【楽天証券/SBI証券】オルカン1本でFIREできるか検証してみた

今回はeMaxis Slim 全世界株式(オールカントリー)だけでFIRE後の生活が成り立つのか検証してみました。

 eMaxis Slim 全世界株式(オールカントリー)は非常に優秀な投資信託ですが、FIRE(=Financial Independence, Retire Early、経済的自立、早期リタイヤ)となると難しいと思っている人が多いはずです。

この記事を読むと、オルカンをとおした早期リタイヤという視点で経済をのぞき見ることができます。

この記事は以下のようなひとにおすすめ!

FIRE(=Financial Independence, Retire Early、経済的自立、早期リタイヤ)に興味がある

eMaxis Slim 全世界株式(オールカントリー)に投資をしている

eMaxis Slim 全世界株式(オールカントリー)でFIREできるか知りたい

この記事の結論🐣

✅ eMaxis Slim 全世界株式(オールカントリー)は非常に優秀。FIREできてしまう。
理由:eMaxis Slim 全世界株式(オールカントリー)設定から(2018年-2023年)平均11.5%の好成績だから!!
未来は誰にもわからない。資産と支出のバランスが合えばオルカンだけでFIREできる!!

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目次

 eMaxis Slim 全世界株式(オルカン、オールカントリー)とは

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」を略してオルカンと呼ばれています。
投資経験者にとっては、この名前を聞くと「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2022」で1位に輝き、4年連続で人気ナンバー1ファンドに選ばれているので、この投資信託だけに投資をしている人も多いはず。
つまり『オルカン=日本で最も支持されている投資信託』と言っても過言ではありません。

連動指数MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)
購入時申込手数料無料
信託報酬0.05775%以内(年率・税込)
運用会社三菱UFJ国際投信株式会社
設定日2018年10月31日
決算日毎年4月25日(休業日の場合は翌営業日)

eMaxis Slim 全世界株式(オールカントリー)の運用成績

 1ヵ月6ヵ月1年3年5年設定来
オルカン-3.26%9.69%10.66%19.70%13.90%91.68%
2023.11.15現在

FIRE(=Financial Independence, Retire Early)とは?

FIRE(ファイア)とは、最近注目されている考え方で、「Financial Independence, Retire Early」の略です。
つまり、「経済的な自立と早期の退職」を目指すスタイルです。
自分のお金で生活し、早めに仕事を辞めて自分の時間を大切にしたいというのが基本的な考え方です。

FIREに取り組む人々は、主に30代や40代で、自分の資産を通して安定した生活を築くことを目指しています。
この目標を達成するためには、詳細な収支計画やライフプランを立てることが不可欠です。

ちなみに、「早期リタイア」も似たような意味合いを持っていますが、FIREでは少し違います。
通常の早期リタイアでは、貯蓄や退職金、遺産相続などで老後の生活資金を確保しますが、FIREではそこに加えて投資を活用し、資産の運用益で生計を立てることが特徴です。

FIREのメリットとして、退職後も安定して生活が続けられることが挙げられます。
通常の早期リタイアでは、蓄えがなくなると問題が生じる可能性がありますが、FIREでは資産の運用益によって不労所得を確保し、長期的に安心して生活できるのです。

FIREを実現するためには、年間の支出の25倍の資産を目指す人が多いようです。
これは「4%ルール」と呼ばれる考え方に基づいています。
4%未満の支出率を維持することで、資産が持続的に減少せず、退職後も経済的に安定した生活ができるとされています。

簡単に言えば、FIREを実現するためには賢明な投資と収支の計画が欠かせません。
ただし、投資にはリスクが伴いますので、計画を立てる際には細心の注意が必要です。
安定した未来を築くためには、慎重にステップを進めていくことが肝要ですね。

  1. 年間支出が300万円の場合: 資産 = 300万円 ÷ 0.04 = 7,500万円
  2. 年間支出が400万円の場合: 資産 = 400万円 ÷ 0.04 = 1億円
  3. 年間支出が500万円の場合: 資産 = 500万円 ÷ 0.04 = 1億2,500万円

オルカンでFIREに挑戦したら?シミュレーション結果

年間支出額は各個人の生活スタイルに応じて異なります。

また年間支出500万円を想定すると一般サラリーマンでは1億円2千万円を貯めることは容易ではありません。

何かしらのアクションプランが必要になるかもしれません。

ただしFIREの達成後であればオルカンで4%ルールを適応することで、その資産から安定した生計を立てることが可能でした。

オルカンは2018年から2023年までの6年間で91.68%の好成績を収め、年平均で約11.5%の成長を達成しました。

まとめ

高配当投資は確かにインカムゲインで生計を立てる手段としてよく取られますが、今回のようにキャピタルゲインを重視し、かつ安心感を得るオルカン派のFIRE戦略も一つのアプローチですね。

ただし、投資には必ずしもリスクがつきものです。
過去の好成績が将来も続くとは限りませんし、市場の変動や予測不能な要因が影響を与える可能性があります。

計算上の可能性があるからと言っても、実際の結果は保証されないことを理解しておく必要があります。

FIREを目指す際は、投資は不可欠な要素ですが、その際には十分なリサーチと検討が求められますね。
この記事だけでFIREしないと思いますが、投資はあくまでも自己責任で行ってください。

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