今回は米国株投資のトリセツとしてまとめています。
この記事を読み終えたら少額でいいので、すぐに実践しましょう。
投資の知識は大切ですが、お金を動かすことに慣れていくことが、それ以上に大切です。
これには理由があります。
1万円の損失で1%であれば100円ですみますが、1,000万円の運用している場合は1%で10万円、下手するとそれ以上の額が毎日流動的する場合があります。
サラリーマンが定年を迎えてから投資を始めるとこのようなストレスに耐えられなくなり、退場することがあります。
できるだけ若いときに投資を行うことでお金が流動することに慣れていくことが大切です。
・米国の代表的な市場はニューヨーク証券取引所とナスダックの2種類ある
・米国の市場は取引時間・取引単位は、日本と違う
・米国株の代表的な指数
・米国株の購入方法はSBI証券・楽天証券・マネックス証券
・ぐりっとの投資法(40歳夫婦共働き世帯)公開
ニューヨーク証券取引所とナスダック
米国市場はニューヨーク証券取引所とナスダックの2つの代表的な市場があります。
ニューヨーク証券取引所
ニューヨーク証券取引所はニューヨーク市のウオール街にある株式市場です。通称【ビック・ボード】
ニューヨーク証券取引所に上場しているのは、ジョンソンエンドジョンソン、ユナイテッドヘルス・グループ、マスターカード、エクソンモービル等の有名な企業があります。
日本の企業は10社ほど上場しているよ。
ソニー(SONY)
本田技研工業
三菱USJファイナンシャルグループ
オリックス
トヨタ自動車
キャノン
野村ホールディングス
みずほファインシャルグループ
三井住友ファインシャルグループ
武田薬品工業
ナスダック
ナスダックは米国の新興企業向けの株式市場です。
ナスダックの有名な企業は、apple、Amazon等の有名な企業があります。
どちらの市場においても日本から購入できます。
インドや中国は外国資本の購入できない市場があるよ。
米国市場は海外資本家に最も開かれた市場だよ。
・くら寿司
・メディロム
appleやMicrosoft、Amazon、アルファベット、tesla、NVDAなどはナスダックに上場しているよ。
米国市場の特徴
・日本と取引時間が違う
・1株から購入が可能
・年4回配当の企業が多い
・ストップ高、ストップ安がない
・自社買いに積極的な企業が多い
取引時間→日本と違います!!
NYSE・ナスダックどちらも取引時間は9:30~16:00。
お昼休みはありません。
これを日本時間では23:30~翌朝6:00(サマータイムでは22:30〜翌朝5:00)となります。
東京証券取引所は、平日の9:00~11:30と12:30~15:00に取引されます。
マネックス証券の米国営業カレンダーがみやすいよ。
日本と違うので注意が必要だよ。
マネックス証券 営業カレンダー https://mst.monex.co.jp/mst/servlet/ITS/ucu/UsCalendarGST
1株から購入が可能
米国株式では1株から購入が可能なので数万円から投資を始められます。
つまり、株価がそのまま投資金額になるのです。
米国ドルに為替取引を行ってから購入するか、手数料を払って日本円で購入する方法があるよ。
手数料が増える=利益が減るので、最安値の為替取引で米国ドルに替えてから取引をしましょう。
年4回配当の企業が多い
アメリカでは、年間4回の配当を支払う企業が多くあります。
年4回あるほうが簡単には売却することは減るかもしれないね。
まずはETFを購入することをおすすめするよ。
個別株は、大きく値下がりするリスクがあるが、株価の変動に慣れてきてから購入する方が心的なストレスは少ないと思うよ。
ストップ高・ストップ安がない
日本の株式市場では、1日で変動出来る株価の範囲が決まっています。
しかし、米国市場ではストップ高・ストップ安のルールはありません。
ニューヨーク証券取引所やNASDAQでは、急激な相場下落時にサーキットブレーカー制度を導入しております。
発動条件としては、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が選んだ500銘柄の時価総額をベースに算出される株価指数「S&P500」が急落することで発動し、具体的には以下の3段階となります。(SBI証券参照)
Level 1
現地取引時間9:30~15:25の間にS&P500が前日終値より7%下落した場合、15分間取引停止
↓
Level 2
現地取引時間9:30~15:25の間にS&P500が前日終値より13%下落した場合、15分間取引停止
↓
Level 3
現地取引時間中にS&P500が前日終値より20%下落した場合、終日取引停止
- ※Level1~3までは、段階を追って発動いたします。
米国の代表的な指数
・NYダウ
・ナスダック総合指数
・S&P500
NYダウ
NYダウとはダウ・ジョーンズ社が発表する、NYSEやナスダックの上場30銘柄の平均株価のこと。
正式名称は「ダウ・ジョーンズ工業株平均株価」「ダウ工業株30種平均」です。
米国の金融・経済紙「ウォールストリート・ジャーナル」を発行するダウ・ジョーンズ社が1日1回算出しています。
(2022年5月30日時点、不定期で入れ替えがあります)
コード | 銘柄名 |
---|---|
AAPL | アップル |
AMGN | アムジェン |
AXP | アメリカン・エキスプレス |
BA | ボーイング |
CAT | キャタピラー |
CRM | セールスフォース |
CSCO | シスコシステムズ |
CVX | シェブロン |
DIS | ウォルト・ディズニー |
DD | ダウ・デュポン |
GS | ゴールドマン・サックス・グループ |
HD | ホーム・デポ |
IBM | IBM |
INTC | インテル |
JNJ | ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J) |
JPM | JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー |
KO | コカ・コーラ |
MCD | マクドナルド |
MMM | 3M |
MRK | メルク |
MSFT | マイクロソフト |
NKE | ナイキ |
PFE | ファイザー |
PG | プロクター・アンド・ギャンブル(P&G) |
TRV | トラベラーズ |
UNH | ユナイテッドヘルス・グループ |
V | ビザ |
VZ | ベライゾン・コミュニケーションズ |
WBA | ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス |
WMT | ウォルマート |
ナスダック総合指数・ナスダック100指数
ナスダック市場に上場しているすべての銘柄約3,000を対象とし、時価総額加重平均で算出したものです。
ナスダック100指数にはナスダックに上場している全銘柄から上位100銘柄を抜き出し、時価総額加重平均して算出した指数です。
GAFAMをはじめとしたハイテク企業が多く含まれており、ハイテク関連やインターネット関連の動向の指標になります。
S&P500
S&P500はS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスLLCが発表している株価指数。
NYSEとナスダックに上場している企業から500銘柄を抜き出して時価総額で加重平均し、指数化したものです。
500銘柄あるため、個別銘柄影響を受けにくい特徴があります。
米国株を取り扱う証券会社(楽天証券・SBI証券・マネックス証券)
日本を代表する3つの証券会社
SBI証券:NO.1ネット証券(住信SBI銀行と提携、三井住友VSAカードを提携、クレカ積立)
楽天証券:楽天経済圏ユーザー、楽天銀行、楽天カードと提携。非常にみやすい。使いやすい
マネックス証券 実はスゴイ。独自のスクリーニング機能は他の証券会社を圧倒。
どの口座(他の証券会社でも)に開設しても良いと思います。
継続する能力が必要ですね。
年収520万円サラリーマン投資家ぐりっとの投資
・40代夫婦・子ども2人(小6・中3)
・共働き:世帯年収960万円
・住宅ローン:約1100万円
・自動車2台持ち
もっと知りたい人は他の記事を参考にしてね。
基本戦略:米国市場はETFを定期積み立て・趣味口座:不定期で購入
このほかにインデックス投資を積み立てNISA×夫婦、ジュニアNISAをを行っているよ。ジュニアNISAは1口座のみです。
①住信SBI銀行の定期外貨預金
②SBI証券のVYM(ETF)を毎週金曜日に購入、個別株は不定期で購入。
*住信SBI銀行への入金、住信SBI銀行からSBI証券への移行は自動的にはできない。それ以外は定期購入。
- できる限りシンプルに(考えない)
- 時間を味方にする(生活を邪魔しない、投資を気にしない、ドルコスト平均法を最大化)
- 仕組み作りをする
趣味株に関しては、毎月の資産報告書を参考にしてね
回答:投資に絶対はありません。
『インデックス投資に全投資する』(ジェイソン流お金の増やし方)は、かぎりなく正解に近いと思います。
(厚切りジェイソンのような投資スタイル)
それでも投資に100%の正解ではありません。
わたしの投資方法は、VYMに対して定年退職までの資産防衛の一環、個別株は趣味枠で購入しています。
日本株や米国株を購入しいていた時期があり、インデックス投資やETFを行うと安定した利益がある反面、面白みがありません。
こんな人のための投資法です。
まじめな人はインデックス投資に全投資。
わたしのような人は毒を混ぜたほうが、投資の世界を長く続けることができますよ。
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