金融資産が増やすために、どのように資産を配分するか悩んでいませんか。
今回は金融資産500万円と1000万円の理想的なアセットアロケーション(asset allocationについて解説します。
それぞれの金融資産や年収などによって変化しますが、資産形成の一例として参考にしていただければと思います。
- サラリーマンで将来の安定収入を求める方
- 資産形成を開始したい初心者の投資家
- 生活防衛資金を確保した上で積極的に資産を増やしたい人
📕 この記事の結論 📕
✅生活防衛資金確保が最優先
✅残りの資産は全て投資に回す
✅資産500万円以上でも生活防衛資金を増やさず、シンプルな投資信託に振り分け
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✅金融資産の規模に関係なく、生活防衛資金の確保しよう
✅3か月分または6か月分の生活防衛資金を確保しよう
投資の前にはまず、堅実な貯金が成功の鍵を握る。
サラリーマンが金融資産500万円または1000万円に限らず、まず最初に考えるべきなのは生活防衛資金の確保するべきです。
なぜかというと事故や病気、緊急な出費、働けない事情によって収入の変動に備える必要があります。
つまり、投資をどれだけ頑張ろうと、人生を詰むような場面になって、動かせるお金がないと詰んでしまいます。まずは何かあっても安定感のある生活を維持するためには、3か月分または6か月分の資金を備えておきましょう。
生活防衛資金については個人のリスク管理能力によって変わりますが、著者は金融資産が少ないときから100万円と決めていました。
ただし教育資金を含まれていたので徐々に預金は増えてきましたが、それでも金融資産の18%となっています。
✅残りの資産はすべて投資にまわそう
✅基本方針:生活防衛資金以外は投資にまわそう
生活防衛資金が確保できたら、残りのすべての資産は投資にまわしましょう。
あくまでも余剰資金であり、それ以外に使用する目的があれば、別に確保しておくべきです。
いずれにしても、継続できることが重要です。
サラリーマン投資では毎月定額を積み立てることで、資産を着実に増やすほうが向いているかもしれません。
✅金融資産500万円の場合
ここからは具体的に金融資産500万円で考えていきます。
仮に生活防衛資金が100万円とすると投資に回せるお金は400万円。
まずはコア戦略として、インデックス投資信託に300万円は投資しましょう。
投資信託は信託報酬が安いオルカンや米国、S&P500、このあたりで選ぶと間違いないでしょう。
本来であれば一括投資のほうが効率は良いでしょうが、ドルコスト平均法や毎月のクレカ積み立てを使うほうが、サラリーマン投資に向いていますね。
金融資産を少しずつ積み上げていきましょう。
残りの100万円は、サテライト戦略として米国株に投資してもよいし、高配当ETFを購入しても良いと思います。
金融資産500万円あれば、複利の効果を発揮しますが、実感が湧かないのも事実。
日々の生活を豊かにする意味で高配当ETFや高配当株を購入してみましょう。
ただし100万円を投資したとしても、同一銘柄に100万円を投資するのではなく分散することをおすすめします。
著者の経験上、1つの銘柄は全体の5%以下(金融資産500万円であれば25万円)にしておくと分散効果を生みます。
集中投資は金融資産を大きく高める効果はありますが、資産を減らすことにもつながります。
サラリーマンが投資するには、失敗した時のダメージが大きすぎるので、やめておいた方が無難でしょう。
投資先 | 投資額 | 投資タイプ | 分散対策 |
---|---|---|---|
投資信託 | 300万円~400万円 | 一括、つみたて投資 | 分散して運用 |
米国株 | 0~100万円 | サテライト銘柄 | 1銘柄25万円以下 |
高配当ETF | 0~100万円 | つみたて投資 | VYM、SPYD |
生活防衛資金 | 100万円 | 現金保持 | 教育資金含む |
このアセットアロケーションが最適解だということは理解していましたが、4年前の著者は日本株の比率が高く修正するまでに時間がかかりました。
このあたりは別の記事で紹介しているので、そちらをご参照ください。
4年前のアセットアロケーションは、まだまだ日本株の比率が高いため参考にしないでくださいね。
✅金融資産1000万円をこえた場合
金融資産が増えたとしても、生活防衛資金を上げてはいけません。
ただし使える資産は確実に余裕ができるでしょう。
投資の複利の効果を実感できるのも、この頃からでしょうか。
一定の金額を積み立てるを継続しましょう。
著者は、新興国投資や仮想通貨に振り分けていますが、今になって思うと必要はありませんでした。
もっとシンプルに投資信託に振り分けたらよかったと思っています。
おそらく、個別投資から投資をはじめたので、融通が効きにくかったのかもしれませんね。
投資先 | 投資額 | 投資タイプ | 分散対策 |
---|---|---|---|
投資信託 | 500万円~800万円 | 一括、つみたて投資 | 分散して運用 |
米国株 | 0~100万円 | サテライト銘柄 | 1銘柄25万円以下 |
高配当ETF | 0~300万円 | つみたて投資 | VYM、SPYD |
生活防衛資金 | 100万円~200万円 | 現金保持 | 教育資金含む |
✅よくある質問:資産配分とバランスの検討
✅株式と債券の比率は考えなくてもよい。40代までは株式に全振り
500万円や1000万円の資産を持つサラリーマンにとって、株式と債券の比率を検討することは資産運用においての重要なステップです。
一般的な基本原則として、若い世代やリタイアメントまでの期間が長い場合は、株式だけでよいでしょう。
これにより、リタイアメント時に資産が成長しやすくなります。
また500万円や1000万円の場合、資産の規模が大きくないため、債券比率をゼロに設定しましょう。
債券は安定感をもたらすが、資産規模が小さいとその影響が限定的であり、成長に制約が生じる可能性があります。
✅年齢と共に変化する戦略としてリスク資産から安全資産へ移行しよう
50代以降は、リタイアメントへの備えとして、安定感のある債券を導入することが有益です。
この段階では資産を守りつつ、将来の安定収入の確保が重要です。
徐々に債券比率を増やし、リスクヘッジを強化することで、安心してリタイアメントを迎えることができます。
✅資産運用の長期的な視点を持つこと
資産規模の通過点としての認識しよう
500万円や1000万円は、資産の通過点として捉えるべきです。
お金を貯める事を目標にしてしまうと、達成したことで満足してしまうことがあります。
金融資産500万円や1000万円は非常に大きな額ではありますが、リタイヤしたり子どもの教育資金としては足りないでしょう。
このように考えると目標を高くすることで、現在の立ち位置を俯瞰的にみていきましょう。
✅ まとめ
- 生活防衛資金確保が最優先
- サラリーマンは金融資産500万円または1000万円に限らず、まずは生活防衛資金の確保が必要。
- 突発的支出や働けない事態に備え、3か月分または6か月分の資金を備えよう。
- 生活防衛資金は著者の経験から100万円を目安に設定。
- 残りの資産は全て投資に
- 生活防衛資金確保後、残りの資産はすべて投資に回すべき。
- 継続的な投資が重要で、毎月の積み立てがサラリーマン投資に向いている。
- 金融資産500万円の場合の投資戦略
- 生活防衛資金100万円を差し引いた400万円の残りを使って、コア戦略とサテライト戦略を構築。
- コア戦略:300万円をインデックス投資信託に投資。オルカン、米国、S&P500など信託報酬が安い選択肢を利用。
- サテライト戦略:残りの100万円で米国株や高配当ETFに分散投資。分散効果を重視。
- 金融資産1000万円を超えた場合のアプローチ
- 生活防衛資金の拡充は避け、使える資産は余裕ができる。
- 投資の複利効果を実感しつつ、シンプルな投資信託への振り分けが効果的。
- 株式と債券の比率について
- 500万円や1000万円の資産規模では債券比率ゼロを選択。成長への制約が少なくなる。
- 50代以降はリタイアメントへの備えとして安定感のある債券を導入。
- 長期的な視点と資産規模の通過点
- 500万円や1000万円は資産の通過点と捉え、将来の目標を高く設定し俯瞰的に見ることが重要。
この記事を書きながら、改めて投資にはアセットアロケーションの重要性を理解しました。
仮に日本株を4割以上を保有し続けた場合、円安の影響を大きく受けてしまっていたでしょう。
あなたにとってアセットアロケーションをどのように管理していますか。
Xやブログ内のコメント欄で教えて下さい。
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