高配当株はやめておけ派の主張とインデックス投資信託との比較

高配当株は魅力的ですが、一方で「高配当はやめておけ」という主張している人がいます。

なぜ高配当株は否定的な意見があり、インデックス投資信託は否定的な意見が少ないのでしょうか?

この記事では、高配当株への注意点とインデックス投資信託との比較をまとめてみました。

この記事は以下のようなひとにおすすめ!

高配当株に投資を考えている

インデックス投資信託と高配当株のどちらが儲かるか知りたい

サラリーマン投資にはどちらが向いているのか知りたい

この記事の結論

✅ 高配当投資よりインデックス投資のほうが利益が高い
✅ 高配当投資はインデックス投資よりリスクがある
✅ ただしFIRE戦略では、高配当投資に切り替えるのはあり

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目次

✅高配当株をやめておけ派の主張3つ

高配当株は安定している反面、株価は上がらない

高配当株は収益性が高い一方で、それに伴うリスクも高まります。

特定の企業へ投資するとリスクが影響を与えやすく、市場の変動に敏感です。

対照的に、インデックス投資信託は多様な資産を含み、リスクを分散しやすい特徴があります。

もちろんETFでは安定した投資は可能ですが、リターンとのバランスではインデックス投資のほうが利益が高いともいえます。

✅高配当株では管理、分散にコストと時間が必要

高配当株の選別や監視には時間と労力がかかります。

企業の財務状況や配当政策の変化を追う必要があります。

一方で、インデックス投資信託は自動的に構築され、運用されるため、投資家は管理の手間を軽減でき、低いコストでポートフォリオを維持できます。

項目高配当株インデックス投資信託
投資対象個々の高配当銘柄複数の銘柄や資産クラスに分散したポートフォリオ
ポートフォリオの構成特定の高配当を有する銘柄に焦点幅広い銘柄、セクター、地域を網羅
リスクとリターンのバランス個別銘柄の特定リスクが影響分散投資によるリスク軽減とリターン向上
配当利回り高い一般的には低い
管理の手間とコスト選別と監視に手間がかかる自動的な構築と低い運用費用
分散投資とリスクヘッジ限定的広範な分散によるリスクヘッジ
長期的なパフォーマンス企業の具体的な状況に左右されやすい市場全体の動きを反映し、長期的に安定的

VYMやSPYDのようなETFであれば信託報酬は抑えることができますが、それでもインデックス投資信託のほうが低く設定されています。

✅インデックス投資信託は自動で分散投資が可能

高配当株には企業の特定リスクが存在しますが、インデックス投資信託は複数の企業やセクターに分散されるため、個々の企業の影響を受けにくくなります。

これにより、リスクをヘッジしやすく、ポートフォリオ全体の安定性が向上します。

項目VTIVYM
投資対象全米株式市場高配当利回りの米国株式
ポートフォリオの構成大型、中型、小型企業株式を網羅高配当銘柄に焦点を当てた構成
配当利回り約1.3% (2022年時点)約3.0% (2022年時点)
純資産総額約1兆8,000億ドル (2022年時点)約3,000億ドル (2022年時点)
年間運用費用率0.03%0.06%
パフォーマンス(5年間)約133.5% (2022年時点)約94.2% (2022年時点)

✅インデックス投資信託と高配当株の長期的なパフォーマンスを比較

高配当株の価格は企業の具体的な状況に左右されやすく、短期的な変動が大きい傾向があります。

一方で、インデックス投資信託は市場全体の動きを追うため、長期的な安定性が期待されます。

持続可能な成長と安定したリターンを求める投資家にとって、インデックス投資信託が魅力的な選択肢となります。

ただし最大下落率はほぼ横ばいですが、年間下落率ではVYMは-5.05%と指数より下落していません。

暴落時の考え方は意見が分かれそうですが、トータルで考えるとS&P500や全世界株式のほうが成績が良い事は確かです。

2000-2023年のトータルリターン

バンガード・トータル・ストック・マーケットETF:7.92%
バンガード S&P 500 ETF:8.74%
バンガード高配当利回りETF:5.02%

✅ まとめ

✅まとめ

高配当株とインデックス投資信託はそれぞれ異なる特性を持っています。
サラリーマン投資家が金融資産を増やすことを目的しているのであれば、高配当株を取り入れる必要はなく、淡々とインデックス投資信託に投資するほうがリターンを得られそうです。
ただし、リタイヤすることを前提とした投資や、現時点で資産が必要なステージに入っている場合は高配当株に投資することも選択肢と加えてもよさそうです。
しかし、リバランスや株の下落時の対応に悩まされる可能性があるので注意して対応していきましょう

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