今回はiFreePlus 米国配当王(年4回決算型、資産成長型)を紹介します。
投資信託は、これからさらに注目を集めていくと思います。
注目すべき投資信託を長期投資で運用していくべきかについて解説しています。
✅ 配当王について詳しく知りたい
✅ 配当王に興味がある
✅ 全世界やS&P500以外の投資信託を探している
この記事の結論🐣
✅ iFreePlus 米国配当王はスゴイ!!
✅ 米国配当王は43銘柄。
✅ 長期投資向けであるようにみえるが、配当だけに目をむけないことが大切。
ネット証券はSBI証券をおすすめします!!
✅ 配当王
過去20年ではS&P500を上回るパフォーマンス
バックテストの結果、米国配当王ポートフォリオのパフォーマンスは、過去20年と比較的長期の期間において、S&P500を上回りました。
残念ながら配当王に関するETFは米国にも存在しません。
ただしS&P500をアウトパフォームしているという情報もありますので、参考程度にこちらを確認していください。(これほど配当王が有名であれば…ETFが存在してもおかしくない気がしますが…)
過去、下落局面で耐久性を発揮
米国配当王のポートフォリオはバックテストの結果、2008年のリーマンショックや2022年の米国利上げ局面といった株価の下落局面において、S&P500と比較すると下落幅は小さく済みました。
こちらの記事は配当王について書いていますので参考にしてください
✅ iFreePlus 米国配当王の基本情報
iFreePlus 米国配当王の基本情報をまとめました。
項目 | 基本情報 |
投資対象 | 米国配当王で構成されたポートフォリオ |
連続増配 | 50年以上 |
投資比率 | 均等 |
銘柄数 | 43銘柄 |
運用管理費用 (信託報酬) | 0.286%(税込/年) |
信託期間 | 無期限 |
新NISA対応 | 対応予定 |
配当利回り | 2.5%(税込み) |
純資産額 | 8.78億円 |
✅iFreePlus 米国配当王 に物申す
まずは配当王の投資信託の購入目的を考える
配当王への投資の主な目的は、ほとんどのひとは配当金を得ることでしょう。
ただし、基準額が下がってまで配当金が欲しいと思う人は少ないでしょう。
また当ブログで何度も触れていますが、50年以上増配している配当王の中には、ダメな配当王も多く存在します。
配当は上がっているが、株価や業績が下がっている銘柄も多数あります。
これらの事実を考慮すると、配当王への投資の目的は、基準額(株価)が上昇しつつ、日々の生活を豊かにすることにあると思います。
ただし、この配当王の投資信託では、年4回決算型と資産成長型の2つとも基準額は設定来から低いままで、少なくとも2023年は成績は芳しくありません
また大和アセットマネジメントの中でもこの投資信託は人気もなく、純資産額も低いままです。
このような状況では、配当王に投資するメリットが見いだせないでしょう。
それならば、配当王のなかでより優れた配当王を選び個別株に投資を考えてはいかがでしょうか。
もしくは配当が欲しいのであれば、配当王の個別株やVYMに投資するほうが良いでしょう。
配当ではなくキャピタルゲインを狙うのであれば、S&P500の指数やQQQに投資するほうが、勝率が高いと考えられます。
✅ まとめ 配当王の投資信託は投資するべきか
結論
サラリーマン投資家の答えとしては、投資する必要はない。
ただ配当王は50年以上増配している実績はすばらしい。
それでも配当が欲しい人は配当王に投資するという安易な気持ちで投資は厳禁。
配当王の中には業績が悪い銘柄もたくさん含まれている。
また投資信託の基準額や純資産額を考慮すると、検討の段階ではない。
配当目当てであれば、VYM。
インカムゲインであればS&P500やQQQに投資をする方がよいのではないでしょうか。
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