40代になると満足度は下がるのか？男のリアルな心の変化を語る

2025年6月27日

僕は、投資と家族を愛する、いわゆる平均的なサラリーマンです。
これまで「投資をすれば資産が増える。生活も楽になるし、きっと満足度も上がるはずだ」と思い込んでいました。

でも最近、ふと気づいたんです。
実は、資産が増えたからといって、生活の満足度が劇的に上がったわけじゃない。
むしろ、ブログを書いたり、好きなことに時間を使っているときの方が、心が満たされている気がするんです。

この違いはなんだろう？
もしかすると、生活の“良い状態”は、単なる上昇意欲や結果だけじゃなく、「満足度」そのものに左右されるのかもしれない。

そんなふうに思い始めた僕が、いまの生活の満足度について、そして年齢とともにどう変化するのかを改めて考えてみました。

今回は、男女の満足度の変化データも紹介しますが、この記事の中心は40代男性のリアルな視点です。
女性の読者の方には、「男ってこんなふうに考えてるのか」と、ちょっとした参考にしてもらえたら嬉しいです。

この記事は以下のようなひとにおすすめ！

✅ 40代に入り、なんとなく生活の満足度が下がってきたと感じる男性
✅ 資産はそこそこ増えてきたのに、いまいち幸せを実感できない人
✅ 将来の安心と、今の楽しさのバランスをどう取ればいいのか悩んでいる人
✅ データをもとに、男性の満足度の変化を冷静に考えたい人
✅ 男性心理を理解したい、女性の読者

この記事の結論

40代になると、生活満足度は下がりやすい。
資産や健康が満足度に与える影響も薄れてくるのが現実です。

だからこそ、
「今の生活をどう楽しむか」「日常に小さな満足を積み重ねること」が大切です。

同時に、65歳以降のために家計や資産もコツコツ整えておく。
この2つの視点を持つことで、40代の人生はもっとラクに、前向きに過ごせるはずです。

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✅「満足度・生活の質に関する調査報告書2024 ～我が国のWell-beingの動向～」

まず今回、紹介するデータは、「満足度・生活の質に関する調査報告書2024 ～我が国のWell-beingの動向～」です。
これは、令和6年8月に内閣府政策統括官（経済社会システム担当）が公表した、日本人の生活満足度や幸福度に関する最新の調査結果です。

内閣府ホームページ

満足度・生活の質に関する調査 – 内閣府「満足度・生活の質に関する調査」を実施するとともに、満足度・生活の質を表す指標群（Well-beingダッシュボード）を公開しています。内閣府。

特に僕が注目したのは、「分野別の満足度」と「生活全体の満足度」の関係について。
つまり、どんな要素が高いと、人生全体への満足感が上がりやすいのか――そんな視点でデータを眺めてみました。

ここで重要なのは、男女の感じ方がけっこう違うということです。
そして、男性の場合は特に、「持っているもの」と「持っていないもの」の差が、満足度に大きく影響する傾向が見えてきました。

「資産」「健康」「仕事」「家族」――
何をどれだけ持っているか、持っていないかが、男の満足度を大きく左右する。
僕自身、40代になってそのことを実感しています。

では、具体的にどんなデータがあるのか？
次の章で、男女別・世代別の満足度の違いを詳しく見ていきましょう。

✅男女別・世代別の満足度の違い

分野別満足度の変化

39歳以下

40歳～64歳

65歳以上

***、**、*はそれぞれ 1%、5%、10%で有意
39歳以下（青）、40歳～64歳（オレンジ）、65歳以上（グレー）

まず注目したいのは、男性の生活満足度は39歳以下が一番高いというデータです。
若いうちは、まだ未来に希望が持てたり、体力もあったり、勢いで何とかなる部分があるからかもしれません。

そして、生活の満足度に強く影響を与えているのが、
「家計や資産」「仕事」「健康状態」「子育てのしやすさ」「生活の楽しさ」――そんな要素です。

でもね、ここからがポイント。
40歳を超えると、こうした要素が、生活満足度にほとんど影響しなくなるんです。

家計や資産をいくら増やしても、健康状態や子育て環境が多少良くなっても、40代の僕たち男性は、なぜか生活の満足度があまり上がらない傾向があるらしい。
データを見ると、まるで年齢を重ねるごとに「元気」も「期待感」も相対的に下がっていく生き物みたいです。

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✅40代男性が満足度を上げるためにできること

僕たち40代男性が、これからの生活満足度を少しでも上げていくためには、何ができるんだろうか？

データや自分自身の経験をふまえて言えるのは、
「家計と資産」「健康状態」「生活の楽しさ・面白さ」を意識的に上げていくことをおすすめ。

「え？さっきの話で、40代になると家計や資産は生活満足度にあまり関係しなくなるって言ってなかった？」
そうなんです。そこは矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、実はちゃんと理由があります。

確かに、40代の今この瞬間に限って言えば、資産が増えても「よっしゃー！めちゃくちゃ幸せ！」とはなりにくいデータが出ています。
でも、65歳以上になると、家計や資産の影響はしっかり表れてくるんです。

だからこそ、「今」の満足度には直結しなくても、将来の安心感や選択肢を広げる意味で、家計管理や資産形成は、コツコツやっておいて損はありません。
むしろ、そこを怠ると、将来の満足度がガクッと下がるリスクすらある。

ただ、統計的に見ても、家計や資産だけで今すぐ満足度を大きく上げるのは難しいのも事実。
じゃあ、どこに「伸びしろ」があるのか？

それが、「健康状態」と「生活の楽しさ・面白さ」です。

ここは、やり方次第で変えていけるし、40代の今だからこそ意識したいポイントです。
日常にちょっとした楽しみを増やす。
趣味や人とのつながりを大事にする。
身体をいたわりつつ、無理なく動かす習慣をつける。

そんな小さな積み重ねが、40代男性の生活満足度を底上げしてくれる。
僕自身、ブログを書いたり、家族と出かけたり、たまに筋トレしたり――そんなことで、心がちょっと軽くなったりします。

「資産だけじゃない。生活そのものを楽しめる工夫が、今を変える。」
そう思って、できることから始めていくのが、40代を少しでもラクに、そして前向きに生きるコツなんだと思います。

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✅ まとめ

40代男性の満足度を上げるために、今できること

✔ 男性の生活満足度は、39歳以下が最も高く、40代からは下がりやすい傾向がある
✔ 家計や資産、健康状態、子育てのしやすさ、生活の楽しさが、満足度に影響する
✔ ただし、40代になると「家計や資産」「健康状態」などの影響は薄れ、満足度は下がりがち
✔ とはいえ、資産形成は将来の安心のためにコツコツ続けておくべき
✔ 「健康状態」や「生活の楽しさ・面白さ」は今すぐ満足度に効いてくる、意識的に整えよう
✔ 投資だけじゃなく、日々の小さな楽しさを見つけることが、40代男性には大切

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