日本株の連続増配指数登場!!投資信託『日本連続増配成長株オープン』ETF『One ETF 高配当日本株(1494)』紹介

連続増配ETFとして米国のVIGが有名ですね。
2023年にはSBI証券から連続増配投資信託(SBI・V・米国増配株式:VIG)が登場し、日本でも連続増配への関心が高まっています。
もし日本の連続増配銘柄の指数について知りたいのであれば、日本経済新聞に掲載されたニュースや連続増配の投資信託についての情報が参考になるかもしれません。

また日本の連続増配に焦点を当てた投資信託である「日本連続増配成長株オープン」についてもまとめています。

この記事で伝えたいポイントは以下のとおりです。

この記事のまとめ

・連続増配できる企業は業績が良く投資対象として優秀。
・日本の連続増配している銘柄に投資する戦略は配当、売却利益を含めると正しい戦略。
・ただし現状(2023/7/7時点)では日本の連続増配および手数料面で優秀な投資信託は存在しない。
・投資信託で選ぶのであれば、SBI・V・米国増配株式の米国株の方が手数料、実績面ではおススメ。

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目次

日経連続増配株指数と日経累進高配当株指数を理解しよう

最近の金融政策や株式市場の不透明感から、配当を重視した株が投資家の注目を集めています。
特に「連続増配」を実施している企業は、安定した収益基盤を持っていると評価されています。
このような事情により日経連続増配株指数が開発されました。
この指数は、日本の上場企業の中から、過去10年以上連続で配当を増やしている企業のうち、その期間の上位から最大70銘柄を選んで指数を計算します。

また、一部の上場企業は長期的な減配を避け、増配か配当を維持する「累進配当」という方針を掲げています。これは投資マネーを引き付けるための動きです。
一方、投資家は配当利回りの高さを重視する傾向があります。これらの観点を考慮し、日経累進高配当株指数も開発されました。
この指数は、実績ベースで10年以上累進配当を実施している企業の中から、予想配当利回りが高い順に30銘柄を選んで構成されます。

なお、日経は既に配当に関連した指数である日経平均高配当株50指数などを算出・公表しています。

「日経連続増配株指数」の主な特徴
- 国内証券取引所の全上場銘柄が対象
- 実績ベースの増配を原則10年以上続ける銘柄のうち、連続増配の年数上位から70銘柄を上限に採用
- 年1回定期見直しを実施、6月末に入れ替え
- 時価総額ウエート方式で算出(日次終値ベースで算出)、各銘柄のウエート上限は5%
- 2010年6月末を基点(10,000)として遡及算出

「日経累進高配当株指数」(愛称:しっかりインカム)の主な特徴
- 国内証券取引所の全上場銘柄が対象
- 実績ベースで減配せず増配か配当維持(累進配当)を10年以上続ける銘柄のうち、日経の予想配当に基づく配当利回りが高い順に30銘柄で構成
- 年1回定期見直しを実施、6月末に入れ替え
- 時価総額ウエート方式で算出(日次終値ベースで算出)、各銘柄のウエート上限は7%
- 2010年6月末を基点(10,000)として遡及算出

このように指標に基づく投資信託ができると投資対象が広がりますね。
ただし現状では日本の連続増配に対する投資信託は日本連続増配成長株オープンだけです。

投資信託の紹介:日本連続増配成長株オープン

ここからは日本連続増配成長株オープンを紹介します。

日本連続増配成長株マザーファンド(銘柄名 業種 純資産比率)

ニトリホールディングス 小売業 5.00%
ロート製薬 医薬品 4.74%
ワークマン 小売業 4.47%
ショーボンドホールディングス 建設業 3.78%
MS&ADインシュアランスグループホールディングス 保険業 3.63%
日本電信電話 情報・通信業 3.34%
ユニ・チャーム 化学 3.32%
KDDI 情報・通信業 2.92%
サンドラッグ 小売業 2.87%
花王 化学 2.78%

年間収益率の推移(暦年ベース)

気になるポイント

1⃣資産配分は株式が77.47%その他の資産が12.53%は不明瞭すぎる
2⃣運用管理費用年率1.584%、そのほかの費用 0.011%

日本の連続増配銘柄に投資をしたいですが、現状では一部のアクティブファンドしかありません。
楽天証券やSBI証券では買付手数料は無料とありますが詳細を読むと、その他の銀行などのでは買付手数料が3%以上かかります。

One ETF 高配当日本株(1494)

ファンドの特色

TOPIX(東証株価指数)の構成銘柄のうち、10年以上毎年増配しているか、安定した配当を維持している40~50銘柄を対象とした株価指数「S&P/JPX 配当貴族指数」との連動を目指すETFです。

対象指標の概要

TOPIX(東証株価指数)の構成銘柄のうち、10年以上毎年増配しているか、安定した配当を維持している40~50銘柄を対象とし、配当利回り加重平均を用いて計算される株価指数です。2006年7月31日を指数の基準日とし、同日の時価総額を100ポイントとしています。定期入替は年1回行います。

ファンド組入銘柄

証券コード銘柄名構成比
15901洋缶HD4.18%
21911住友林3.53%
38098稲畑産業3.20%
44202ダイセル3.11%
51719安藤ハザマ2.78%
(2023/07/05現在)

・信託報酬(税込)0.308%
・分配金利回り:2.95%
・純金融資産:179.6億円

まとめ:米国連続増配ETT・米国投資信託の方が投資対象として優秀

連続増配指数の登場は、投資家にとって評価するべきです。
ただし日本ではまだまだ株主還元の文化が米国ほど根強く浸透していないため、時間がかかるでしょう。

長期的な展望はわかりませんが、現時点では米国のETFであるVIGをおすすめします。
米国では株主還元の文化が発展しており、連続増配する銘柄の数や実績を考慮すると、米国の方が有利です。

連続増配に関する記事もたくさんありますので、興味があればリンクを共有しますので、参考にしてください。

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