サテライト銘柄の向きの高配当銘柄を探していませんか。
今回は米国市場のエネルギーセクターにおすすめ3選をピックアップしました。
エネルギーセクターの中でも、配当と成長を両立した銘柄なので、ぜひチェックしてみてください。
- エネルギー株に興味があるけれど、どこから手をつけていいかわからない
- リスクを抑えつつ、安定的な配当を得たいと考えている
- アメリカの大手エネルギー企業に投資を検討しているが、それぞれの企業の特徴が知りたい
エネルギー株に投資するなら、マラソン・ペトロリアム(MPC)、デボン・エナジー(DVN)、エクソン・モービル(XOM)の3社は要チェック。
- MPCは石油精製と販売が強みで、安定収益と高配当が魅力。
- DVNはシェールオイル特化で成長性が高く、価格上昇時の恩恵を受けやすい。
- XOMは世界最大級の総合エネルギー企業で、規模と配当の安定感が抜群。
エネルギー株は高配当・安定収益が狙える一方、原油価格や環境規制の影響を受けるリスクも。
「どの銘柄が自分の投資戦略に合うか?」を考えながら、この記事を読み進めてほしい。
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✅マラソン・ペトロリアム(MPC)
マラソン・ペトロリアム(MPC)は、アメリカ最大手の石油精製・販売企業のひとつで、特に精製事業に強みを持っています。
国内に広がる製油所網と、ガソリンスタンドの運営を行うことで安定した収益を上げており、その規模の大きさが特徴です。エネルギー需要の回復に伴い、今後の成長が期待されています。
注目ポイント
- 強固な国内ネットワーク:マラソン・ペトロリアムは、アメリカ国内の石油精製市場で大きなシェアを持っています。これにより安定した収益が期待できます。
- 配当利回り:安定した配当を提供しており、長期的な投資を求める投資家にとって魅力的な企業です。
項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | マラソン・ペトロリアム (Marathon Petroleum Corporation) |
本社所在地 | アメリカ合衆国オハイオ州フィンドレー |
設立 | 1998年(マラソン・アシュランド・ペトロリアムとして設立)、2005年に現名称に変更 |
業種 | 石油・エネルギー(下流部門) |
主な事業 | 石油精製、ガソリンスタンド運営(Marathonブランド)、コンビニエンスストア(旧スピードウェイ)、中流事業(パイプライン・物流) |
精製能力 | 約290万バレル/日(米国最大規模) |
事業エリア | 主に米国(メキシコ湾岸、中大陸、西海岸地域) |
上場取引所 | ニューヨーク証券取引所 (NYSE) |
ティッカー | MPC |
主要ブランド | Marathon、ARCO(一部地域) |
歴史的ハイライト | 2018年にアンデバーを233億ドルで買収し、米国最大の独立系石油精製企業に |
年 | 年間配当額(USD) | 配当利回り (%) | 配当性向 (%) | 備考 |
---|---|---|---|---|
2015 | 1.28 | 約2.5% | 約35% | 安定成長期 |
2016 | 1.44 | 約2.8% | 約40% | 増配継続 |
2017 | 1.60 | 約2.4% | 約45% | 株価上昇で利回り低下 |
2018 | 1.84 | 約3.0% | 約38% | アンデバー買収後、業績強化 |
2019 | 2.12 | 約3.5% | 約50% | 増配と安定した利回り |
2020 | 2.32 | 約5.6% | 約負値 | パンデミックで純利益大幅減 |
2021 | 2.32 | 約3.6% | 約負値 | 利益回復途上、配当維持 |
2022 | 2.41 | 約2.1% | 約15% | エネルギー価格高騰で利益急増 |
2023 | 3.00 | 約2.0% | 約20% | 増配継続、強固な財務基盤 |
2024 | 3.30(予定) | 約1.9%(推定) | 約25%(推定) | 最新発表に基づく予測値 |
配当性向:2020年と2021年はCOVID-19の影響で純利益が赤字となり、配当性向が意味を持たない(負値)状態に。企業は配当を維持するため内部留保やキャッシュフローを活用。
連続増配実績
連続増配開始時期:2011年頃から配当を増やし始め、以降ほぼ毎年増配。
連続増配年数:2024年時点で約13年(2011年~2024年)。ただし、2020年と2021年はパンデミックの影響で増配が停滞し、配当維持に留まったため、厳密な連続増配記録としては中断と見なされる場合も。
増配率:年平均で約5~10%程度(時期により変動)。2022年以降はエネルギー価格高騰による利益増で増配ペースが加速。
✅デボン・エナジー(DVN)
デボン・エナジー(DVN)は、アメリカのシェールオイル市場に特化した企業で、特に低コストで高効率な生産を行っています。
シェールオイルの探査・生産に注力しており、価格上昇時には利益を大きく伸ばすことができる強みを持っています。
注目ポイント
- シェールオイルに特化:シェールオイル市場での競争優位性を確立しており、世界的な需要増加がその業績を押し上げる可能性があります。
- コスト効率の良さ:低コストでの生産が可能で、価格が上昇すれば利益を大きく伸ばすことができます。
項目 | 内容 |
---|---|
会社名 | デボン・エナジー・コーポレーション (Devon Energy Corporation) |
ティッカー | DVN (NYSE) |
本社所在地 | 米国オクラホマ州オクラホマシティ |
設立年 | 1971年 |
業種 | エネルギー(石油・天然ガス探査、開発、生産) |
主要事業地域 | 米国(デラウェア盆地、イーグルフォード、アナダルコ盆地など) |
事業内容 | 石油、天然ガス、天然ガス液体(NGL)の探査・開発・生産 |
従業員数 | 約1,800人(2023年時点の推定) |
市場時価総額 | 約240億ドル(2025年2月時点の推定、株価変動による) |
最新配当利回り | 約5%(2024年第4四半期発表ベース、X投稿に基づく推定) |
年 | 年間配当額 (USD) | 配当利回り (%) | 配当性向 (%) | 備考 |
---|---|---|---|---|
2014 | 0.94 | 約1.5% | 約20% | 原油価格高騰期。安定した固定配当を維持。 |
2015 | 0.96 | 約2.5% | 約40% | 原油価格急落(OPEC増産影響)。配当維持も株価下落で利回り上昇。 |
2016 | 0.24 | 約0.6% | 負(赤字) | 原油安で大幅減配。純損失を計上し、財務健全化優先。 |
2017 | 0.24 | 約0.6% | 約15% | 低配当を維持。事業再編とコスト削減に注力。 |
2018 | 0.30 | 約1.2% | 約10% | 原油価格回復。小幅増配で株主還元を再開。 |
2019 | 0.35 | 約1.4% | 約15% | 生産拡大と効率化進行。配当微増も保守的な政策継続。 |
2020 | 0.77 | 約4.8% | 負(赤字) | COVID-19で需要減退。特別配当実施も赤字計上。 |
2021 | 1.97 | 約4.5% | 約40% | 変動配当導入。エネルギー価格回復で大幅増配。 |
2022 | 5.17 | 約8.3% | 約50% | ウクライナ危機で原油高。変動配当により過去最高水準の配当額。 |
2023 | 2.87 | 約6.5% | 約45% | 価格安定化も高水準の還元維持。フリーキャッシュフロー強化。 |
配当の支払い継続: 1993年以来、毎年配当を実施しているとされています。
これは長期的な株主還元の姿勢を示しています。
増配の断続性: 過去10年間を見ると、配当額は2016年や2017年など一部の年で減配や据え置きが発生しており、連続増配記録は途切れています。たとえば、2015年の0.96ドルから2016年の0.24ドルへ大幅減配。
変動配当の導入: 2021年以降、業績連動型の変動配当を導入し、好業績時には大幅増配を実施(例: 2022年の5.17ドル)。一方で、固定配当部分は比較的小幅な増減にとどまる。
最近の動向: 2024年第4四半期に四半期配当が0.15ドルから0.24ドルへ60%増額された事例)のように、業績が良い時期には積極的な増配が見られます。

✅ エクソン・モービル(XOM)
エクソン・モービル(XOM)は、世界的に知られる総合エネルギー企業で、石油・天然ガスの探査から精製、販売、さらには化学製品の製造まで、多岐にわたる事業を展開しています。その規模と多角化した事業モデルは、投資家にとって非常に安定感をもたらします。
注目ポイント
- 配当の安定性:長年にわたって安定した配当を提供しており、配当目的の投資家にも魅力的です。
- 規模の大きさ:世界中に広がる事業展開を持ち、安定した収益を確保しています。エネルギー価格が不安定でも安定的に利益を上げられる強みがあります。
項目 | 内容 |
---|---|
会社名 | エクソン・モービル(Exxon Mobil Corporation) |
ティッカー | XOM |
設立 | 1999年(エクソンとモービルの合併による。起源は1882年のスタンダード・オイルに遡る) |
本社 | 米国テキサス州アービング |
業種 | エネルギー(石油・天然ガス) |
事業内容 | 原油・天然ガスの探査・生産、石油製品の精製・販売、化学製品の製造(上流・下流・化学部門) |
主要ブランド | エクソン、エッソ、モービル |
市場 | NYSE(ニューヨーク証券取引所) |
特徴 | 石油メジャー最大手の一社で、スーパーメジャーと呼ばれる6社のうちの一つ。垂直統合型企業。 |
年 | 年間配当額(USD) | 配当利回り (%) | 配当性向 (%) | 備考 |
---|---|---|---|---|
2014 | 2.70 | 約 3.0% | 約 35% | 原油価格安定、利益率高く安定した配当。 |
2015 | 2.88 | 約 3.8% | 約 50% | 原油価格下落開始、配当性向上昇も増配維持。 |
2016 | 2.98 | 約 3.4% | 約 75% | 利益減少の中での配当維持、株価堅調で利回り安定。 |
2017 | 3.06 | 約 3.7% | 約 60% | 業績回復傾向、原油価格持ち直しも配当性向は高め。 |
2018 | 3.16 | 約 4.0% | 約 45% | 原油価格回復で利益改善、配当性向低下。 |
2019 | 3.43 | 約 5.0% | 約 80% | 利益圧迫の中、増配継続で配当性向上昇。 |
2020 | 3.48 | 約 8.5% | 100%超え | コロナ禍で赤字転落、株価急落で利回り急上昇。減配せず連続増配維持。 |
2021 | 3.49 | 約 5.5% | 約 70% | 業績回復もコロナ影響残る、株価上昇で利回り低下。 |
2022 | 3.55 | 約 3.5% | 約 30% | 原油価格高騰で利益急増、株価高騰で利回り低下。 |
2023 | 3.68 | 約 3.7% | 約 40% | 安定した業績、エネルギー需要変動への適応。 |
エクソン・モービルは、2023年時点で41年連続増配を達成しています(1982年から毎年増配)。
2024年10月に発表された第4四半期配当は1株当たり0.99ドル(年間では約3.96ドル)で、2024年も増配が確定すれば42年目となります。
この記録は、米国企業の中でもトップクラスの安定性を示しています。

✅ 日本人サラリーマン投資家の視点での分析
投資目的が安定配当なら:エクソン・モービル(XOM)
- 理由: XOMは41年連続増配の実績があり、エネルギー業界最大手として事業が多角化(上流・下流・化学)されているため、原油価格の変動に対する耐性が強い。サラリーマンにとって、生活費の補填や長期的な資産形成を目指す場合、安定した配当収入が見込めるXOMは魅力的。
- 配当利回り: 約3.7~4.0%で、MPCより高く、DVNの変動配当に比べて予測しやすい。
- リスク: 成長性はMPCやDVNほど高くないが、株価の安定性は抜群。
高配当と成長性を求めるなら:デボン・エナジー(DVN)
- 理由: DVNは固定配当+変動配当制を採用しており、原油価格が高い時期には配当利回りが5~6%を超える可能性がある。シェールオイル・ガスの生産拡大に注力しており、成長性も高い。ただし、原油価格の下落リスクが大きく、配当が不安定。
- 配当利回り: 変動制のため、2022年のような高原油価格時には10%近くに跳ね上がるが、低迷期は減少する。
- リスク: 株価と配当がエネルギー価格に敏感で、サラリーマンの安定志向にはややリスクが高い。
バランス型なら:マラソン・ペトロリアム(MPC)
- 理由: MPCは精製・販売に特化し、原油価格だけでなく精製マージン(原油とガソリンの価格差)からも利益を得るため、XOMほどではないが安定性がある。配当利回りは2~2.5%と控えめだが、株価成長と配当のバランスが良い。
- 成長性: シェール関連の成長は限定的だが、米国最大級の精製能力を持つ強みがある。
- リスク: 精製マージンの変動が業績に影響を与えるため、DVNほどではないが一定のリスクあり。
日本人サラリーマンに向けた選び方と最適比率
選び方のポイント
- リスク許容度が低い場合(安定志向): XOM一択。長期保有で配当再投資をすれば、複利効果で資産が増える。
- リスクを取れる場合(高リターン志向): DVNをメインに。ただし、原油価格の下落リスクを軽減するため、XOMやMPCで分散。
- バランス型: XOMとMPCを軸に、少量のDVNで成長性を補う。
最適な投資比率の提案
以下は、典型的な日本人サラリーマン(30~40代、年収500~800万円、投資資金100万円程度を想定)のリスク許容度に応じたポートフォリオ例です。
- 安定重視型(リスク低)
- XOM: 70%
- MPC: 20%
- DVN: 10%
- 理由: XOMの安定性と連続増配を軸に、MPCで中庸な成長、DVNで少し高配当を狙う。配当利回りは約3.5~4%程度で安定。
- バランス型(中リスク・中リターン)
- XOM: 50%
- MPC: 30%
- DVN: 20%
- 理由: XOMの安定性を基盤に、MPCで精製マージンの恩恵、DVNで成長性と高配当をバランスよく取り入れる。利回りは約4~4.5%。
- 成長重視型(高リスク・高リターン)
- XOM: 30%
- MPC: 20%
- DVN: 50%
- 理由: DVNの高配当と成長性を最大化しつつ、XOMとMPCでリスクを軽減。原油価格が高止まりすれば利回り5%超も可能だが、変動リスク大。
✅ まとめ
- マラソン・ペトロリアム(MPC):石油精製と販売に強み、安定した収益が期待できる企業。
- デボン・エナジー(DVN):シェールオイル市場に特化し、成長性が期待できる企業。
- エクソン・モービル(XOM):規模が大きく、安定した配当を提供する総合エネルギー企業。
社の特徴比較
項目 | マラソン・ペトロリアム (MPC) | デボン・エナジー (DVN) | エクソン・モービル (XOM) |
---|---|---|---|
事業内容 | 石油精製・販売(下流)、パイプライン輸送 | シェールオイル・ガス探査・生産(上流) | 石油・ガス探査・生産・精製・化学(上流~下流) |
配当利回り | 約 2.0~2.5%(2024年予測) | 約 5.0~6.0%(変動配当含む) | 約 3.7~4.0%(2024年実績) |
配当成長 | 増配傾向だが控えめ | 変動配当制(原油価格に依存) | 41年連続増配(安定性高い) |
株価変動リスク | 中程度(原油価格+精製マージン依存) | 高(原油・ガス価格に敏感) | 低~中(事業多角化で安定) |
業績の安定性 | 中(精製マージンの変動あり) | 低~中(エネルギー価格に依存) | 高(グローバル展開と規模) |
成長性 | 中(シェール関連は限定的) | 高(シェール生産拡大中) | 中(安定成長+化学事業) |
時価総額 | 約 600億ドル | 約 250億ドル | 約 4500億ドル |
エネルギー株への投資は魅力的ですが、リスクも伴います。各企業の強みとリスクを十分に理解した上で、自分の投資スタイルに合った企業を選ぶことが大切です。
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