • 設立年:1972年
  • 本社:フロリダ州マイアミ
  • 事業内容:クルーズ業界のリーダーとして、北米、オーストラリア、ヨーロッパ、アジアなどでレジャー旅行サービスを提供
  • セグメント:NAAクルーズ事業、ヨーロッパクルーズ事業、クルーズサポート、その他

カーニバルのクルーズラインブランド

  1. カーニバル クルーズ ライン (Carnival Cruise Line)
    • 26隻の船団を運航し、多様な航路とエンターテイメントで知られる
    • 特徴的な船: カーニバル ルミノーザ(Carnival Luminosa)
      • 外観、劇場、フィットネスジムなど多彩な施設を提供
  2. プリンセス クルーズ (Princess Cruises)
    • エレガントで贅沢な船旅を提供し、美しい港に立ち寄る
    • 2023年3月に日本でのクルーズ運航再開を発表し、注目を集める
  3. ホーランド アメリカ ライン (Holland America Line)
    • クラシックなスタイルと高級感あふれるサービスで歴史的な港を訪れるクルーズを提供
    • 日本でも航海を楽しめる
  4. コスタ クルーズ (Costa Cruises)
    • イタリアの風情ある船で、地中海や世界中の魅力的な地域を巡る船旅を提供
  5. アイダ クルーズ (AIDA Cruises)
    • 革新的な船と幅広いエンターテイメントで、若い世代から大人まで楽しめるクルーズを提供

これらのブランドは、それぞれ独自の特色と魅力を持ち、旅行者に忘れられない体験を提供しています。

カーニバルコーポレーションの成長と課題

成長見通し

  • 2023年の世界のクルーズ船市場規模:約76億7,000万米ドル
  • 2030年までの成長率:11.5%以上
  • 2022年の世界のクルーズ旅客数:2,040万人
    • パンデミック前の水準にはまだ達していないが、前年比で増加
  • 新興市場拡大による成長:中国、インドなどの中間層人口拡大に貢献

課題

  1. コロナウイルスパンデミックの影響
    • 2020年のパンデミックはクルーズ船業界に大きな打撃を与えた
    • 密閉空間での感染リスクから多くの運航停止
    • CCLもダメージを受け、安全対策や乗客数制限の新規制が導入された
  2. 政界情勢と規制
    • 政治的影響を受けやすい産業
    • 運航地域ごとの規制、税制変更、環境規制への対応
    • 環境保護や安全対策強化による新技術導入、運航ルート変更、燃料改善など
  3. 環境問題への取り組み
    • クルーズ船の大量燃料消費と環境影響
    • 硫黄酸化物や窒素酸化物の排出、船底塗料の海洋生態系への影響
    • 排出ガス浄化装置の導入、LNGへの移行、再生可能エネルギーの利用など環境対策の必要性

著者はサラリーマン投資家ですが、クルーズ船には強い憧れを持っています。
いつかクルーズ船で世界を旅してみたいと思いながら、デスクワークに励む毎日。
そんなサラリーマン投資家の夢であるクルーズ船のCCLは2023年に14株(約4万円)購入しました。
本腰入れて投資というより、趣味に近い立ち位置です。
あまり多くの投資はおすすめしませんが、おもしろいと感じてみたら投資してはいかがでしょうか。

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