SBI証券VYMが運用開始、改めて楽天証券VYMの魅力とデメリットはこれ

楽天版のVYMファンドについて興味はありませんか。

愛称:楽天VYMは2018年から運用されている投資信託です。

今回の記事を読むことで楽天VYMについて詳しく知ることができます。

この記事は以下のようなひとにおすすめ!

✅VYMに投資を考えている

✅投資信託に興味がある

✅楽天証券で新NISAを開設している

📕 この記事の結論 📕
✅非常に優れた投資信託ですが、投資家の心を射止めない理由は、配当という非合理さを求めているから。
✅長期的にはおすすめするが、積み立てするメリットはない
✅VYMを再投資したいひとにはおすすめ

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目次

✅楽天証券VYMファンドとSBI証券VYMファンド

ここでは楽天証券のVYM投資信託について解説していきます。

わかりやすいように2024年1月30日から運用が開始されるSBI証券のVYMファンドと比べてみます。

ファンド名楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド    
SBI・V・米国高配当株式インデックス・
ファンド(年4回決算型)
愛称楽天・VYMSBI・V・米国高配当株式(分配重視型)
設定日2018年1月10日2024年1月30日予定
対象資産への投資   株式株式
投資対象地域北米北米
実質的な負担
(年率・税込)
00.192%0.1238%程度
対象インデックスFTSEハイディビデンド・イールド・インデックス3(円換算ベース)FTSEハイディビデンド・イールド・インデックス3(円換算ベース)
主要投資対象
(信託報酬控除前)
バンガード・米国高配当株式ETF (VYM)バンガード・米国高配当株式ETF (VYM)
配当利回り
(信託報酬控除前)    
年率3.29%(2023/11/30現在)
決算日
(休業日の場合は翌営業日)
7/15年4回
2月、5月、8月、11月
各20日

ちなみに楽天証券ではSBI証券より大幅に先行してVYMの投資信託を開始しています。
ただし、こちらは非常に人気がなく、買付ランキング88位、148億円(2024.1.4)となっています。

推察される要因として、VYMに投資する目的が配当金であることに対して、こちらは配当金は支払われず追加投資される投資信託ということでしょう。

追加投資されるためNISAつみたて投資枠には該当しますが、そうなってくるとS&P500や全世界に投資する人が多くなるわけで、わざわざVYMに投資する必要はありません。

✅SBI証券のVYM(SPYD)投資信託が新登場

SBI証券は、2024年1月15日より以下の2ファンドの募集を開始し、2024年1月30日に設定・運用を開始します。

  1. SBI・SPDR・S&P500高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)
    • 愛称: 雪だるま(S&P500高配当株式-分配重視型)
    • 投資対象: SPDR®ポートフォリオS&P500®高配当株式ETF(SPYD)
    • 目標: S&P500高配当指数に連動する投資成果を目指す
  2. SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)
    • 愛称: SBI・V・米国高配当株式(分配重視型)
    • 投資対象: バンガード・米国高配当株式ETF(VYM)
    • 目標: FTSEハイディビデンド・イールド・インデックスに連動する投資成果を目指す

募集期間および取扱い情報

  • 募集期間: 2024年1月15日(月)から
  • 設定・運用開始日: 2024年1月30日(火)午前8時30分
  • 取扱い口座: 一般口座および新NISA口座
  • 新NISA: 新NISAの成長投資枠に届出予定。新NISA口座でのお買付が可能。

注意事項

  • 年4回決算型での分配を目指しますが、毎決算時の分配金の支払いを保証するものではありません。
  • 新NISAによる非課税保有には条件があり、取扱い、日程および内容は予告なしに変更される場合があります。
ファンド名愛称投資対象目標
SBI・SPDR・S&P500高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)雪だるまSPDR®ポートフォリオS&P500®高配当株式ETF(SPYD)S&P500高配当指数に連動
SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)SBI・V・米国高配当株式バンガード・米国高配当株式ETF(VYM)FTSEハイディビデンド・イールド・インデックスに連動
SPYDとVYM投資信託
ファンド名SBI SPDR S&P500 高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)
愛称雪だるま
(S&P500高配当株式分配重視型)
SBI・V・米国高配当株式
(分配重視型)
設定日2024年1月30日予定2024年1月30日予定
対象資産への投資  株式株式
投資対象地域北米北米
実質的な負担
(年率・税込)
0.1338%程度0.1238%程度
対象インデックスS&P500高配当指数※2(配当込み、円換算ベース)FTSEハイディビデンド・イールド・インデックス3(円換算ベース)
主要投資対象
(信託報酬控除前)
SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF (SPYD)バンガード・米国高配当株式ETF (VYM)
配当利回り(信託報酬控除前)年率4.76%(2023/12/20現在)年率3.29%(2023/11/30現在)
決算日(休業日の場合は翌営業日)年4回
2月、5月、8月、11月
各20日
年4回
2月、5月、8月、11月
各20日
SPYDとVYM投資信託
投資信託投資信託:信託報酬ETF:経費率
SPYD0.1338%程度0.07%
VYM0.1238%程度0.06%
2023年SPYとVYMの比較

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✅参考資料

✅楽天証券のVYMメリット・デメリット

  • 楽天証券VYMのメリット:
    1. 自動再投資: 配当金が自動的に再投資され、運用に無駄がない。
    2. 課税スキップ: 配当金にかかる課税をスキップできる。
    3. 過去の優れた成績: 過去の歴史でS&P500や全世界よりも優れた成績を示している。
  • 楽天証券VYMのデメリット:
    1. 配当金未受取: 配当金を受け取れない。
    2. 他の自動再投資型投資ファンドも存在: VYM以外にも同様の自動再投資型の投資ファンドが存在する。
    3. デメリットが大きい印象: 配当金の未受取や他の選択肢があることから、デメリットが大きい印象を受ける。

✅ まとめ

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