僧侶か大臣のどちらの人生観が正しい?サラリーマンはどっちが正解?

今回は父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教えという本に書かれていた冒頭の一部を抜粋して紹介します。
あなたは僧侶か大臣のどちらの人生を生きたいですか。それとも、また別の人生が望ましいでしょうか。
この記事を読むことで、どう生きたいかについて考えるきっかけになるはずです。

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目次

☑僧侶と大臣の例え話

仲の良い少年が2人いました。彼らは別々の道を進みました。1人は質素な僧侶に、もう1人はお金も力もある王様側近の大臣になりました。
何年もあと、2人が出会いました。でっぷり太った大臣は、痩せてみすぼらしい僧侶を見て可哀想になりました。助けようと思い、大臣は声をかけました。
王様の役に立つ方法を学べば、米と豆しか食べられない生活をしなくてすむよ
僧侶が応えました。
米と豆で生きる方法を学べば、王様のためにあくせくしなくて済むよ

本書で紹介していたのは、僧侶と大臣でしたが、他にも例でもよいかもしれません。
農夫と銀行員、ブロガーと医師、アウトドアガイドとパイロット。
前者は時間の融通しやすい職業ですが、お金がかかりません。
そして後者は資産や名誉を手に入りますが、時間と膨大な資金が必要です。

どんな人生にも完璧な答えはありませんが、あなたはいずれの人生でありたいと思いますか?

①僧侶タイプ:時間と自由があるが、質素倹約型
②大臣タイプ:お金と名誉、権力はあるが、時間がなく消費が激しい。
③そのほか:社畜といわれ、時間だけが奪われている。でも確かに幸せがある。

☑サラリーマン投資家ぐりっとの答え

サラリーマン投資家ぐりっとのだした答えは③です。

理由は以下の通りです。
僧侶にはなれない。
倹約がすべて正しい人生に意味はない。
大臣にもなれない。
必要以上に支出や年収にこだわる必要はありません。
普通の私たちはどちらにもなれない。
またなる必要もない。

この問題は、個人差が大きく誰にも正解は異なるでしょう。
そしてブログで何度も伝えていますが、最後は自分がどんな人生にしたいかで考えることが重要です。

先日、FIREした某ブロガーの記事を読みましたが、質素倹約を勤めつつ誰とも設定がなく、ひたすら貯金。
年齢は40を超えている‥‥。

時間と浪費をせず、無事にFIRE達成。
そんな人生にはお金しか残らない。
むしろお金という価値観しかなくて、すごく残念に思えました。

私は、できない事をできるに変える人生を送りたい。
でも、必要以上に会社に縛られたくない。
それなりに楽しく暮らしながら、好きなことをして生きているだけの資産さえあればよいと思っています。

この場合は、現実的な答えは「Coast(コースト)FIRE」でしょうか。

☑Coast(コースト)FIREとは

コーストFIRE(Coast FIRE)は、退職に向けた貯金目標を達成し、将来の老後のために貯金を増やさなくても、一定の生活水準を維持できる段階に到達することを指します。
従来のFIRE(Financial Independence, Retire Early)は、収入がなくても生活費を賄える状態を目指すものであるのに対し、コーストFIREは収入が必要であるものの、老後の貯金を続ける必要がない状態を指します。

具体的には、コーストFIREを達成するためには、以下のステップを踏むことが一般的です。

  1. 貯金目標の設定: まず、将来の老後の生活費を見積もり、それを賄うための貯金目標を設定します。この目標は、早期退職を考えている人が定期的に節約や投資を行って達成するべき金額です。
  2. コーストFIREライン到達: その後、一定の年齢や貯金額に到達した段階で、コーストFIREラインに到達します。この時点から、老後の貯金を続ける必要がなくなります。コーストFIREラインは、将来の生活費を賄うための貯金目標を達成したポイントです。
  3. 収入の維持: コーストFIREライン到達後も、一定の収入を持ち続けることが重要です。これは、投資による利益、パートタイムの仕事、フリーランスの仕事など、収入源があることを意味します。この収入を使って生活費を賄いながら、老後の貯金は増やさずに済みます。
  4. 自由な生活の追求: コーストFIREを達成したら、老後に向けた貯金に関する心配が減少します。これにより、生活をより自由に楽しむことができるようになります。一部の人は、フルタイムの仕事を辞めて、趣味やパッションプロジェクトに専念することもあります。

要するに、コーストFIREは、将来の貯金を一時的に止め、一定の収入で生活費を賄う段階に達することを目指すアプローチです。
これにより、早期退職を実現するために、必要な貯金をすべて一度に積み立てる必要がなくなり、柔軟性を持った財政計画を立てることができます。

☑FIREの種類
  1. Lean FIRE(リーンFIRE):
    • 最小限の生活費で早期退職を目指す。
    • 貯金目標を低く設定し、生活スタイルを簡素化する。
    • 生活水準は低め。
  2. Fat FIRE(ファットFIRE):
    • 高い生活水準を維持しながら早期退職を目指す。
    • 高額な貯金目標と、高収入や効果的な投資戦略が一般的。
  3. Side FIRE(サイドFIRE):
    • 通常の仕事に加えて副業やサイドビジネスを持ち、早期退職を目指す。
    • 追加の収入源を活用し、貯金を増やす。
  4. Barista FIRE(バリスタFIRE):
    • 低ストレスなパートタイムの仕事(例: バリスタ)を持ちながら、経済的な自由を楽しむ。
    • フルタイムの仕事を続ける必要がなく、趣味や余暇に時間を割くことを重視。

☑まとめ

すべての富と時間を完璧な人生をすごしたい、無駄のない人生をすごしたい。
そんなネット社会にはびこると人生のなかでチャレンジが無駄に思えるかもしれません。
またコスパが悪い事を選ばなくなることは非常にもったいないと思います。

みなさんはどう生きたいですか。
このブログではあくまでも一例であり、すべてではありません。
のんびりと自分の人生を楽しみましょう。
そして、これからもサラリーマン投資家として、情報を発信していきますので、応援をよろしくお願いします。

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