今回はオルカンと気になる投資信託をまとめました。
この記事を読むことで、投資信託の投資の幅を広げてくれるはずです。
✅新NISAを利用して投資をしている
✅オルカンに投資をしている
✅他の投資先を探している
📕 この記事の結論 📕
✅eMaxis Slim 全世界株式(オルカン、オールカントリー)、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)、iFreeNEXT FANG+インデックスがおすすめ
✅高配当投資信託はSBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)
✅新興国の有力候補は【サクっとインド株式】SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド
ネット証券を開設するならSBI証券がおすすめ!!
✅ eMaxis Slim 全世界株式(オルカン、オールカントリー)
まずは代表的なeMaxis Slim 全世界株式(オールカントリー)、いわゆるオルカンを紹介します。
投資経験者にとっては、この名前を聞くと「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2022」で1位に輝き、4年連続で人気ナンバー1ファンドに選ばれているので、この投資信託だけに投資をしている人も多いと思います。
『オルカン=日本で最も支持されている投資信託』です。
ネット上でもこれらの情報はあふれています。
必ず確認しておきましょう。
連動指数 | MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース) |
---|---|
購入時申込手数料 | 無料 |
信託報酬 | 0.05775%以内(年率・税込) |
運用会社 | 三菱UFJ国際投信株式会社 |
設定日 | 2018年10月31日 |
決算日 | 毎年4月25日(休業日の場合は翌営業日) |
✅eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
つぎに紹介するのはオルカンより純資産が多いeMAXIS Slim米国株式(S&P500)です。
比べてみるとオルカンよりトータルリターンは高いことが特徴です。
ファンド名 | eMAXIS Slim米国株式(S&P500) | eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) |
---|---|---|
運用会社名 | 三菱UFJ | 三菱UFJ |
カテゴリー | 国際株式・北米(F) | 国際株式・グローバル・含む日本(F) |
基準価額 | 24,342円 | 20,972円 |
純資産 | 3,012,130 百万円 | 1,839,034 百万円 |
ヘッジ | 無 | 無 |
インデックスファンド | インデックス | インデックス |
最低申込金額 | 100円以上1円単位 | 100円以上1円単位 |
販売手数料 | 0% | 0% |
信託報酬等(税込) | 0.09372%以内 | 0.05775%以内 |
償還日 | 無期限 | 無期限 |
運用年数 | 5年 | 5年 |
経費率 | 0.11% | 0.17% |
トータルリターン1年 | 23.46% | 20.99% |
トータルリターン3年 (年率) | 22.55% | 18.32% |
トータルリターン5年 (年率) | 18.20% | 14.92% |
シャープレシオ1年 | 1.49 | 1.48 |
シャープレシオ3年 | 1.44 | 1.34 |
シャープレシオ5年 | 1.01 | 0.87 |
標準偏差1年 | 15.70 | 14.20 |
標準偏差3年 | 15.70 | 13.66 |
標準偏差5年 | 18.05 | 17.19 |
トータルリターン等評価情報は 2023年11月30日 現在
著者はS&P500に積み立て投資を行っています。
✅iFreeNEXT FANG+インデックス
よりアグレッシブな投資をしたい人は、大和アセットマネジメントのiFreeNEXT FANG+インデックスがおすすめです。
こちらは投資信託というより、個別銘柄に近いかもしれません。
2023年はS&P500より成績が良かったため、YoutubeやSNSでは人気がありますね。
純資産は新NISAが始まってから大幅に増えており、今後の動向が気になる投資信託の1つですね。
投資信託 | iFreeNEXT FANG+インデックス |
委託会社名 | 大和アセットマネジメント |
運用方針 | 米国上場企業の株式に投資し、NYSE FANG+指数(配当込み、円ベース)の動きに連動した投資成果をめざします。 |
ベンチマーク | NYSE FANG+指数(円ベース) |
純資産 | 60,018百万円 |
信託報酬 (税込)/年 | 0.7755% |
設定日 | 2018/01/31 |
✅SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)
高配当投資として投資信託を購入するのであれば、VYM/SPYDの新ファンドは外すことができません。
この新ファンドの運用は2024年1月30日であり、まだ開始されていないファンドです。
SPYDは不安定さがあり、キャピタルゲインが期待できないためVYMのほうがおすすめ。
今後の高配当の投資信託として、この2つのファンドが主流になっていくことが予想されます。
- SBI・SPDR・S&P500高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)
- 愛称: 雪だるま(S&P500高配当株式-分配重視型)
- 投資対象: SPDR®ポートフォリオS&P500®高配当株式ETF(SPYD)
- 目標: S&P500高配当指数に連動する投資成果を目指す
- SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)
- 愛称: SBI・V・米国高配当株式(分配重視型)
- 投資対象: バンガード・米国高配当株式ETF(VYM)
- 目標: FTSEハイディビデンド・イールド・インデックスに連動する投資成果を目指す
✅募集期間および取扱い情報
- 募集期間: 2024年1月15日(月)から
- 設定・運用開始日: 2024年1月30日(火)午前8時30分
- 取扱い口座: 一般口座および新NISA口座
- 新NISA: 新NISAの成長投資枠に届出予定。新NISA口座でのお買付が可能。
✅注意事項
- 年4回決算型での分配を目指しますが、毎決算時の分配金の支払いを保証するものではない。
- 新NISAによる非課税保有には条件があり、取扱い、日程および内容は予告なしに変更される場合がある。
ファンド名 | 愛称 | 投資対象 | 目標 |
---|---|---|---|
SBI・SPDR・S&P500高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型) | 雪だるま | SPDR®ポートフォリオS&P500®高配当株式ETF(SPYD) | S&P500高配当指数に連動 |
SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型) | SBI・V・米国高配当株式 | バンガード・米国高配当株式ETF(VYM) | FTSEハイディビデンド・イールド・インデックスに連動 |
ファンド名 | SBI SPDR S&P500 高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型) | SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型) |
---|---|---|
愛称 | 雪だるま (S&P500高配当株式分配重視型) | SBI・V・米国高配当株式 (分配重視型) |
設定日 | 2024年1月30日予定 | 2024年1月30日予定 |
対象資産への投資 | 株式 | 株式 |
投資対象地域 | 北米 | 北米 |
実質的な負担 (年率・税込) | 0.1338%程度 | 0.1238%程度 |
対象インデックス | S&P500高配当指数※2(配当込み、円換算ベース) | FTSEハイディビデンド・イールド・インデックス3(円換算ベース) |
主要投資対象 (信託報酬控除前) | SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF (SPYD) | バンガード・米国高配当株式ETF (VYM) |
配当利回り(信託報酬控除前) | 年率4.76%(2023/12/20現在) | 年率3.29%(2023/11/30現在) |
決算日(休業日の場合は翌営業日) | 年4回 2月、5月、8月、11月 各20日 | 年4回 2月、5月、8月、11月 各20日 |
投資信託 | 投資信託:信託報酬 | ETF:経費率 |
---|---|---|
SPYD | 0.1338%程度 | 0.07% |
VYM | 0.1238%程度 | 0.06% |
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✅【サクっとインド株式】SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド
これからの時代を牽引するのはインドと考えているひとは、
SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド。信託報酬が0.5%以下であり、インデックスファンドとして投資が可能です。
つみたて投資枠ではありませんが、人気のファンドです。
新興国市場に投資を考えているひとは、こちらのファンドがおすすめです。
愛称:サクっとインド株式 | SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド||
投資対象資産/ 投資対象地域 | 実質的な負担 (年率・税込) | 対象インデックス |
主要投資対象 (ティッカー) | ||
株式/ アジア | 0.4638%程度 | S&P BSE SENSEXインデックス |
iシェアーズ・コア S&P BSE SENSEXインディアETF(9836.HK) |
✅ まとめ
eMaxis Slim 全世界株式(オルカン)
- 特徴:
- 投信ブロガー投票で4年連続1位。
- MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス連動。
- 運用情報:
- 購入手数料無料、信託報酬0.05775%。
- 2024年1月17日時点の基準価額:24,342円。
eMaxis Slim米国株式(S&P500)
- 特徴:
- 純資産が多く、トータルリターンが高め。
- S&P500に連動。
- 運用情報:
- 基準価額:20,972円、純資産:3,012,130百万円。
- 1年のトータルリターンは23.46%。
iFreeNEXT FANG+インデックス
- 特徴:
- アグレッシブ志向の投資。
- 大和アセットマネジメントのファンド。
- 運用情報:
- 純資産:60,018百万円。
- 対象はNYSE FANG+指数。
SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド
- 特徴:
- 高配当志向。
- VYMを主力とし、SPYDも検討。
- 運用情報:
- 対象はFTSEハイディビデンド・イールド・インデックス。
- 2024年1月30日に開始。
SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド
- 特徴:
- インド株式に投資。
- 信託報酬が0.5%以下。
- 運用情報:
- 対象はS&P BSE SENSEXインデックス。
これらのファンドはいずれも低い信託報酬を誇り、投資家にとって魅力的な選択肢ですね。
特に、eMaxis Slim 全世界株式(オルカン)は投信ブロガーから高い評価を得ており、長期的な資産形成において頼りになる存在です。
eMaxis Slim 米国株式(S&P500)はS&P500に連動し、トータルリターンが高い点も注目です。
アグレッシブ志向の投資を望むなら、iFreeNEXT FANG+インデックスが個別銘柄に近い性格で選択肢になります。
また、SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンドは高配当志向の投資に適しており、高いリターンを期待できます。
新NISAでの非課税保有も視野に入れつつ、賢く資産を増やすスタートを切りましょう。
これらのファンドを早めに取り入れ、着実に資産を積み重ねることで、将来の安定した経済的な基盤を築くことができます。
投資は時間とともに力を発揮するものですので、計画的かつ持続可能なスタートが成功への第一歩です。
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