【投資信託/評判】eMAXIS Neo 宇宙開発はサラリーマンの新NISA投資に向いている？

2025年2月21日2025年2月25日

宇宙開発と聞くと、まるでSF映画のような世界を想像する人も多いでしょう。しかし、現実の投資の世界でも「宇宙開発」は大きなテーマとなっています。SpaceXの成功やNASAの新たなプロジェクトなど、宇宙ビジネスは確実に成長しています。

そんな中、AIが銘柄選定を行う革新的なファンド「eMAXIS Neo 宇宙開発」が登場し、宇宙関連企業へ分散投資できる選択肢として注目を集めています。とはいえ、「サラリーマンが投資するには向いているのか？」という疑問もあるはず。

この記事では、eMAXIS Neo 宇宙開発の概要・メリット・リスク・投資戦略について詳しく解説し、サラリーマンにとって適した投資対象かどうかを考えていきます。

この記事は以下のようなひとにおすすめ！

夢のあるテーマ投資に興味がある人
リスクを理解した上で、成長分野に資金を投じたい人
長期目線で投資できる人

この記事の結論

eMAXIS Neo 宇宙開発は、宇宙関連企業に投資するインデックスファンド。
AIが銘柄を選定し、宇宙開発の成長に期待。
値動きが激しく、短期投資には不向き。
サラリーマンならポートフォリオの一部として少額投資がおすすめできるが、あくまでも趣味の範囲に留めていくことをおすすめしたい。

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✅ eMAXIS Neo 宇宙開発の概要

eMAXIS Neo 宇宙開発は、宇宙開発関連企業の株式に投資するインデックスファンドです。主な特徴は以下の通りです。

項目	内容
ファンド名	eMAXIS Neo 宇宙開発
運用会社	三菱UFJアセットマネジメント
設定日	2018年8月6日
投資対象	米国を中心に、日本を含む世界各国の宇宙開発関連企業の株式
連動指数	S&P Kensho Space Index（配当込み、円換算ベース）
信託報酬率	年率0.792％（税込）
信託財産留保額	なし
為替ヘッジ	原則として行わない（為替変動リスクあり）
決算日	毎年8月17日
ノーロードファンド	買付手数料なし（ノーロード）
NISA対象	成長投資枠の対象
パフォーマンス最高値	29,807円（2025年1月24日時点）
パフォーマンス最低値	7,193円（2020年3月24日時点）
特徴	– AIが銘柄を選定し、宇宙開発企業に投資 – 宇宙関連のテーマ型インデックスファンド

eMAXIS Neo 宇宙開発概要

このファンドは、S&P Kensho Space Index に連動するETFで、AIが宇宙開発関連の企業を選定する仕組みになっています。

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✅ eMAXIS Neo 宇宙開発の組み入れ銘柄トップ10

このファンドが投資している 上位10社の詳細 は以下の通りです。

はい、承知いたしました。以下に、提示されたデータを表にまとめます。

順位	銘柄名	ティッカー	業種	国・地域	比率
1	ROCKET LAB USA INC	RKLB	資本財	アメリカ	5.4%
2	HEICO CORP	HEI	資本財	アメリカ	4.4%
3	LOCKHEED MARTIN CORP	LMT	資本財	アメリカ	4.4%
4	RTX CORP	RTX	資本財	アメリカ	4.2%
5	DUCOMMUN INC	DCO	資本財	アメリカ	4.1%
6	MOOG INC-CLASS A	MOGA	資本財	アメリカ	4.1%
7	NORTHROP GRUMMAN CORP	NOC	資本財	アメリカ	3.9%
8	TELEDYNE TECHNOLOGIES INC	TDY	テクノロジー・ハードウェアおよび機器	アメリカ	3.9%
9	L3HARRIS TECHNOLOGIES INC	LHX	資本財	アメリカ	3.9%
10	ESCO TECHNOLOGIES INC	ESE	資本財	アメリカ	3.9%

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✅ eMAXIS Neo 宇宙開発へサラリーマンは投資するべきか？

結論からいうと、現状ではリスクが高いのであまりおススメしない。
理由はこの３つ。

1つめの理由は信託報酬（0.792％以内）がやや高いということ。
これは信託報酬料は異常な設定ではないと思う。
それでもサラリーマンが投資するのであればやや高いという印象をもってしまう。

2つめの理由は年間収益率のバラつき。
2019年は41％と驚異的に上昇しているが、2020年は2.5％、以降はやや持ち直すが2024年は着地。
リターンも大きい面もあるが現状ではインデックスファンドと比較すると物足りなさを感じてしまう。

年	ファンドの年間収益率（％）	ベンチマークの年間収益率（％）
2014	–	25.5
2015	–	9.3
2016	–	21.0
2017	–	30.7
2018	-18.6	–
2019	41.0	–
2020	2.5	–
2021	16.2	–
2022	13.1	–
2023	24.1	–
2024	3.0	–

eMAXIS Neo 宇宙開発年間収益率の推移

3つ目の理由は、5年間の騰落率。
最大値と最小値の差が約70ポイント（56.7%-(-13.0%)）と大きく価格変動が激しいことが分かる。
騰落率の比較ファンドと他の代表的な資産クラスとの騰落率の比較をみてみると、eMAXIS Slim 全世界株式（除く日本）のほうが安定していることがわかる。
（では代表的なインデックスファンドで資産運用は十分じゃない？という結論に着地してしまう）