SBI証券のゼロ革命と楽天証券のゼロコースを徹底解説!!

2023年8月30日に日本経済新聞においてSBI証券と楽天証券が同時に国内株式売買手数料0円を発表されました。
今回は、業界に激震が走った2大証券会社の手数料0円ニュースについて解説します。
この記事を読むことで2大証券を利用しているサラリーマンが恩恵を受ける方法を知ることができます。

この記事は以下のようなひとにおすすめ!

  SBI証券のゼロ革命楽天証券のゼロコースを詳しく知りたい

 SBI証券のゼロ革命楽天証券のゼロコースのどちらが良いか知りたい

 これから投資をはじめたい

この記事の結論🐣

✅ 一定の条件は必要。SBI証券と楽天証券はユーザーにとって有益!!
証券会社の新NSIAの囲い込み作戦はすでに始まっている
SBI証券が一歩リードか。(楽天証券はスプレット問題や手数料が一時的だが拘束される)

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目次

SBI証券のゼロ革命

まずは2023年9月30日(土)より開始されたゼロ革命について詳しく説明します。
今回の料金改正のポイントは以下の3つです。

①国内株式の売買手数料0円になる

SBI証券では、スタンダードプラン・アクティブプランという2つの手数料プランを提供しています。
どちらのプランも条件を満たすことで、約定代金に関わらず売買手数料が0円となる
(NISAを利用しない海外株は対象外)

②現物取引だけでなく信用取引も売買手数料が0円になる

対象商品は国内株式の現物取引、信用取引はもちろん単元未満株も売買手数料が0円になります。
ただし信用取引の金利・貸株料はかかるため株式優待狙いのクロス取引には注意が必要です。

③売買手数料0円にする条件がある

①〜③の取引報告書や各種交付書面を全て郵送から電子交付に切り替える必要があります。

①円貨建・米株信用の各種報告書
②外貨建(米株信用を除く)の各種報告書
③特定口座年間取引報告書

✅ゼロ革命を行うために必要な手続きは

「口座管理」> 「電子交付書面」 >「電子交付サービス(電子交付書面閲覧サービス)」画面の下記画面赤枠内の「電子交付に変更」ボタンを押す。
上記のように郵送と表示されている場合はゼロ革命を使用するためには電子交付に変更する必要があります。
下記画面表示に切り替わることで、「電子交付サービス(電子交付書面閲覧サービス)」の申込が完了です。
お申し込み後、直ぐに「指定交付方法」の表示が「電子交付」に更新されます。

☑注意事項!!

①「郵送」⇒「電子交付」へ変更(切替)した後は原則として郵送へ変更はできない

② 国内株式売買手数料0円の対象条件につきましては、今後変更となる場合がある

追記:SBI証券のゼロ革命に新NISAの米国株式&海外ETFの売買手数料0円へ

2023年9月21日に日本経済新聞は、SBI証券が新NISAで米国株と海外ETFの売買手数料を無料にすると報道がありました。

銘柄種別取引2023年までのNISA取引2024年からのNISA取引
米国個別株
(ADR含む)
買付取引手数料あり取引手数料なし
売付取引手数料あり取引手数料なし
米国ETF買付取引手数料なし取引手数料なし
売付取引手数料あり取引手数料なし
その他8カ国
個別株
買付取引手数料あり取引手数料あり
売付取引手数料あり取引手数料あり
中国・韓国
ETF
買付取引手数料なし取引手数料なし
売付取引手数料あり取引手数料なし
シンガポール
ETF
買付取引手数料あり取引手数料なし
売付取引手数料あり取引手数料なし
新NISAの米国株式&海外ETFの売買手数料0円へ
  • 円貨決済・外貨決済のいずれも無料の対象になる。
    ただし外貨決済を行う場合には、事前の為替取引の手数料がかかる。
  • 円貨決済の注文では円から米ドルへの転換時に為替スプレッドを負担が必要。そのコストは無料の対象外となる。
  • 米国株と米国・中国・韓国・シンガポールETFは為替取引の手数料はかかるが、取引手数料は無料。それ以外の海外個別株は取引手数料がかかる。

✅ ゼロ革命 第3弾「米ドル/円」の為替手数料無料化

発表されたゼロ革命 第3弾「米ドル/円」の為替手数料無料化について、まとめました。

  • SBI証券は、2023年12月1日から、インターネットコースのお客様向けに、外国為替(リアルタイム為替)取引における「米ドル/円」の為替手数料を1米ドルあたり片道25銭から0銭に引き下げることを発表しました。
  • 当分の間、システム対応が完了するまでの間は、キャッシュバックにより実質無料となります。
  • 現在の「米ドル/円」の為替手数料は、1米ドルあたり片道25銭で、住信SBIネット銀行と連携しての外貨入出金サービスも提供しています。
  • インターネットコースのお客様対象の無料化により、米ドル建て商品への投資へのハードルが下がり、取引の幅が広がることが期待されています
  • これに先立ち、2023年9月30日には「ゼロ革命」が発表され、国内株式の売買手数料が無料となりました。また、2024年からは新NISAにおいても米国個別株や海外ETFの売買手数料が無料となる方針です。

SBI証券のゼロ革命のまとめ🆙

・国内株に投資は新NISAに限らず手数料は短期売買、単株の国内投資に限らず0円は非常に魅力的!!
ただし交付手続きを郵送指定している投資家は対象外。
また今後、売買手数料0円の対象条件は変更される可能性があるので注意が必要。
新NISAでは米国株・米国ETFの取引手数料は0円になる!!
・新NISAで米国株・米国ETFを利用しても為替取引手数料がかからない。
・いままでのSBI銀行を経由する必要はなくなる。(SBI証券はあくまでも円預金を入金するだけのほうお得)

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楽天証券のゼロコース

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2023年10月2日(月)より開始されたゼロコースについて詳しく説明します。

①国内株式の売買手数料0円

国内株取引手数料コースをゼロコースを選択することで、現物取引や信用取引ともに0円になる。

②新手数料ポイントプログラムが開始

国内株取引 手数料コース米国株  中国株  アセアン株  先物・オプション    金・プラチナ   
新プログラムゼロコース1%1%1%1%1%
いちにち定額コース1%1%1%1%1%
超割ポイント
プログラム
超割コース1%1%1%1%1%
超割コース(大口優遇)  2%2%2%2%2%
新手数料ポイントプログラムが開始

③かぶミニ™の手数料0円

手数料とは別にスプレッドがかかります。
手数料0円ETF銘柄においても、上記と同様の手数料がかかります。

楽天証券のコース別手数料の特徴

ゼロコース 国内株取引(現物/信用)手数料0円!国内株取引手数料”ゼロコース”を選択する

超割コース 55円/1回~。国内株取引手数料でもポイントが1%つく

超割コース 大口優遇 条件達成で、お取引に役立つ優遇サービスを受けながら国内株取引(現物/信用)手数料0円!
条件達成の方法も多彩!お取引手数料(外国株式、先物・オプション、金・プラチナ)の2%をポイントバック!

楽天証券のコース別手数料

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デイトレード割引(日計り取引片道手数料無料)でさらにお得!

ゼロコースの達成条件🆙

楽天証券のゼロコースを利用するにはSOR条件に同意すること

SOR(Smart Order Routing、スマートオーダールーティング)は、証券取引において最適な価格で注文を実行するための仕組みです。具体的には、東京証券取引所(東証)やPTS(私設取引システム)などの複数の市場から、どの市場が最良の価格を提供しているかを自動的に見極め、注文をその市場に送るシステムです。

例えば、楽天証券のSOR注文では、東証だけでなくPTSにも注文を送ります。
そして、東証の最良価格よりもPTSで有利な価格が得られる場合、その価格で取引が実行されます。
これにより、取引者は東証だけで取引する場合よりも、より良い価格で取引を行うことができます。
この価格の改善効果を追求するのがSORの目的です。

簡単に言えば、SORは複数の市場を巧みに使い分けて、最適な条件で取引を行うための仕組みであり、取引者にとって有利な価格で取引を行う手助けをしています。

ゼロコースを行うために必要な手続きは🆙

①『マイメニュー』をクリックする

②『申し込みが必要な取引(信用・先物・FXなど)』をクリックする

③国内株式→手数料コース→『確認・変更』をクリックする

④現在の手数料コース→『変更』をクリックする

⑤手数料コースの『ゼロコース』を選択、『条件に同意して内容を確認』をクリックする

⑥『変更する』をクリックする

⑦完了!!🌟

楽天証券でも新NISAの米国株式&海外ETFの売買手数料0円へ

楽天証券が2023年9月22日の発表された内容は以下のとおりです。

取扱商品手数料
国内株式(国内ETF・ETN・REIT・かぶミニ®(単元未満株)を含む)取引手数料 無料
手数料コースに限らずNISA口座内の国内株式取引は手数料無料です。いちにち定額コースではNISA口座内の取引は約定代金として計算いたしません。手数料は無料ですが、注文時点で本来の手数料を仮拘束いたします。約定後のメンテナンス時に資金拘束を解除し、買付余力にお戻しします。買取請求は当社取り次ぎ手数料として1件につき330円(税込)がかかります。かぶミニ®(単元未満株)は手数料と別にスプレッドがあります。
米国株式(米国ETFを含む)取引手数料 無料
手数料は無料ですが、注文時点で本来の手数料を仮拘束いたします。約定後のメンテナンス時に資金拘束を解除し、買付余力にお戻しします。
中国ETF・シンガポールETF取引手数料 無料
手数料は無料ですが、注文時点で本来の手数料を仮拘束いたします。約定後のメンテナンス時に資金拘束を解除し、買付余力にお戻しします。
中国株式(中国ETFを除く)1回の取引につき約定代金の0.275%(税込)がかかります。ただし最低手数料550円、手数料上限5,500円(いずれも税込)。特定口座、一般口座、NISA口座共通の手数料です。
アセアン株式(シンガポールETFを除く)1回の取引につき約定代金の1.1%(税込)がかかります。ただし最低手数料550円(税込)。特定口座、一般口座、NISA口座共通の手数料です。
投資信託取引手数料 無料
ファンドによっては売却時に信託財産留保額がかかるものがあります。
楽天証券 新NISAの米国株式&海外ETFの売買手数料0円

楽天証券の今回の発表は、プラン選択においてゼロコースとは別物です。
あくまでも新NISAに限定したプランのようです。
この文章を読むと手数料が一時的に拘束されます。
また中国株式・アセアン株式においては手数料がいままでどおりかかります。
このあたりを理解して取引を行う必要があります。
(SBI証券においても新興国株においては手数料がかかります)

✅ ゼロ革命 第3弾「米ドル/円」の為替手数料無料化

2023年12月4日(月)8:00注文分より米ドルリアルタイム為替取引の手数料を片道3銭から0銭へ引き下げ!
SBI証券と同様に同じく手数料が無料になりました。

✅通貨を選択

楽天証券ログイン後、「その他の商品」から「外国為替」を選択!

✅金額の入力

購入金額を入力、簡易為替シミュレーターを確認

✅注文の確認をして完了!

楽天証券のゼロコースのまとめ🐧

・国内株の手数料がゼロコースを選択することで無料になる。
・超割コースや超割コース大口コースは手数料のポイントのメリットがあるが、基本的には手数料が発生するため、ほとんどのユーザーはゼロコースで十分と思われる。
・株ミニ(単株)ではスプレットが発生するため、実質支払いが発生する。
・楽天証券のゼロコースを利用するにはSOR条件に同意する必要があり、詳細の記載はない。
(おそらく取引画面のチェックを入れるだけの可能性が高い)
・楽天証券のゼロコースとは関係ないが、新NISAの国内株・米国株・米国ETF・中国ETF・シンガポールETFは取引手数料が無料になる。
ただし、手数料は仮拘束されるために注意が必要。

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まとめ

SBI証券は9月30日(土)から、楽天証券は10月2日(月)からサービスを開始しました。
土曜日は株式市場が休みなので、実質的には10月2日からの開始と考えても差し支えありません。
(SBI証券の開始には、競争をリードしようとする意図が感じられますね)

SBI証券では、電子書面に変更、楽天証券ではSOR利用に同意することが必要です。
楽天証券のSOR利用にチェックを入れる必要がありますが、デメリットにもならないでしょう。

著者の私見ですが単元株を使用するユーザーが最も多くのメリットがあります。

日本株を売買のデメリットは、1株単位ではなく100株単位で取引することです。
どうしても高額となり、リスクが高い印象がありました。
一方、近年では単元株を購入するという選択肢も増えていきましたが手数料が重くのしかかり、ユーザーからは支持されませんでした。
この観点から見れば、今回のSBI証券、楽天証券の手数料改変はユーザーにとってデメリット(楽天証券ではスプレット問題があります)がなくなることは、非常に歓迎すべきことです。

日本株の売買を検討している方は、ゼロ革命やゼロコースを活用してみてください。

また第2弾としてSBI証券が新NISAの米国株や米国ETFの手数料が無料となり、ゼロコースではありませんが楽天証券も追従する形になりました。
新NISAにおいて投資信託でつみたて投資枠120万円を使い切ることができれば、非常に優秀な投資家といえます。
さらに資産に余裕がある投資家は成長投資枠を利用してインデックス投資信託をつみたてユーザーもいるでしょうが、日本の平均年収を考えるとごく少数でしょう。
著者はこのようなヘビーユーザーを除くと成長投資枠で米国株の短期・中期トレードをする猛者があらわれると予想しています。

皆さんは、この手数料無料サービスをどのように利用しますか。
ぜひ感想、ご意見を聞かせてくださいね。
では、次の記事をお会いしましょう。

【最新版】結局、ゼロ革命とゼロコースをどう利用したらいい?そんな疑問を徹底攻略🆙!!

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