投資初心者は投資を何からはじめるべきか知りたくないですか。
今回は投資初心者向けに口座の開設から新NISAを活用する方法をまとめました。
この記事を読むことで2024年からの新NISAの投資戦略を学ぶことができます。
✅ これから投資をはじめようと思っている
✅ ネット証券や新NISAについて興味がある
この記事の結論🐣
✅ 早く口座を解説しよう、ただし投資は長期で考えることが大切
✅ どうなりたいかで投資戦略は変わる(少額投資で徐々にお金を貯めて教育費や老後の資金を作るインデックス投資、いまの生活を豊かにするための高配当投資)
✅ 投資に正解はないけれど、投資をはじめることは必要
ネット証券を開設するならSBI証券がおすすめ!!
✅ 新NISAを始めるために証券口座を開設しよう
まずは証券口座を開設しましょう。
証券会社の口座を開設するとは、銀行と同じように証券会社に口座を作ることです。
証券会社に口座がないと投資を始めることはできません。
どの口座を作るかを迷っている場合は、SBI証券か楽天証券を選びましょう。
この2つの口座では手数料が無料になるサービスを開始されました。
どんな素晴らしいサービスであっても手数料が高いと損をしてしまう可能性があります。
他にもロボアドバイザーによる投資手法があります。
ただしウエルスナビはNISA対応ですが、ほかのロボアドバイザーは対象外です。
また別の記事にも書きましたが、銀行でNISAを開設するのは、ぜったいに避けましょう。
最悪の場合、長期投資を行っても資産を減らす可能性があります。
✅ 新NISAの投資戦略
証券会社に口座が開設した後に最低限知っておくべき新NISAの概要と投資ポイントについて解説します。
✅ 最低限、これだけは知っておこう!!新NISA
新NISAは、つみたて投資枠と成長投資枠の2つから構成されています。
つみたて投資枠は、年間120万円を上限に金融庁が認可した投資信託から選択できます。
成長投資枠は、年間240万円を上限に投資信託だけでなく、ETFや株式を購入することができます。
つみたて投資枠 | 成長投資枠 | ||
制度の併用 | 同時併用可 | ||
投資枠 | 年間投資枠 | 合わせて360万円 | |
120万円 | 240万円 | ||
非課税保有限度額 | 1,800万円※1 | ||
(総枠) | (うち成長投資枠は最大1,200万円まで保有可能) | ||
投資期間 | 制度実施期間 | 2024年1月~ | |
口座開設・ | 無期限(恒久化) | ||
非課税期間 | |||
対象年齢 | 18歳以上 | ||
対象商品 | 投資信託 | 上場株式・投資信託など | |
(条件を満たした商品のみ※2) | (一部除外商品あり※3) | ||
購入方法 | 積立 | 一括(スポット)・積立 |
#2長期の積立・分散投資に適した公募株式型投資信託で、金融庁への届出商品に限定
#3株式は整理・監理銘柄を除く。投資信託は信託期間が無期限または20年以上あるもので、高レバレッジ型・毎月分配型商品は除外
現行NISA | 新NISA | |
積み立て・一般 どちらかの口座のみ開設可 | 積み立てNISA40万円 一般NISA120万円 | 積み立て・一般(成長枠投資)の どちらも可能 |
非課税期間 | 積み立てNISA:20年間(最長2042年まで) 一般NISA5年間(最長2027年まで) | 無期限(恒久化) |
年間投資枠 | 積み立てNISA40万円 一般NISA120万円 | つみたて投資枠 120万円 成長投資枠 240万円 |
最大利用可能額 | つみたてNISA:最大800万円 (20年×40万円) 一般NISA:最大600万円 (5年×120万円) | 非課税保有限度額(総枠) 2つの投資枠合わせて1,800万円 (うち成長投資枠は最大1,200万円まで保有可能) |
売却分の投資枠 | 売却した場合も投資枠は復活しない | 売却した場合はその分の非課税保有限度額(総枠)が翌年以降 再利用可能 ※簿価(=取得価額)残高方式で管理 |
📌まとめ
・つみたて投資枠と成長投資枠の2種類がある。
・つみたて投資枠は従来の積み立てNISAと同じように投資信託へ投資ができる。ただし年間120万円と従来のつみたてNISA30万円より4倍になっている。
・成長枠投資は投資信託以外にも、個別株やETFに投資することができる。年間240万円の投資が可能。
・非課税期間は無期限、最大1800万円まで投資可能。
・売却した場合、次年度に売却額分を再び投資できる。
✅ 時間を味方にしよう!( 非課税限度額1800万円の使用期間)
つみたて投資枠と成長投資枠の年間上限は合計で360万円となります。
最短でこれらの枠を活用すると、5年間で投資資金に1800万円を充てることができます(360万円×5年=1800万円)。
理想的な投資手法は、インデックス投資信託に毎年360万円ずつ投資することであり、また毎月30万円ずつ分散投資する方法です。
この手法は再現性が高く、勝率が高いと言えます。
ただし、日本人の平均給料を考慮すると、金融資産をすでに持っている一部の資産家を除いて、現実的には難しいかもしれません。
したがって、投資初心者はつみたて枠を毎年使い切ることを目指すと良いでしょう。
この方法ならば15年間で(年間120万円×15年=1800万円)に投資をすることができます。
さらに、時間をかけることができる場合は、60年(毎年30万円×60年=1800万円)、30年(毎年60万円×30年=1800万円)など、分割して投資することもできます。
投資を行う際には、自分の生活や年齢などを配慮し、無理のない範囲で投資を進めることが重要です。
無理せず着実に投資を進めることで、資産形成を実現していきましょう。
- まずは、つみたて投資枠(年間120万円)以内で、積み立てる習慣をつけよう。
- 無理をせずに積み立て期間を設定しよう。
- 年間120万円を超える投資ができてきたら、成長投資枠を活用しよう。
✅ 将来へ投資するか、いまに投資するか
インデックス投資信託が最適解のように伝えていますが、弱点はあります。
それは、資産形成まで時間がかかることです。
一方で投資期間が長い事で損する可能性が低いというメリットがあります。
つまり、インデックス投資は将来的な安定したリターンを期待できる投資方法ですが、即座に大きな富を築くことは難しいかもしれません。
インデックス投資は「将来金持ちになるために、今を我慢しなさい」という考え方に基づいた投資方法です。
資産が着実に成長するためには時間が必要ですが、それによってリスクも低減されるという利点があります。
成長投資枠は、インデックス投資信託以外にも高配当投資や日米の個別銘柄、そして新興国銘柄にも投資できる枠を指します。
例えば成長投資枠240万円を利回り5%の個別株に投資することで、毎年の配当として12万円を受け取ることができます。
このお金は家族での旅行や自分の好きな趣味に使うことができます。
成長投資枠は自由に使えるお金であり、老後の蓄えを重視する一方で、現在の楽しみや充実した生活にも活用することができます。
大金持ちになることだけが目標ではなく、今の生活も大事にすることが大切です。
老後の備えは必要ですが、成長投資枠を通じて今を楽しむことも大切にしてください。
将来の安定を追求しながらも、現在の幸福を見逃さないようにしましょう。
- 成長枠投資は、自由に投資をできる反面、目的をしっかり決めることが大切。
- 将来へ投資を考えるのであれば、インデックス投資へ投資するほうが効率が良い
- ただし将来へ投資ばかりすると、今のあなたの生活に全く反映されない。
✅投資先はオルカン1本!!
当ブログでは、オルカンについて記事をたくさん紹介しています。
それはインデックスの完成された形であり、投資=オルカンと考えてもよいのではと思っています。
このあたりの考え方はひとには違いますが万人にお勧めできる投資法であることは間違いありません。
✅ 振り返り
今回の記事を書くきっかけは、実家に帰省した時の姉と兄との会話でした。
姉はいままで投資を行っておらず、クレジットカードやネット銀行にも疎い生活をしています。
そのうえ、コンビニを毎日利用しており、絵に書いたような情報弱者でした。
いままでお金の話はしませんでしたが、この日はなぜかこのような話になり、投資を始めることを投資初心者の兄が勧めていました。
今回はそんな姉に伝わるようにNISAについて解説しましたが、いかがだったでしょうか?
ただし、これはあくまでも個人的な見解であり投資に絶対はありません。
また生活スタイルや年収、家族構成などはそれぞれ異なります。
あなたの生活に合わせた投資方法を模索していくことが必要でしょう。
迷うようであれば、当ブログにご相談ください。
一緒に最適解をみつけていきましょう。
ではでは。次の記事でお会いしましょう。
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