【記事紹介】米国の億万長者はリタイヤできない?インフレ対策を考えてみた

今回のテーマは、億万長者は定年できない人が増えているという記事の紹介とサラリーマン投資家ぐりっとの考えについてまとめました。

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目次

億万長者58%が予定より長く働く必要がある

大富豪の58%が予定より長く働かなければならないとの調査結果

少なくとも、不安定な市場と数十年にわたる高インフレにより、裕福な人々でさえ気分が優れないという調査結果によれば、100万ドルは昔のものではありません。

主なポイント
・ナティシス・インベストメント・マネージャーズの調査によると、大富豪の35%が、安定した老後を送るには奇跡が必要だと回答している。
・彼らの主な懸念は、公的債務、高インフレ、低金利である。

米国には他のどの国よりも多い2450万人の大富豪がいるが、1,617人の富裕層を対象にしたナティシス・インベストメント・マネージャーズの調査によると、彼らの35%が、安全な老後を実現するには奇跡が必要だと回答している。

半数以上の58%が、予定よりはるかに長く働かなければならないという事実を受け入れている

退職者の一般的な経験則として、退職金の4%を毎年引き出すというものがありますが、このガイドラインはほとんどの大富豪にとって十分ではないかもしれません。

Natixis Center for Investor Insight のエグゼクティブディレクターである David Goodsell 氏は、CNBC に次のように語っています。

「100万ドルは多いように見えるかもしれませんが、計算してみて、100万ドルの4%は年間たった4万ドルだとわかると、多くの人が驚きます」。

「これは通常、これらの人々が生活するのに慣れていると思われる金額よりもかなり少ないです」。

懸念の中心は、加速する消費者物価だ。

物価は購買力を低下させ、債券などの固定利付証券の価値を低下させる。

現役アメリカ人の約55%がインフレのために退職金の積立が遅れていると答え、大富豪の10人中7人もインフレを脅威と認識している。

それだけではありません。

調査対象者の4分の3が、多額の公的債務が将来の公的給付に重くのしかかることを懸念している。

すべての人が老後に公的支援を必要とするわけではないが、38%は公的支援なしでは老後を送れないと回答している。

金融市場の低迷も心配の種です。

調査対象者の約半数(42%)は、最近の市場にストレスを感じ、退職について考えることを完全に避けていると回答しています。

サラリーマン投資家ぐりっとの視線

ここでのポイントは2つです。

世界的な物価の上昇に歯止めがかからないという事実、いかなる状況でも生活レベルを上げないという対策です。

リタイヤに対して世界的に物価の上昇が大きな原因になっています。

日本にいる以上に米国では物価の上昇を肌で感じているのでしょう。

もちろん物価の上昇に対して住居費、交際費などを下げることは可能だと思われます。

ただし世界的な物価の上昇は、億万長者、一般人であっても同じように影響を受けます。

そして世界的なインフレは私たちではコントロールすることができません。

つぎに生活レベルを下げることができない問題ですが、収入があがると生活レベルも上げるスパイラルになってしまっています。

私たちに必要なのは、収入が上げることではなく生活レベルを変えずに行動することができるかです。

できる限り身の丈に合った生活を続けていきましょう。

ぐりっと

サラリーマンはお金を使うだけでなく、
お金に働いてもらう地盤を作っていこう。

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