【人気ETF/比較】サラリーマンはVIGとVYMのどちらに投資すべきか

連続増配ETFのVIGと高配当ETFのVYM、どちらも投資家にとって人気のあるETFです。

連続増配、高配当とまったく違う投資手法ですが、サラリーマン投資家はどちらに投資すべきか悩む人が多いのではないでしょうか。

そんな時間がないサラリーマンのためにVYMとVIGのETFを比較、どちらが最適の投資先なのか考察しました。

ぐりっと

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ただし株式投資はさまざまなリスクを正しく認識したうえで、最終的には自分自身の判断と責任に基づいて行なってください。

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目次

VIGの概要(株価・経費率・配当利回り)

銘柄名:Vanguard Dividend Appreciation ETF
銘柄構成数:291
運用会社:バンガード社
設定日:2006年4月21日
経費率:年率0.06%
配当利回り1.90%(2023/6/10)

株価暴落に対するリスク
・リーマンショック下落率 47.69%(参考値:VTI 57.23%、2007年10月11日→2009年3月9日)
・コロナショック 下落率 29.42%(参考値:VTI 33.91%、2020年2月12日→2020年3月23日)

VYMの概要(株価・経費率・配当利回り)

銘柄名:バンガード・米国高配当株式ETF
銘柄構成数:443
運用会社:バンガード社
設定日:2006年11月
経費率:年率0.06%
ベンチマーク:FTSEハイディビデンド・イールド・インデックス
配当利回り:2.73%(2023/6/10)

株価暴落に対するリスク
・リーマンショック下落率 58.61%(参考値:VTI 57.23%、2007年10月11日→2009年3月9日)
・コロナショック 下落率 32.39%(参考値:VTI 33.91%、2020年2月12日→2020年3月23日)

VIGとVYMの分析

チャート分析

株価の推移は2017年から2022年 VIG:54.70%、VYM26.92%

ぐりっと

5年間の株価はVIGとVYMともに上昇しているね。
ただし5年間ではVIGの方が成績がいいね。

配当分析

VIG配当

 Q1Q2Q3Q4Annual増配率
2006 $0.10$0.18$0.25$0.50
2007$0.18$0.19$0.22$0.28$0.8774.0%
2008$0.22$0.28$0.27$0.26$1.0318.4%
2009$0.28$0.23$0.23$0.24$0.98-4.9%
2010$0.23$0.25$0.27$0.31$1.057.1%
2011$0.27$0.28$0.29$0.33$1.1711.4%
2012$0.27$0.32$0.32$0.50$1.4120.5%
2013$0.29$0.35$0.36$0.40$1.39-1.4%
2014$0.33$0.41$0.39$0.46$1.5914.4%
2015$0.46$0.44$0.44$0.48$1.8214.5%
2016$0.41$0.45$0.39$0.58$1.830.5%
2017$0.43$0.52$0.43$0.55$1.924.9%
2018$0.40$0.57$0.50$0.58$2.046.3%
2019$0.51$0.47$0.55$0.60$2.134.4%
2020$0.47$0.60$0.56$0.66$2.308.0%
2021$0.51$0.68$0.70$0.77$2.6615.7%
2022$0.69$0.69$0.72$0.87$2.9711.7%
2023$0.75$0.77$1.52
VIG配当

VYM配当

西暦Q1Q2Q3Q4合計増配率
2006   $0.18$0.18 
2007$0.27$0.30$0.35$0.45$1.36655.6%
2008$0.37$0.37$0.37$0.33$1.445.9%
2009$0.31$0.28$0.26$0.32$1.17-18.8%
2010$0.23$0.27$0.28$0.31$1.09-6.8%
2011$0.31$0.34$0.31$0.38$1.3322.0%
2012$0.33$0.37$0.40$0.49$1.5919.5%
2013$0.36$0.42$0.44$0.53$1.7510.1%
2014$0.40$0.48$0.47$0.56$1.919.1%
2015$0.46$0.56$0.53$0.60$2.1512.6%
2016$0.48$0.58$0.48$0.67$2.212.8%
2017$0.56$0.60$0.60$0.64$2.408.6%
2018$0.61$0.63$0.67$0.74$2.6510.4%
2019$0.65$0.62$0.79$0.78$2.847.2%
2020$0.55$0.84$0.71$0.81$2.912.5%
2021$0.66$0.75$0.75$0.94$3.106.5%
2022$0.66$0.85$0.7672$0.97$3.255.0%
2023$0.7172$0.8767  $1.594-51.0%
VYM 配当利回り

VIGとVYMの増配率の比較

西暦VIGVYM
2006
2007174%756%
2008118%106%
200995%81%
2010107%93%
2011111%122%
2012121%120%
201399%110%
2014114%109%
2015114%113%
2016101%103%
2017105%109%
2018106%110%
2019104%107%
2020108%102%
2021116%107%
2022112%105%
2023

増配率を比べてみるとVIG9勝、VYM7勝。

ぐりっと

単純に比較はできないけれど
近年ではVIGの方が成績が良いね。

1年・3年・5年トータルリターンをみていこう

VIG/VYMの配当も含めたリターン

5年間リターン(2017 年 1 月 3 日 – 2022 年 12 月 30 日)

3年間リターン(2019 年 1 月 2 日 – 2022 年 12 月 30 日)

1年間リターン:( 2022年の年間成績)

・5年間のトータルリターンではVIGが圧勝、3年間のトータルリターンでは僅差でVIG、2022年トータルリターンはVYMの方が優位な結果でした

ぐりっと

では重複比率について調べてみよう。

VIG/VYMの構成銘柄の類似分析

重複銘柄:137銘柄
重複比率:VYM/VIG 47.4%、VIG/VYM 31.4%

重複率

リーマンショックの暴落時の株価の値動き

リーマンショック時に2007/9/11-2009-5/6
リーマンショック時に2007/9/11-2009-5/6

まとめ

VYMと比較してVIGの方が株価、増配率、トータルリターンは優位。
ただし直近の株価はVYMの方がよい。景気後退期にはVYMのほうがディフェンシブ銘柄として優位。

サラリーマン投資家ブロガーぐりっとはどちらに投資しているか

VIGとVYMの重複率が49%と考えると類似したチャートになる可能性が高いようです。

類似した動きであってもVYMは景気後退期では安定感があり、安定感を求めるサラリーマン向き投資銘柄です。

ディフェンシブ銘柄として手堅く投資するにはVYMへ投資することをおすすめします。

一方で株価が反転したときはVIGの方が値下がりしているため上昇率が高く、バリュー銘柄になる可能性が高いようです。

QQQなどよりアップダウンよりは控えめ、ただし少しチャレンジしていきたい人はVIGに投資を検討しよう。

このブログでは、ETFセクター情報について発信しています。

おすすめの記事を紹介しますので、より理解を深めていきましょう。

ぐりっと

色々な意見があると思うので、最後は自己判断で投資をしよう

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