高配当ETFの中で「安定した配当成長」を武器に、多くの投資家に支持されているのがVIG(バンガード米国増配株式ETF)です。
2024年、VIGの配当金は前年より増加しましたが、その成長率は若干鈍化気味。
一方で、ドル円レートの変動が投資成果にどう影響したのかも気になるところですね。
本記事では、VIGの2024年の実績を振り返りつつ、今後の投資戦略を考える材料をお届けします!
- 安定成長を重視した資産形成を考えている
- VIGやVYMなど、増配・高配当ETFに興味がある
- 円安・市場環境を考慮した柔軟な投資戦略を学びたい
- VIGの2024年配当金は前年比+5.3%増、増配率は鈍化傾向。
- 円安により日本円ベースでの資産形成は引き続き有利。
- 安定性を重視するなら、VIGは引き続き有力な選択肢。
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✅ 2024年のVIGの増配はどうだった?円安との相乗効果に注目
2024年Q4の配当金は $0.9642 となり、前年同期の $1.0995 から 12.31%減少 しました。
この減配は、2017年以来7年ぶりの出来事です。
2024年通期では、合計配当金は $3.495 と前年の $3.478 をわずかに上回り、増配率は 0.5% にとどまりました。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | Annual | 増配率 | |
2006 | $0.10 | $0.18 | $0.25 | $0.50 | ||
2007 | $0.18 | $0.19 | $0.22 | $0.28 | $0.87 | 74.0% |
2008 | $0.22 | $0.28 | $0.27 | $0.26 | $1.03 | 18.4% |
2009 | $0.28 | $0.23 | $0.23 | $0.24 | $0.98 | -4.9% |
2010 | $0.23 | $0.25 | $0.27 | $0.31 | $1.05 | 7.1% |
2011 | $0.27 | $0.28 | $0.29 | $0.33 | $1.17 | 11.4% |
2012 | $0.27 | $0.32 | $0.32 | $0.50 | $1.41 | 20.5% |
2013 | $0.29 | $0.35 | $0.36 | $0.40 | $1.39 | -1.4% |
2014 | $0.33 | $0.41 | $0.39 | $0.46 | $1.59 | 14.4% |
2015 | $0.46 | $0.44 | $0.44 | $0.48 | $1.82 | 14.5% |
2016 | $0.41 | $0.45 | $0.39 | $0.58 | $1.83 | 0.5% |
2017 | $0.43 | $0.52 | $0.43 | $0.55 | $1.92 | 4.9% |
2018 | $0.40 | $0.57 | $0.50 | $0.58 | $2.04 | 6.3% |
2019 | $0.51 | $0.47 | $0.55 | $0.60 | $2.13 | 4.4% |
2020 | $0.47 | $0.60 | $0.56 | $0.66 | $2.30 | 8.0% |
2021 | $0.51 | $0.68 | $0.70 | $0.77 | $2.66 | 15.7% |
2022 | $0.69 | $0.69 | $0.72 | $0.87 | $2.97 | 11.7% |
2023 | $0.7489 | $0.773 | $0.7705 | $0.9156 | $3.21 | 7.9% |
2024 | $0.7692 | $0.8992 | $0.8351 | $0.8756 | $3.38 | 5.3% |
✅ 2024年のVIGの増配はどうだった?円安との相乗効果に注目
2024年、VIGの通期配当金は3.38ドルと、前年の3.21ドルから増加しました(+5.3%)。
Q4の配当金は前年同期の0.9156ドルから0.8756ドルへ若干減少しましたが、通年では増配を維持しています。
一方、2024年末のドル円レートは156.69円と、前年の143.69円から円安が進行。
これにより、日本円ベースでは以下のような結果となります:
- 2023年の配当金(3.21ドル):約461円(143.69円換算)
- 2024年の配当金(3.38ドル):約530円(156.69円換算)
ドルベースの増加率が限定的でも、円安による恩恵で日本円換算の資産は増加しています。
配当実績(2006-2024)
年度 | Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | 通期 | 増配率 |
---|---|---|---|---|---|---|
2023 | 0.7489 | 0.773 | 0.7705 | 0.9156 | 3.21 | 7.9% |
2024 | 0.7692 | 0.8992 | 0.8351 | 0.8756 | 3.38 | 5.3% |
通期で考えると増配を続ける背景には、米国企業の強い業績基盤があります。
ただし、成長率が低下傾向にある点も見逃せません。
✅ VIG vs. VYM:どちらを選ぶべき?
VIGは安定成長、VYMは高配当利回りを重視するETFです。
以下の比較ポイントを参考に、どちらが自分に合っているかを検討してみましょう。
特徴 | VIG | VYM |
---|---|---|
Vanguard Dividend Appreciation ETF | Vanguard High Dividend Yield ETF | |
配当利回り | 1.78% | 約3.03% |
増配率 | 高め | 中程度 |
投資対象 | 増配実績10年以上の企業 | 配当利回り上位の企業 |
経費率 | 0.06% | 0.06% |
VIGは長期的な安定成長を求める投資家に、VYMは現金収入を重視する投資家に向いています。
finviz.comよりfinviz.comより
✅ まとめ
- VIGは2024年も安定した増配を実現。前年比+5.3%と、健全な成長を維持。
- 円安により、日本円ベースでの投資成果が向上。
- 配当利回りの高さを求めるならVYM、安定成長を狙うならVIGが選択肢に。
私自身は、VIGを引き続き保有しながら新たなETFも検討しています。
ポートフォリオにどのETFを加えるか、皆さんもぜひ考えてみてください!
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