VYMがまさかの2024年Q4は減配!SCHDに乗り換えるか?どうする?

高配当ETF投資としてVYM(バンガード米国高配当株ETF)は、多くの投資家に支持されています。
ですが、2024年のVYMの配当実績を見て、少し驚いているかもしれません。

Q4の配当金が前年同期12.31%と下回り、通期の増配率はわずか0.5%という結果に。
これをどう捉えるかは投資家次第ですが、ETFの入れ替えや戦略の見直しを考えるいいタイミングかもしれません。

本記事では、2024年の結果を踏まえた上で、今後の投資判断をサポートする情報をお届けします!

この記事は以下のようなひとにおすすめ!
  • 配当金を重視した資産形成をしている
  • VYMやSCHDなど、高配当ETFに興味がある
  • 円安や市場環境の影響を踏まえた柔軟な投資戦略を考えたい
この記事の結論
  • VYMの2024年Q4配当金は前年同期比12.5%減少、2024年通期の増配率は0.5%。
  • 円安の影響で日本円ベースでは減配の影響が軽減される。
  • 今後は、国内版SCHDファンド「SBI・S・米国高配当株式ファンド」が注目の選択肢の1つ
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目次

✅VYMがまさかの2024年Q4は減配。昨年と比較して円安の影響でどうなる?

2024年のVYMは、通期配当金3.495ドルと前年の3.478ドルからわずかに増加。

しかし、Q4の配当金は前年の1.0995ドルから0.9642ドルに減少しました。
増配率もわずか0.5%と、これまでの安定成長と比べて鈍化しています。

ただし2023年末のドル円レートが143.69円だったのに対し、2024年末は156.69円へ円安が進行しています。
これは、日本円での配当金がドルベースよりも有利になる可能性を示しています。

例えば、VYMの2023年配当金(3.478ドル)は約499円(143.69円換算)、2024年の配当金(3.495ドル)は約548円(156.8円換算)となります。
ドルベースでほぼ横ばいでも、円安が資産形成にプラスの影響を与えるケースです。

このように為替レートも投資成果に大きく関わるため、高配当ETFを選ぶ際にはドル円の動向を無視できません。

・2024年Q4:0.9642ドル(前年度比12.31%減配)
・2024年通期:3.478ドル(前年度比0.5%増配)
・円ベース:2023年3.478ドル×143.69(2023/12/19)=1株499.75382円
      2024年3.495ドル×156.800(2024/12/19 21時19分)=1株548.016円

https://investor.vanguard.com/investment-products/etfs/profile/vym#distributions
VYM(2006-2024)
西暦Q1Q2Q3Q4合計増配率
2006   $0.18$0.18 
2007$0.27$0.30$0.35$0.45$1.36655.6%
2008$0.37$0.37$0.37$0.33$1.445.9%
2009$0.31$0.28$0.26$0.32$1.17-18.8%
2010$0.23$0.27$0.28$0.31$1.09-6.8%
2011$0.31$0.34$0.31$0.38$1.3322.0%
2012$0.33$0.37$0.40$0.49$1.5919.5%
2013$0.36$0.42$0.44$0.53$1.7510.1%
2014$0.40$0.48$0.47$0.56$1.919.1%
2015$0.46$0.56$0.53$0.60$2.1512.6%
2016$0.48$0.58$0.48$0.67$2.212.8%
2017$0.56$0.60$0.60$0.64$2.408.6%
2018$0.61$0.63$0.67$0.74$2.6510.4%
2019$0.65$0.62$0.79$0.78$2.847.2%
2020$0.55$0.84$0.71$0.81$2.912.5%
2021$0.66$0.75$0.75$0.94$3.106.5%
2022$0.66$0.8479$0.7672$0.97$3.254.9%
2023$0.7172$0.87670$0.7846$1.0995$3.4787.0%
20240.6555$1.02370$0.8511$0.9642$3.4950.5%
VYM(2006-2024)

いずれにしても減配の背景は、米国企業全体の利益成長の鈍化や、高配当株が含まれるセクター(金融やエネルギー)での業績の不振でしょう。
ただ、VYMは配当利回りが約3.0.5%(2024年12月19日時点)と依然として魅力があります。

✅VYMを継続する?それともSCHDに乗り換える?

VYMと並び注目されるのがSCHD(シュワブ米国株式配当株ETF)
このETFは、配当金の成長性と安定性が高いことで知られています。
ただし、SCHDに直接投資するには米国株口座が必要です。

そこで、日本国内で購入可能になるSBI証券のみで取り扱っている「SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)」が有力な選択肢になるでしょう。
このファンドはSCHDをベースとしており、分配金も年4回受け取れます。
楽天証券からも楽天・米国高配当株式ファンド (楽天SCHD)がすでに登場しているので、こちらも優良な投資対象先です。

SCHDとVYMのいずれにも投資したいと思うひとは、両方に分散するのも選択肢に入れてもよいかもしれませんね。

SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)
楽天・米国高配当株式ファンド (楽天SCHD)
特徴SBI・S・米国高配当株式ファンド (S・米国高配当株式100)楽天・米国高配当株式ファンド (楽天SCHD)eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
投資対象米国高配当株式ETF「シュワブ・米国配当株式ETF(SCHD)」米国高配当株式ETF「シュワブ・米国配当株式ETF(SCHD)」S&P500インデックスマザーファンド
ベンチマークダウ・ジョーンズ US ディビデンド 100 インデックスダウ・ジョーンズ US ディビデンド 100 インデックスS&P500指数(配当込み、円換算ベース)
テーマ「成長」と「分配」を両立「成長」と「分配」を両立米国株式市場全体の成長追求
信託報酬料0.1238%程度0.192%0.09372%(税込)
分配型年4回(3月、6月、9月、12月)年4回(2月、5月、8月、11月)年1回(4月25日)
運用目標配当収益確保と中長期的資産成長の実現配当収益確保と中長期的資産成長の実現S&P500指数の値動きに連動する投資成長

今回は詳しくは紹介していませんが、ほかの記事でSCHDを取り上げているので詳しく知りたいひとは、そちらをご覧ください。

✅ まとめ

まとめ
  • VYMは2024年Q4で減配を記録したものの、依然として高配当ETFの定番。
  • SCHDやその国内版ファンドは、配当成長を重視する投資家にとって魅力的。
  • 円安の影響も考慮し、ドル建て資産を増やすことはリスクヘッジとして有効。
  • ポートフォリオに両方を組み合わせることで、安定性と成長性を両立できる。

「どちらを選ぶか」はあなたの投資方針次第。
ちなみに私は、VYMの保有を継続(200万円)しつつ、SBI・S・米国高配当株式ファンド(非課税枠の米国株を売却した資金で成長投資枠約50万円)を新たにポートフォリオに加える予定です。
みなさんは、どうしますか。

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