金(ゴールド)は、歴史的に安定した資産として多くの投資家に親しまれています。
特に最近では、インフレ対策や安全資産としての需要が高まり、金の価格も上昇を見せています。
しかし、そうした中で「株式投資だけに投資していていいのか?」と迷っているひとも多いのではないでしょうか。
この記事では、2005年から2024年までの金と株式のリターンを比較しながら、なぜ株式投資をメインにすべきなのかを、わかりやすく解説していきます。
リスクを取ることで得られるリターンや、金だけでは得られない資産の増やし方についても触れますので、投資戦略を見直すきっかけにしていただければと思います!
- 長期投資を考えているけれど、金も気になっている
30代で数年、投資信託やETFを運用中、株式投資のリスクが気になるが、インフレ対策として金(ゴールド)にも関心あり。両者のバランスをどう取るか悩んでいる - 株式と金のリターンを比較したい
40代で10年以上、株式や投資信託を運用中、株式投資が順調だが、金(ゴールド)のリスクとリターンも気になっている。どちらに重点を置くべきか決めかねている - リスク分散を意識しながら資産運用をしたい
20代の投資初心者、積立NISAなど少額投資を開始したばかり
株式投資のリスクを分散したいが、金(ゴールド)の使い方が分からず、どうポートフォリオに組み込むか迷っている
- 過去20年間のリターンを比較すると、株式の成長力は圧倒的に強い
- 金はインフレ耐性があるが、株式ほどのリターンは期待できない
- リスク分散として金を保有するのはアリ。ただし、資産のメインには向かない
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✅ 2005年~2024年の各資産の年間騰落率
過去20年間のデータをもとに、株式と金、その他の資産の成績をチェックしてみよう。
年 | 米国株式 | 全世界株式 | 先進国株式 | 新興国株式 | 国内株式 | 先進国債券 | 新興国債券 | 国内債券 | 先進国リート | 国内リート | 金 | ドル円 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2005 | 20.4% | 27.8% | 24.2% | 53.7% | 45.2% | 10.1% | 21.9% | 0.8% | 40.4% | 12.1% | 35.1% | 14.7% |
2006 | 17.1% | 22.9% | 24.0% | 33.6% | 3.0% | 10.0% | 16.5% | 0.2% | 47.5% | 28.8% | 24.6% | 1.1% |
2007 | -1.0% | 5.3% | 4.4% | 30.9% | -11.1% | 4.5% | 10.9% | 2.7% | -16.9% | -3.1% | 23.8% | -6.1% |
2008 | -48.9% | -52.8% | -52.6% | -62.1% | -40.6% | -15.5% | -23.1% | 3.4% | -68.4% | -48.6% | -15.4% | -18.9% |
2009 | 29.8% | 39.0% | 37.6% | 83.2% | 7.6% | 7.4% | 25.2% | 1.4% | 47.1% | 6.2% | 28.3% | 2.6% |
2010 | 0.3% | -1.3% | -2.3% | 3.7% | 1.0% | -12.7% | 0.9% | 2.4% | -10.6% | 34.1% | 12.7% | -12.8% |
2011 | -3.2% | -11.7% | -9.0% | -22.7% | -17.0% | 0.2% | -6.9% | 1.9% | -17.0% | -22.2% | 3.3% | -5.2% |
2012 | 30.8% | 31.7% | 32.4% | 33.4% | 20.9% | 20.4% | 31.7% | 1.9% | 68.9% | 41.0% | 22.1% | 12.8% |
2013 | 60.7% | 49.9% | 54.6% | 18.2% | 54.4% | 22.7% | 10.5% | 2.0% | 54.1% | 41.1% | -11.8% | 21.4% |
2014 | 29.3% | 19.1% | 21.0% | 11.3% | 10.3% | 16.4% | 7.2% | 4.2% | 45.5% | 29.7% | 13.9% | 13.7% |
2015 | 1.8% | -1.5% | -0.9% | -14.6% | 12.1% | -4.5% | -14.6% | 1.1% | -0.6% | -4.8% | -11.8% | 0.4% |
2016 | 8.9% | 5.5% | 5.7% | 8.2% | 0.3% | -3.0% | 7.0% | 3.0% | -2.2% | 9.9% | 5.2% | -2.7% |
2017 | 17.4% | 20.1% | 18.5% | 32.3% | 22.2% | 4.7% | 11.0% | 0.2% | 8.5% | -6.8% | 8.5% | -3.7% |
2018 | -6.9% | -11.4% | -10.2% | -16.8% | -16.0% | -4.5% | -8.7% | 1.0% | -10.1% | 11.1% | -3.6% | -2.7% |
2019 | 30.2% | 26.0% | 27.9% | 17.3% | 18.1% | 5.5% | 12.4% | 1.6% | 23.0% | 25.6% | 17.3% | -1.0% |
2020 | 12.6% | 11.1% | 10.9% | 12.5% | 7.4% | 5.9% | -2.4% | -0.8% | -17.0% | -13.4% | 18.5% | -4.9% |
2021 | 43.5% | 32.7% | 38.2% | 8.6% | 12.7% | 4.6% | 1.7% | -0.1% | 41.5% | 20.0% | 6.6% | 11.5% |
2022 | -6.7% | -6.5% | -6.4% | -9.0% | -2.5% | -6.1% | 0.6% | -5.2% | 0.0% | -4.8% | 14.4% | 13.9% |
2023 | 35.8% | 32.1% | 34.1% | 18.1% | 28.3% | 14.3% | 21.2% | 0.5% | 22.4% | -0.5% | 23.3% | 7.6% |
2024 | 39.3% | 31.5% | 33.6% | 19.8% | 20.5% | 9.9% | 8.8% | -2.9% | 14.5% | -4.0% | 39.9% | 11.5% |
※米国株式はS&P500(配当込み)、全世界株式はMSCI ACWI(配当込み)、先進国株式はMSCIコクサイ(配当込み)、新興国株式はMSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み)、国内株式はTOPIX(配当込み)、先進国債券はFTSE世界国債インデックス(除く日本)、新興国債券はJPモルガン・GBI-EMグローバル・ダイバーシファイド、先進国リートはS&P先進国REITインデックス(除く日本、配当込み)、国内リートは東証REIT指数(配当込み)、金はLBMA金価格から算出
※暦年リターンで1位となった資産を赤字で表示

20年のデータから見えるポイント
- 米国株式: 2005年〜2024年の平均リターンは約8〜10%で、S&P500の成長は顕著。
- 金: 価格上昇の波はあるが、長期的には株式のパフォーマンスに劣る。
- リートや債券: 分配金のメリットはあるものの、リターンは株式ほどではない。
✅金投資ではなく株式投資を続けるべき理由
1. 株式のリターンは長期で圧倒的に強い
株式市場は短期の波はあるものの、長期的に見れば成長を続けている。
特にS&P500や全世界株式に分散投資することで、堅実なリターンを得られる可能性が高い。
2. 金はリスク分散にはなるが、主力資産にはならない
金は「有事の安全資産」としての価値があるが、キャッシュフローを生まないため、株式のように配当や企業成長の恩恵を受けられない。
リスクヘッジとして持つのはアリだが、資産の主力にするには非効率。
3. NISAを活用すれば、株式の成長を最大限に活かせる
NISAや新NISAを利用すれば、株式の利益を非課税で受け取れる。特に長期投資では、この税制優遇を活かすことで資産形成のスピードを加速できる。

✅ それでも金へ投資をしたい人は投資信託がおすすめ
順位 | ファンド名 | 特徴 (投資対象) | 信託報酬 | 設定日 | 1年 標準偏差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | SMT ゴールドインデックス・オープン(為替ヘッジなし) | 金現物に投資するETFに投資し、LBMA金価格(円換算)への連動をめざす | 0.525%〜0.675%程度 | 2017/11/18 | 19.20 |
2 | SBI ・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし)(愛称:サクッと純金(為替ヘッジなし)) | ETF等に投資し、円換算ベースの金現物価格の値動きと概ね同等の投資成果をめざす | 0.1838%程度 | 2023/6/8 | 18.91 |
3 | ゴールド・ファンド(為替ヘッジなし) | 金地金(きんじがね)価格への連動をめざす投資信託証券に投資 | 0.407% | 2017/7/31 | 19.18 |
4 | iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジなし) | 金現物市場を代表する指標に連動する運用成果をめざす | 0.5085%程度 | 2013/9/26 | 18.84 |
5 | 三菱UFJ 純金ファンド(愛称:ファインゴールド) | 国内の金価格の値動きをとらえることをめざす | 0.99%程度 | 2011/2/7 | 19.44 |

✅ まとめ
- 米国株式の強さを実感しよう!
2005年から2024年のデータを見ると、米国株式(S&P500)の平均リターンは8〜10%とかなりの成績を残しています。
株式市場は短期的には波がありますが、長期的に見ると安定的に成長しており、投資家にとって頼れる資産です。
特に、S&P500や全世界株式に分散投資すれば、堅実にリターンを得られる可能性がグンと高まります。株式投資はリスクもありますが、そのリターンの大きさは無視できません。 - 金、リスクヘッジにはいいけど主力には不向き
金は有事の安全資産としての役割があり、リスク分散には有効です。
しかし、金はキャッシュフローを生まないため、株式のように配当や企業成長による恩恵を受けることができません。
長期的には株式に比べてリターンが劣るため、金を主力資産にするのはちょっと非効率かもしれません。
投資初心者には、ポートフォリオの一部として持つのはアリですが、全てを金にするのは避けた方が賢明です。 - NISA活用で株式投資をもっとお得に
NISAや新NISAを活用すれば、株式投資の利益を非課税で受け取ることができ、税制優遇を最大限に活かすことができます。
特に長期投資では、この税制優遇が大きな力となり、資産形成のスピードを加速できます。
つまり、NISAを使うと「お得さ倍増」のチャンス!投資をするなら、これを使わない手はありません。 - それでも金に投資したい人へ、投資信託を選ぼう
どうしても金に投資したいなら、投資信託を利用するのが賢い選択です。
金の現物価格に連動するETFに投資するタイプの投資信託も多く、信託報酬率や設定日をチェックして、最適なファンドを選べます。
個別に金現物を買うのは大変ですが、投資信託なら手軽に金に分散投資できます。リスク分散を考えるなら、少しの金投資でバランスを取るのもアリ。
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