40代になると、お金に対する価値観が少しずつ変わってきませんか?
若いころは「資産が増えればいい」と考えていたのが、 徐々に「毎月のキャッシュフローを安定させたい」にシフトしてくる。
そんなときに気になるのが、配当貴族。
でも、ちょっと待った。
その「貴族」、本当に堅実な投資先なのでしょうか?
この記事では、SPYD、VIG、NOBLといった配当ETFの中でも特に人気のある銘柄を、 過去のリターンや増配実績から徹底検証します。
- 配当収入を重視し始めた40代のサラリーマン
- 増配系ETFを買ってみたけど、実はよく知らずに保有している人
- 老後のために米国ETFを積み立てているが、迷いがある人
配当貴族ETFと呼ばれるNOBLとVIGやSPYDは、運用戦略も中身もバラバラ。
「配当をもらえるETF=どれも似たようなもの」と考えるのは危険。
VIGは健全な増配企業を選定、SPYDは高利回り狙い、NOBLは連続増配企業の中でも超保守派。
過去のリターン・暴落時の動き・構成銘柄などから、 それぞれのETFの「貴族度」を再検証。
目的別に使い分けることで、40代の投資効率は大きく変わるかもしれない。
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✅ 配当貴族(NOBL)とVIG・SPYDの違いとは?

SPYD 高利回り・入れ替え頻度高め
- S&P500構成銘柄のうち、配当利回り上位80銘柄を選定し、年2回(1月末・7月末)リバランス
- 「増配」よりも「高配当」自体を重視した設計
- 金融・不動産(REIT)・エネルギーなど高配当セクターの比率が高くなる年が多い
- 構成銘柄の入れ替えが比較的頻繁で、安定した増配企業だけでなく一時的な高配当企業も含まれやすい
VIG 連続増配・健全経営重視
- 10年以上連続増配している米国企業を対象に選定
- 財務の健全性も重視されており、企業の質が高い傾向。
- 配当利回りは控えめ(1.8%前後が目安)ですが、株価成長も期待できる設計
- 情報技術やヘルスケアなど成長セクターの比率も一定あり、バランス型。
NOBL 配当貴族
- S&P500構成銘柄のうち、25年以上連続増配している企業のみを組み入れた「S&P500配当貴族指数」に連動
- 構成銘柄数は約60(2025年時点で50数銘柄)と少なめ
- セクター分散は比較的広いですが、生活必需品・産業・ヘルスケア・金融などが中心
- 構成比率は均等分散されており、1銘柄あたりの比率は1~2%程度が多い
- 長期で安定した増配実績を持つ大企業が中心で、財務の安定性が高い
まとめ比較表
ETF | 主な選定基準 | 配当利回り | 増配実績 | 構成銘柄数 | セクター傾向 | 入れ替え頻度 |
---|---|---|---|---|---|---|
SPYD | 配当利回り上位80 | 高い | 不問 | 約80 | 金融・不動産・エネルギー | 年2回(多め) |
VIG | 10年以上連続増配 | 低~中 | 10年以上 | 約300 | バランス型 | 年1回(中) |
NOBL | 25年以上連続増配 | 中 | 25年以上 | 約60 | 生活必需品・産業など | 年1回(少なめ |
コロナショック時のドローダウン
- VIG:約-28%
- NOBL:約-32%
- SPYD:約-38%
やはりSPYDは下落耐性が低め。配当は高くても、ボラティリティも大きいのが難点。
✅40代が選ぶべき貴族は?目的別ETF活用法

人生後半戦に突入した私たち40代が考えるべきは、ETFと何のために持つのか?ということです。
- 老後のキャッシュフローが欲しい→ SPYD 配当利回りが高く、インカム重視。
ただし暴落耐性は弱め。HDVやJEPIなどとの組み合わせもあり。 - 成長性+安定を求める人→ VIG バランス型。米国株の王道とも言える存在。景気に左右されにくい生活必需品セクターも含む。
- 本来の配当貴族狙い→ NOBL 増配25年以上の企業だけで構成。セクターに偏りはあるが、信頼感と保守性の高さが魅力。
ただしNOBLは、日本の主要な証券会社では購入できません。
そのためIG証券、もしくは投資信託やNEXT FUNDS S&P500配当貴族指数連動型上場投信(NF・米国株S&P500配当貴族ETF)364A、グローバルX S&P500配当貴族ETF(2226)などがある。
主なETF一覧(国内上場)
ETF名 | 証券コード | 運用会社 | 信託報酬(年率・税込) | 決算回数 | 最低投資金額(目安) | 対象指数 |
---|---|---|---|---|---|---|
グローバルX S&P500配当貴族ETF | 2236 | Global X Japan | 0.35% | 年6回 | 約1,000円/口 | S&P 500配当貴族指数(円換算) |
NEXT FUNDS S&P500配当貴族指数連動型上場投信(NF・米国株S&P500配当貴族ETF) | 364A | 野村アセットマネジメント | 0.1155% | 年4回 | 約2,000円/口 | S&P 500配当貴族指数(円換算) |
2重課税調整できるというメリットもあるけれど‥個人的にはおすすめしない。
Portfolio Visualizerの結果をみてほしい。
VTIとNOBL、S&P500 (Jan 2016 – Apr 2025)を検証してみた。
短期間(3ヶ月、年初来)では NOBL(Portfolio 2) のリターンが相対的に高いですが、1年間以上の期間で見ると SPDR S&P 500 ETF のリターンが最も高い傾向。


リスクを考えるとNOBL投資も悪くないが、S&P500へ投資、必要に応じて一部売却で十分な気がしますが…。

✅ まとめ

✅ 配当貴族ETFにも「性格の違い」がある
- SPYD:高配当だがボラも高い。暴落耐性はやや弱め。
- VIG:配当は控えめでも、成長性と安定性のバランス型。
- NOBL:25年以上の増配実績を誇る“本物の貴族”。安心感は随一。
✅ 40代のETF選びは「目的」で決めるべし
- インカム重視(キャッシュフロー)→ SPYD
- 安定+成長も狙いたい → VIG
- 長期の安心資産を構築したい → NOBL
✅ NOBLの購入には一工夫が必要
- 国内証券口座では買えないため、投資信託や国内ETF(2236・364A)を検討。
- ただしリターンはS&P500に劣る期間もある。目的次第で「全部NOBL」もリスク。
✅ 結局…S&P500(VOO・VTI)でいい?という話もアリ
- リスク許容度があるなら、インデックス+一部配当ETFの組み合わせが現実解。
- 「老後に少しずつ取り崩す戦略」が取れるなら、NOBLではなくVTI・VOOも有効。
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