新NISAの最短5年1800万枠は会社員にとって避けるべき理由3選

新NISAは2024年の大きなトレンドの1つであり、ネット上には最短で1800万円を目指すことを推奨する意見が多数あります。

しかし、そうした記事を読むたびに「そんな無茶はやめておけ。現実をみろ」と。

今回は、ネット上で広がる新NISAを最短5年間で使い切る方法に対する考え方が、ほとんどのひとの生活とは乖離していることについてまとめてみました。

この記事は以下のようなひとにおすすめ!

NISAは最短5年で1800万円の投資したいと考えている

2024年からNISA、投資をはじめた

NSIAについて詳しく知りたい

📕 この記事の結論 📕
✅1800万円を最短コースは理論上は最も効率がよい。
ただし20代・30代は生活を重視した方が良い。
✅平均年収を考えると毎年360万円の入金力は、一部の強者の戦略。一般的Iはマネすると死亡フラグがたつ。
✅サラリーマン投資は安定と継続を重視した現実的な選択をとりましょう。

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目次

✅理由①年間360万円の入金力は年収に対して高すぎる

NISAは5年間で1800万円を投資することが最適解という主張の根拠をまとめると以下の3つです。

  • インデックス投資信託は早めに投資したほうがリターンが高い
  • 最速で多額の投資資金を入金することで、最終的なリターンが増える
  • 新NISAの場合は年間360万円を5年間で投資することが最も効率が良い

的を得ているようですが、これができるひとは投資する必要性すらないのかもしれません。
おすすめしない理由の1つめは、入金力が360万円は、一般的なサラリーマンの年収を大きく凌駕していることです。

実際の日本人の平均年収は414万円(中央値360万円)。
現実的に360万円を投資することは働き盛りの40代や50代であっても、難しいことがわかるはずです。

また50代であれば老後の資金を蓄えようと、資産運用に励むなかで可能かもしれませんが、20代ではプライベートを重視した生活、30代以降は教育費にかける費用が徐々に増えていきます。

仮に独身で親元で暮らしていた場合でも、1年間の収入のほとんどを投資しなければ達成することはできません。(つまり、ほとんどの人にとっては机上の空論で終わりそうです)

このようなネット上の一部の入金力が高いひとの意見に惑わされずに、自分にあった入金力でNISAと付き合っていきましょう。

年代全体男性女性
中央値平均値中央値平均値中央値平均値
20代330万円352万円350万円377万円300万円329万円
30代400万円447万円450万円494万円350万円383万円
40代450万円511万円530万円585万円360万円410万円
50代以上500万円607万円600万円674万円370万円434万円
2022年9月~2023年8月の1年間にdodaサービスに登録者:20歳から65歳まで約63万人の年収データ「中央値】
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これは年収であり社会保険料や厚生年金、税金が加わると、毎年360万円を捻出することは難しいことがわかるね。

✅理由②入金力をあげることで社会的に孤立する

2つ目の理由は、お金に執着するあまり、孤立してしまうリスクがあることです。
普通のサラリーマンや自営業者、そして学生にとって、友人や家族、そして恋人との時間は非常に大切なものです。

ひとりの時間も大切ですが、誰かと過ごす楽しい時間は、大切な思い出を作ります。
思い出を作るには、時間とお金が必要です。

年収に比べて過度にお金を投資すると、使えるお金が限られてしまいます。
お金は大切ですが、将来にすぎないものにばかり目を向けると、いまを軽視してしまい、充実した人生を送り損ねるかもしれません。

NISAの本来のメリットは、長期的な視野で資産運用ができることです。
一時的な節税や資産運用にばかり注意を向けず、自分のペースで投資を進めてください。
自分のライフスタイルに合ったバランスを見つけ、人間関係や思い出作りにも焦点を当てることが重要です。

✅理由③入金力を上げすぎると自己投資ができない

投資を始めた時よりも収入が増え、さらに入金力も高まっているなら問題はありません。

しかし、多くの人は収入が限られた状況で投資を行うことがあります。

一方で、会社でのキャリアアップは社会的なステータスだけでなく、年収も向上するはずです。

しかしながら、入金力にこだわりすぎることで、自己投資や社会的な機会が制約されることもあるかもしれません。

例えば、自己投資の一環として外見に気を配ることが挙げられます。

30代後半でありながら、20代前半の服装で会社のイベントや食事会に出席していると、周囲からの評価が低くなるかもしれません。

また、服装は仕事仲間や上司とのコミュニケーションの場でも、清潔感や整った外見は良い印象を与える重要な要素です。さらに、定例のミーティングやチームイベント、プロジェクトチームとの協力の場でも、外見に気を配ることが良好な人間関係を築く手段となるでしょう。

全体的に言えることは、仕事のさまざまな場面で外見は印象を左右し、自身のプロフェッショナリズムや信頼性に影響を与える可能性があるということです。

入金力にこだわりすぎて外見を犠牲にするのは、非常に残念なことです。

小さなことかもしれませんが、自己投資を怠らずに入金力を向上させていくことが非常に重要です。

✅ まとめ

まとめ

理由① 年間360万円の入金力は年収を考えると高すぎる

NISAに最適な投資額が年間360万円とされていますが、これは一般的なサラリーマンの年収を大きく上回っています。
日本の平均年収は約414万円(中央値360万円)であり、実際の収入に比べて360万円を毎年投資するのは難しいことが分かります。

特に40代や50代では家族や教育費などの支出が増え、さらに現実的ではありません。このような高額の投資は、一部の人にしか適しておらず、一般的なサラリーマンには負担が大きいと言えます。

理由② 過度な投資による社会的孤立リスク

お金に過度に執着し、NISAに360万円を投資することで、必要な経費や楽しい時間を削る可能性があります。
友人や家族、恋人との時間は、価値のあるものであり、お金だけにフォーカスしすぎると、人間関係や豊かな経験を失うリスクがあります。

自分のライフスタイルや人間関係を犠牲にすることなく、バランスよく資産運用を進めることが重要です。

理由③ 自己投資の制限

高額のNISA投資にこだわると、自己投資や外見への配慮が犠牲になる可能性があります。
仕事の場では清潔感や整った外見は好印象を与え、信頼性やプロフェッショナリズムに影響を与えることがあります。

例えば、会社のイベントやミーティング、チーム活動などで周囲と良好な関係を築くためには、適切な服装や外見への気配りが必要です。
また自己投資としての外見に対する投資は、自己肯定感や自信にもつながります。

過度な資産運用に執着することで、これらの自己投資や外見への配慮が犠牲になることは避けたいところです。

結論

NISAは資産形成や税金の節約に役立つ制度ですが、過度な投資は現実的ではなく、人間関係や自己投資にも悪影響を与える可能性があります。自分に合った範囲で資産運用を行い、バランスの取れた人生を送ることが大切です。入金力やライフスタイルに合わせて、無理のない範囲で賢く資産を運用しましょう。

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