億り人になりたい人クイズ(マネーリテラシーを試す3択)
この質問に答えてください。
Q 毎月、3000円の投資を10年間どう使いますか。
①毎月3,000円を貯蓄(年利0.001%)
②毎月3,000円を年利2%で運用する
③新駅で300万円アパートを購入。(家賃2万4,000円、借金返済2万7,604円。毎月返済3,604円)
いかがでしょうか。
インデックス投資を行っており、マネーリテラシーが高い人は②を選ぶ人が多いのではないでしょうか。
では結果を見ていきましょう。
このブログは本と投資は人を成長させるをコンセプトにしている40代サラリーマン投資家のぐりっとが書きました。興味がある人はぜひ他の記事をご覧ください。
答え
答えは③です。
詳細は以下のとおりになります。
①361,950円
②401,213円
③2,654,016円
あれ?、思っていた答えと違ったのではないでしょうか。
計算式は、このようになります。
年数 | ①貯蓄 | ②2%運用 | ③3604円借金 |
1 | 36,000 | 36,000 | -43,248 |
2 | 72,072 | 73,440 | -86,496 |
3 | 108,180 | 111,629 | -129,744 |
4 | 144,324 | 150,581 | –172,992 |
5 | 180,505 | 190,313 | -216,240 |
6 | 216,721 | 230,839 | -259,488 |
7 | 252,974 | 272,176 | -302,736 |
8 | 289,263 | 314,340 | -345,984 |
9 | 325,588 | 357,346 | -389,232 |
10 | 361,950 | 401,213 | 2,654,016 |
100.5% | 114.4% | 613.7% |
皆さんの想像どおり、③は9年間、赤字になります。
しかし10年後に現物資産の300万の不動産を売却することで、260万円の資産が増えます。
実際は維持費、修繕費、取引手数料などがかかります。
これを差し引いたときの200万円は手元に残ります。
いかがでしょうか。
この手法は、インデックス投資や米国株投資にはない逆転の方法で非常に興味が惹かれませんか。
この本で紹介されている一文を紹介します。
1年で億り人になる・・・・
「資産構築をするのに、
現在の貯金がゼロかどうかは、関係ありません。
誰もが「億り人」になれます。
世界でも指折りの投資家である師匠、オリバーから
教わったそのすべてを明かします」 ―――本文より
ぜひ興味がありましたら、こちらの本を読んでみてください。
ちなみに3,000円投資においてインデックス投資は非常に有名で良書だと思います。
サラリーマン投資手段としてあり?なし?
この手法は本書に興味を惹かれたのではないでしょうか。
ちなみに株クラ、ブログをみている人は年利5%、7%であればどうなるのかと興味がある人もいると思ったので、計算してみました。
5%であれば472,652(131.3%)、10%であれば527,577円(146.5%)です。
通常の高配当株やインデックス投資だけでは驚異的な数字は難しそうです。(ダブルバガーなどは例外です)
ここからはサラリーマン目線で、サラリーマン投資における2つの問題点について説明します。
1つめは資金力です。(本書では資金力がなくても調達力があれば解決できるといろいろな手法を紹介しています)
こちらはケースバイケースですが、サラリーマン投資においてこの資金力を確保できる(借金する力、金融資産を持っている)のであれば、挑戦する価値があるかもしれません。
2つめは最終的には投資対象、ビジネスモデルの構築です。
資金力を確保できたとして、ビジネスモデルで失敗することはよくあります。
サラリーマン投資において特定のスペシャリストとして活躍しているひとでない限り、投資案件をみつけることは非常に難しいかもしれません。
いずれにしてもサラリーマン投資家としては非常に興味が惹かれます。
現物投資を考えるきっかけになったのではないでしょうか。
これからも一緒に勉強していきましょう。
また本書を読んだ感想などコメント欄で記載していただけると嬉しいです。
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